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12月23日(月)

 いってまいりましたよんっ。

 演劇集団キャラメルボックス 2002 クリスマスツアー 『裏切り御免!』

 幕末の新撰組の志士、『風を継ぐ者』の、立川迅助が走る話です。

 名は体をあらわす。

 ひたすら走る男です。

 いやもう、何がすごいって・・・。

 7000メートルを一気に走り抜ける男です。

 しかも、息切れせずに。人間かい!!

 まぁ、それはおいておいて、すごかった。

 やっぱり、あの時代だからなのか、キャラメルだからか、みんな一生懸命生きている。

 疑心暗鬼になりながら。

 そうだよなー。

 京都なんか、倒幕と尊皇と幕府で、ぐっちゃんぐっちゃんになっていたんだろうしー。

 見ていると、何が正しいのかわからなくなってくるよ。

 迅助だって、竜馬だって、自分の信念のためにがんばっているんだもん。

 この国の明るい未来のために命掛けてがんばったんだよなー。

 恩人は恩人。義は義。

 すごく男だよ。

 うんうん。みんな、全員が男だよ。

 命かけて、自分の信念を貫こうとしている。

 すごいよなー。

 

 何よりも、何よりも、訊きたいことがある。

 主役はだれだ?

 ずっと、主役は出ずっぱりの迅助かと思っていたけれども・・・。

 なんだかなぁ・・・・。

 やっぱり、奥村@大内さん、竜馬@達也さん、山崎@西川さん、かっこよすぎます!!

 このお三方+タカヤは、シルエットだけでわかります。

 なんていうか、動きにオーラが・・・。

 達也さんは、どんどん演技に色気がでてきましたな。

 くらくらしちーもー。

 あんなにフェルモンだしまくるのは犯罪!(爆)

 「裏切り御免!」と叫んだとき、どきどきしちゃいました。

 ああ、この人がやっぱり主役だったのだと。

 大内さんと達也さんの掛け合いが、「TRUTH」以来、とても楽しみになってきた。

 これからも、がんばってほしいものじゃのー。

 西川さんの、おいらん姿が見たかった・・・。

 そりゃもう、お美しいんでしょうねー(自爆)

 っていうか、西川さんは、魚売りの格好でも、坊主でもわかっちゃいますね。やっぱり(笑)

 それにひきかえ・・・・。

 うーん。なんていうか、やっぱり、立川迅助っていう男はなさけないなぁ・・・。

 華がない。色気がない。力もない。金もない。頭もない。

 あるのは、足だけ・・・。

 でも、ものすごーく、まっすぐなんだよな。

 どこまでも、どこまでも、さ。

 迅助のことを、まっすぐだったって、言っているけれども、

 キャラメルの舞台って、全員が全員まっすぐだと思う。

 悪人なんかいなくて、みんな自分の信念のためにがんばっちゃっている。

 愛する人のために、がんばっている。

 そんな人たちが、好きだなーーーーー。