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9月13日(水)

 彼とよりを戻してみた。

 ともだちのT君に仲裁に入ってもらってね。話し合いをしたの。

 愚痴を言うならば・・・・9月13日・・・・。

 この日って・・・・前々からのデートの約束の日だったんだよね。

 キャラメルボックスの舞台『また逢おうと竜馬はいった』

 これは、私がすっごい好きな話でね。

 どうしても、彼に観せたかった。

 ううん。好きな人に観せたい舞台No.1。

 で、8月3日。『カレッジ・オブ・ザ・ウィンドウ』を観た時にね。

彼「できれば、休みの日で2時の回」

私「うーん。二時の回は水曜日と土曜日しかないよ」

彼「じゃあ、水曜日」

私「9月6日。OK?」

彼「給料日前はお金がないから・・・」

私「じゃあ、9月13日」

 てなわけで、9月13日に決定したわけだ。

 ところが、いざ取ろうとなった段階で、「お金がないからいけない」って言い出してさ。

 お金がないって・・・・あーた・・・・今まで、デートしていたじゃないですか。

 一時期、1週間に1回はデートしていたぞ。

 パチンコ行っているでしょうに。ゲーセン行っていることも私は知っていたぞ。

 しょっちゅう、友達と遊びにいっていることも知っているぞ。

 しかも、朝の4時5時まで。

 それに、月間人員配置表見てみたら、9月13日休みとってないの。

 つまり、私のための時間もお金もないっていうことなんだよね。

 それほど、彼を疲れさせてしまったんだ。私。

 このままでは、お互い破滅の道を歩むしかない。

 だからこそ、別れようと思ったのよ。

 でもね。好きなの。

 誰よりも大切なの。

 どんなに疲れていても、具合が悪くなっても、彼の名前を口に出すだけで元気になれる。

 頑張れる。

 そう。本当は、別れたくなんか、全くないの。

 グルグル回るパラドクス。

  只でさえ、正気でない女が、正気でいられる砦が、ハムたちと彼。

 そして、リリさんは死んだ。

 彼と別れたら、私、絶対に発狂する。

 だから、9月13日今日、T君を交えて、話をしようと約束をしたの。

 約束をしたのが、10日の夜。

 ところが、今日の15時になって、『今日はムリ』のPメール。

 理由を訊きたくても、その後、あやつ電源切りおったらしい。

 ぶっつん切れた谷桜。

 咄嗟にT君とこに電話したの。

 T君とこにも、全く同じ内容のPメールが届いて、音信不通とのこと。

 彼の仕事が終わるのが21時半。どうせ、行く所はパチンコかゲーセン。

T「いたら、ぶんなぐってやる(><)」

私「とっつかまえてね」

 次に電話したのは、貴音ちゃんち。

私「Pメールがきた。今日ムリだって・・・」

貴音「理由は?!」

私「電源切られた。」

貴音「今すぐ、うちにきなさい。あんたひとりじゃおいておけない。そのまま、来なさい。いいから!」

 パイクで普通に行けば30分で着くところを、放心していたので、雨の中、50分で貴音ちゃんちへ。

 何しろ、貴音ちゃんは一歳と4歳の子持ち。

 貴音ちゃんちに行くと、子供たちからの遊んでくれコールで物事考える暇がない。

 子供たちが他の遊びを始めると、今度は貴音ちゃんとの煩悩話。

 それがなくても、彼女の家は、マンガの宝庫!

 楽しい1日を過ごさせていただきました!

 21時46分。T君から電話。

T「パチスロやっているところを発見。声かけるね。」

私「30分ぐらいで着くから、そのまま足止めしておいて」

T「わかった。」

 今日、警察いなくてよかったよ。

 スピードだしまくり。信号無視しまくり。

 着いたのが、21時58分。

 雨の中、びしょぬれになったまま、一時間半かけて、話し合った。

 私の意見は、一貫して、「お互いの為に別れた方がいいのは、わかっている。でも好き」

 最初の彼の意見は、「このまま、付合っても同じ事の繰り返しになるから、別れることに同意」

 T君の出した結果は、

『お互いまだ、若いのだし、知り合ったのも、付合ったのも何かの縁だから、もう一度考えなおしてみては?

 考えてみて、それでもまだ、別れたいのなら、その時はその時』

 彼の最終的な意見は「考えてみる。俺にも悪いところはあったのだから・・・」

 だったのだ。

 家に帰ると、彼からラブラブPメールが・・・・・(−−;

 あんたさぁ・・・。

 わかっている??

 本当に、わかっている??

 考えている??

 はぁ・・・また、同じことの繰り返しなのかね?

 まぁさ。一歩・・いや・・・半歩ぐらいは、前進したのかね??