ポン(何となく命名)が来た



2008/6/5(家に来ての初日)

 二匹目のオカメインコ、とりあえず、名前は『ポン』です。

 養子縁組もそこそこに、とにかく、今日は疲れたので・・・

2008/6/6(2)

 クウ(オネエオカメ)の時より、美人(美男子?)・・・かも
 昨日、顔合わせを済ましましたが、今日は5p程まで接近。ポンにすれば今まで親と過ごしていたので何の違和感もないようなのですが、クウは興味津々。それでも、お互い、妙に興奮はしないようで、これならば何とか仲良く過ごせそうです。
 手の中に包んで頭をなでると、すぐ寝ます。人見知りの少ない(肝の据わった?)オカメです。

2008/6/7(3)

 突付かないかと、恐る恐る近づけると、姉の愛情表現、毛繕いを1本。
 孵化2週間の幼鳥は自分で餌を食べることができないので、粟玉をお湯でふやかして、スプーンなどで与えます。昨朝、食べようとせず、少し心配だったのですが、生きるために自然とついばむようになります(昼過ぎ)。オカメ(に限らず?)の幼鳥の食事はかなり、騒がしく、必ず、『キュッキュッキュ』と鳴きながら呑み込んでいきます。食べると言うのではなく、まさに呑み込んで、呑み込んで、とにかく、腹一杯にします。そして、寝ます。


2008/6/8(4)

 粟玉はホームセンターなどに置いてあります。わが家では、お猪口が餌入れです。腐らせないよう冷凍庫に入れ、食事の時は、そこへ粟玉とお湯を注ぎ足し、レンジで25秒、人肌より、少し熱い目にして与えます。スプーンに少量、取り、口先に持っていくと機関銃のような速さで、キュッキュッキュと鳴きながら、自分で喉奥へ掻き込んで行きます。クウの時(やや薄い鶯色)と違って薄い黄色の便に戸惑っていますが、至って健康そうなので心配はしていません。
 ほんの3日で随分、羽がふんわりしてきました。我が家にやって来た日(6/5)は、孵化2週間を越しているのかも知れません。

 尾羽の部分です。ホウキかハタキのようですが、柄の部分が自然に割れたり、自分のくちばしで噛み砕いて羽根になります。飛ぶことができるまで、便の処理がし易いようにティッシュペーパーを敷いた段ボール箱が巣になりますが、そこには、剥がれ落ちた柄の部分がかなり散らかっています。
 本日、羽ばたきを1回、確認しました。

2008/6/9(5)

 オカメ(に限らず?)の雛はウンチをするタイミングが察知できます。尻を突き出すようにして、後ずさりします。手の上でも同じ行動をします。別に、人間に気を遣っている訳ではありません。単なる習性です。巣内を清潔に保つために、巣からお尻を出し、外に排泄する自然の行動です。それも、かなり力んで、勢い良くします。漫画ではありませんが、まさに、プリッと言う感じです。1回ごとの大きさも、良く食べる分、大きく、成鳥であるクウのウンチより優に5倍を超す大きさです。
 そのクウなのですが、毎朝、掃除するケージの中に、必ず、ポンに優るとも劣らないデカウンチを1個、発見します。しかも、まだ柔らかい。これも、捕食される側にある小鳥の習性のひとつです。飛ぶ鳥は自分の身体を軽くするために、たとえ飛んでいる最中でも、貯まったウンチを常に排泄しますが、ただし、眠っている時はしません。これは敵に、下に落ちたウンチで自分の位置を悟られ、寝込みを襲われないようにする為の知恵です。
 ・・・と言うことで、お分かりでしょう。寝起きのウンチ(一晩分)はデカイ!!

2008/6/10(6)
 昨日から羽ばたきのポーズをさかんにします。鳥としての宿命である『飛ぶ』ことへの準備は、親がいなくても本能的に始めます。

 オカメの幼鳥が発する鳴き声は
シュッシュッシュ:『なんだ!このやろう』(気配を感ずると、とりあえず威嚇)
ガーガーガー:『腹減った〜』(敵でないと判断すると餌の催促)
キュッキュッキュ:『うまい!うまい』(食事の最中)
頼りなさそうに、かすれたようにキュ〜〜キュ〜〜:『満足満足』or『眠い〜』
 威嚇のポーズは肩をいからせ気味にして、身体をゆっくり左右に動かします。敵を追い払おうと、小さくて、さらに逃げることのできない自分を大きく見せるためです。人間で言う、ちんぴらが意気がるポーズと同じです(自分を大きく見せて脅す)。
 『キュ〜〜』の声は人間の呼び掛けに反応しても発しますが、単に眠いときの生返事のようにも・・・。でも、何となく喋る雰囲気がありそうなので、もし、オスならばと期待をふくらませ、とりあえず、「オハヨウ」と催眠をかけるように繰り返し、呼び掛けています。まあ、ぬか喜びに終わる可能性(50%)もありますが・・・
 伸びの姿勢も一人前になってきました。右、左と片方の羽と足を同時に伸ばし、その後、両翼を上に伸ばします。そして尾羽を左右にブルブルブル、最後に体全体をバタバタバタと震います。

2008/6/11(7)

 ツバメを見ていても気づくとは思いますが、雛は日中の間、四六時中、運ばれた餌を拒否することなく(奪い合って)腹に入れます。その分、成長も早いように、体の仕組みが出来ているのだと思いますが、これも鳥の宿命に違いありません。いかに早く飛べるかによって、外敵に捕食される可能性を低くする必要があるからです(と思います)。まあ、『良く食べ、良く寝る』、これが早い成長の秘訣であることは、『寝る子は育つ』の人間でも変わりありませんが・・・(成長ホルモン分泌は睡眠時の方が多い?)
 昨日は店の定休日で、昼過ぎから出掛け帰宅が5時で、結局、ポンの夕食は6時過ぎ。待ちかねたポンの食べっぷりはいつもの2倍?、通常、餌やりは3〜4時間置き、1日6回と決めているのですが、自分で餌を食べるようになるまで、しばらくは遠出も出来ません。
 小鳥をペットに飼いたいと思っても、家を空けることや雛を育てる苦労に二の足を踏む方には、成鳥(餌と水を十分に用意すれば3日間ぐらいの留守は大丈夫?)を手に入れると言う手段があるのですが、ただ、なつく(信頼関係)度合いの違いはあると思います。
 最初、2匹目を紹介してもらう時、成鳥のオスをと言う話があったのですが、オカメインコの場合、小鳥の中では性格も穏やかなのですが、それでも雛のうちに、親鳥だけに育てられた場合、人間自体が自分とは別の生き物と理解しているため、当然、慣れていません。ケージから出せば、捕まえるのに一苦労しますし、捕まえれば捕まえたで、くちばしの攻撃があります。乾燥したカボチャやヒマワリの種を噛み砕くほどの強烈な力を持っているので注意も必要になってきます。
 結局、オスでもメスでも、それは気にしない(出来ればオスの方がいいのですが・・・)と言うことで、幼鳥を希望しました。クウのなつき具合を思えば、当然の結論ですし、実際、ただ、クウが寂しいだろうと言う気持ちが一番でしたから・・・
 ひとつ、里親として心配なのは、ポンが成鳥になった時点(2羽ともルチノー)で、果たして見分けが付くのだろうかと言うことです。反面、これだけ身近に接していれば、個体の違いはもちろん、鳴き声、仕草、雰囲気で分かるだろうと言う自信もありますが・・・

2008/6/12(8)

 頭部以外の羽は、ほぼ、揃った感じで、盛んに羽ばたき練習をするようになりました。ただ、尾羽が十分伸びていないので、もし飛べたにしても安定性に問題がありそうです。これから(もうちょっと先?)家の中で飛行訓練が始まりますが、いずれにしても、自由自在に飛べるまでには時間を要しますし、それ以上に激突や思わぬ位置への落下に対する注意が必要になります。

2008/6/13(9)

 見ての通りです。

2008/6/14(10)

 盛んに塩土をかじり、砂嚢(さのう)への初めての砂の補給をします。同時に、動物に体にとって不可欠の塩も採るのですが、人間の場合も同様に不可欠なものなのですが、逆に、過剰摂取は弊害になります。果たして、かじりたいだけかじらせていいものか、少し心配ですが、オカメ自身の体が自然に要求していると解釈しています。人間の飽食による過剰摂取とは少し意味が違いますので・・・

2008/6/15(11)

 最初に覚えさそうと、懸命に『オハヨウ』と話しかけています。その呼び掛けに、逐一、意味不明の返事はするのですが、オウムなのにオウム返しと言う訳には行きません。尾羽を格納していた管もなくなり、伸びてきました。その尾羽の裏側を見ると

 あれ?横縞が・・・

 ノーマルのグレーであれば、はっきりと横縞が際立つのですが、それがメスの特徴です。ルチノーの場合、薄い黄色と白で分かりづらいのですが・・・、確かに、模様が見えます。クウの時と一緒です。どうも、女の子のようです。今までの呼び掛けは徒労に終わりそうです。
 少し、がっかりはしましたが、まあ、目的はクウの退屈を解消させることですので、仕方ありません。次の課題は、いかに、仲良くさせるかです。
 それにしても、わが家の男性勢力の回復(2対3)に期待を寄せていたのですが、ますます、苦しい状況(1対4)になりました。

2008/6/16(12)

 今日から本格的に普通の餌を与え始めました。ガーガーと口を開け、スプーンを要求していたのですが、良くしたもので、自然と餌をついばむようになりました。妻が「10pほど飛んだ」ということで、飛行開始初日なのですが、自分は確認していません。いずれにしても、翼部分の毛繕いはしきりで、飛ぶ準備に余念がありません。

2008/6/17(13)

 自分の位置が周りよりも高いと認識できる箱の上に乗せると、羽ばたきをします。飛ぶぞ飛ぶぞと思わせぶりなのですが、まだ決心が付かないようです。とにかく、そろそろ、ケージが必要です。

2008/6/18(14)
 新しいケージを買ってきました。今日からケージ暮しです。かなり、しっかり立てるようになりましたが、まだまだ、よちよち歩きで、付属の容器での餌と水の摂取には無理がありそうなので、とりあえず、器に入れ、底網の上に置くことにしました。

 居心地は悪くはなさそうです。

 飛ぶほうも距離3mほどを確認したのですが、舵取りに難があるため、直線的に飛び、突き当たりにしがみつく状態です。

2008/6/19(15)
 ケージの入口に立ったポンは準備運動の幅滝を何回か繰り返し、そして飛び立ちました。受け止めるタイミングがずれ、おまけに部屋のドアが開いていたため、90度左折し、そのまま、直進、居間のブラインドまでの10m飛行に成功しました。飛行といっても、どちらかと言うと飛行機ではなく、飛行船のスピードで浮かんで進んだと言う表現が適当です。
 さて、問題です。どちらがニューフェース?

 頭部分もすっかり、成鳥の状態です。でも、尾羽の長さで一目瞭然です。まだ、成長段階で、身体もかなり細く、冠羽もしゃくれていません。尾羽同様、もう少し伸び、先端が前方に反ります。

2008/6/20(16)
 5日目ぐらいの時に足をクウに突付かれ(クウはひも状のものに興味を示す)、悲鳴を上げたことがあります。その時のトラウマなのか、クウの極端な接近(5p以内?)は嫌います。でも、どうも、クウより気が強いようで、突付く振りをし、追い払います。このままでは仲良し計画も暗礁に乗り上げそうで、少し困っています。とりあえず、日本語で叱ってはいますが・・・

 昨日から、日中、同じ部屋に置くことにしました。オカメ同士をそばに置いたので、これで、ますます、人間の言葉を喋る可能性が低くなりますが・・・、(実はまだ、諦めていません)

2008/6/21(17)



 レンズからの距離が違いますので大きさの比較にはなりませんが、こうして見ると幼い分、ずんぐりしています。1年間鍛えると、下のようになります。
 まだまだ、危なっかしい飛行ですが、飛びついた服にしがみついて、肩まで自力(くちばしと足)で這い上がります。人間に育てられると手の上を嫌がることも無く、さらに肩の上が一番のお気に入りです。これも鳥の習性です。敵機襲来に備えて最も見通しの効く場所です。本当は人間の頭の上なのでしょうが、人間が嫌がるので、次に高くて安定した場所です。

2008/6/22(18)

 今日は一日雨、光量不足でかなり画像が粗い・・・です。
 図書館で借りたペット本に、『オカメインコは非常に臆病なのですが、性格は穏やかで社交的』と言う紹介があったのを記憶しています。最初のオカメであるクウを見ていて、「なるほど、これが、そうなんだ」と、クウが、すべてのオカメインコを代表していると思っていました。
 ところが、2羽目のポンの成長と比較すると、その性格の違いに驚かされます。考えてみれば、それが自然なのでしょうが、オカメインコも人間同様、それぞれの性格があるようです。
 で、何が違っているかと言うと、とりあえず、臆病な性格です。音、動く物体(動体視力が優れている)への反応が極端に違います。と言うより、ポンはひょっとして臆病ではないのかも知れません。同じぐらいの時、クウはカラス、トンビの鳴き声で後ずさり、いやいや、蝶々が目に入っただけで大騒ぎだったのに、ポンに至っては、どこ吹く風です。

2008/6/23(19)

 2羽のオカメインコを譲って頂いた女性が見え、性別は1ヶ月では判断が付かず、最低でも半年ぐらいと言うことです。自分が応対したのではないので、尾羽、風切羽の横縞模様との関連性を含め、どこで判断するのか分からなかったのですが、いずれにせよ、期待は続くことになりました。
 それにしても、ポンはおしゃべりです。言葉ではなく、ガ〜ガ〜語です。それも、こちらの問い掛けに逐一、反応します。 『オハヨ』と言えば『ガガガ』、『ポンチャン』と言えば『ガッガガ』、それなりに解釈すれば、それなりに聞こえないこともないのですが、それ故、『そうそう、それを日本語にすれば、いいんだよ』と、微妙に期待感を膨らませてくれます。

2008/6/24(20)

 先週から咳が出てきました。オカメインコではありません。自分(人間)です。どうも風邪を引いたようなのですが、妻は、「『鳥インフルエンザ』だ、『オウム病』だ」と騒ぎ立てます。『鳥インフルエンザ』であれば、2羽とも既に昇天しているはずなので、その可能性はないのですが、『オウム病』の可能性は否定できません。直接、養鳥をしているところから直接、譲ってもらったので、オウム病(クラミジア菌)の検査はしていないと思われますが、楽観的に考えれば、職業として鳥の繁殖をしている以上、その対策(親鳥の検査)は万全だと解釈できます。ただ、このオウム病は、鳥にとっては自然宿主、いわゆる、健康保菌者と言うことで、一抹の不安はあるのですが・・・(ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ)

2008/6/25(21)

 ポンは生まれたばかりで、それほどでもないのですが、鳥も今が衣替えの時期のようです。毎日掃除するケージには、抜け落ちた羽の数が増えてきました。毛繕いの後、身体を震わせて、細かい羽も払い落とすしますが、舞い上がった羽は、相当時間、空中を漂うことになります。また、ケージを洗う時、水分を含んだ羽の大きさは消えて無くなるほどです。飛ぶために出来上がった体のパーツである羽の軽さを実感します。

2008/6/26(22)

 2羽になり、退屈も解消され、人の気配を察知し、呼びつける鳴き声も少なくなるものと期待していたのですが、あに図らんや、2倍になったに過ぎません。それも、実にタイミングよく、ハモっています。

2008/6/27(23)

 スラロームもこなし、自分の目指す場所への飛行ができるようになりました。クウの時と比べて、徐々に徐々にの『ゆとり教育』でしたので、激突事故も落下事故も少なく済んだようです。ただ、どうも、目の位置より下部分に視野を持っていくのが苦手なようで、どんどん上昇して言ってしまうようです。クウの時も同じでしたが、これも、捕食される側の習性のようです。当然、目線から下にも敵が存在するのですが、一旦、飛び立ってしまえば捕まることはありませんが、猛禽類など上からの攻撃は、より一層の警戒が必要です。

2008/6/28(24)

 ポンのおしゃべり癖はクウの時と歴然の違いなのですが、鳴き声も違ってきました。ヒュルヒュルと、まるで笛に似た鳴き声をします。ますます、日本語習得の期待が膨らんできました。

2008/6/29(25)

 目が大きすぎます。これからまだ、顔の部分の骨格拡大や毛が伸びたりするのかも知れませんが、今のクウと比べると、かなり不自然な大きさです。冠羽も先端が前に曲がると思っていたのですが、以前、後ろ向きです。これでは一目、見ただけで違いが分かります。でも、その違いも、きっと、自分たち以外は気付かないのかも知れません。ひょっとして、自分たちがオカメインコ族になりつつあるのかも?

2008/6/30(26)
 自分の朝の日課としてのケージ清掃は2羽になったため、当然、2倍になりました。『両手に花』ならぬ、両肩に花(片方の雌雄の判別は未定?)の状態で、餌替え、水替え、受け底、底網の水洗いとこなします。時々、首の後ろで紛争が勃発しますが、年上の貫禄か、クウが譲歩し、飛び立ちます。
 どうしても、幼い分、ポンを多く、かまうことになるのですが、どうも、オカメインコもヤキモチを焼くようで、肩の上でクウは、私(親と思っている?)に見捨てられないよう、しきりに眉毛、まつ毛の毛繕いサービスを始めます。その気持ちは大変、ありがたいのですが、どちらかと言うと、『ありがた迷惑』です。

2008/7/1(27)

 今日は、妻の実家へ出掛けたため、朝7:30〜夕5:30までの2羽は留守番です。

2008/7/2(28)

 30度を超す、貴重な梅雨時の晴れ間、2羽をケージごと、ベランダに出し、バスタイムです。ポンにすれば生まれてこの方、初めての経験です。そのせいか、少々、パニック気味でケージの中を飛び回ります。体が冷えたのか、入浴後、ぶるぶると震え、しばらく(2、3回)、お腹の調子が悪そうでした。それはクウ姉にしても同じ事で、しかし、幼い分、少し心配でしたが、それでも、姉と同じように入念な毛繕いを始め、何とか、バスデビューは無難にこなすことが出来ました。

2008/7/3(29)

 今までの図太さは、幼かったせいもあるのかも知れませんが、最近、ポンもオカメインコの強い警戒心が備わってきたようです。異様な音や気配に敏感に反応するようになって来ました。そして、2羽になって見せる行動(自然界では群で暮らす)も分かってきました。1羽が飛び立つと、とりあえず、もう1羽も飛び立つと言う習性です。これもまた、とにかく敵に捕まらないための習性のようなのです。
 2羽とも十分、馴らしてあるので、しばらくすれば、落ち着きを取り戻し、人間の肩や手に着陸します。もし、これが馴れていないとなると、2羽入り乱れてのスラローム飛行に人間様が大慌てし、更にその精神状態がオカメインコに伝わり、収拾の付かない大騒ぎになることでしょう。

2008/7/4(30)

 妻が言うに
「ポンの目は大き過ぎ!それに、出目。ひょっとして、パセドウシ病では?」
・・・、どうも、人間と一緒だと思っているようです。まだ、生まれて間もない時期でもあるし、自分としては、個体の違いの範囲と解釈しています。  ただ、成鳥になってからの変化は、この眼球突出?にも、いろいろな原因があるようで、油断はできないのですが・・・
『眼球炎』外傷や細菌感染により眼球内が炎症を起こし、眼窩から突出する。
『副鼻腔炎』眼窩下洞への膿が貯留することにより眼球が押し出され、突出が起こる。
『腫瘍、肉芽形成』眼窩に乳頭腫等の腫瘍やポックス、炎症性の肉芽が形成されることにより、眼球突出や腫瘍・肉芽突出が起こる。
『血腫』挟む、踏むといった事故によって、眼窩に血腫が形成されることにより眼球突出が起こる。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~avian/index.htm参照


2008/7/5(31)

 オカメインコ(鳥)も、それなりに記憶する能力が備わっています。本能ではなく、後天的な学習能力です。朝、自分が起きて、2羽に気付かれないよう、そ〜っとトイレに行きます。ここまでは良いのですが、水洗の音がするや否や2羽の合唱が始まります。自分がトイレに行き、しばらくするとダイニングに顔を見せる事を心得ているのです。
 願わくば、こちらの顔色を伺う能力も備わって欲しい・・・です。こちらの気分にお構いなしの、毎日120%の元気良さは、少々、疲れます。