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3月17日(木)

うふふっ。  うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ

 行ってきました。

 So-net Presents 演劇集団キャラメルボックス 劇団創立20周年記念公演1『TRUTH』

(それにしても、どんどん長くなる気がするぞっ)

 谷桜美夜いわく、「タカヤが一番かっこよくて、一番かっこ悪くて、一番なさけない役」だす。

 初演を観て、ビデオ2本とも DVDともに買っているだけに、最初から切なくて、涙が溢れた。

 ハンカチではなく、ハンドタオル持参でよかった!

 『裏切り御免』然り、『風を継ぐ者』でも毎回思う。

 どうして、こんなことになってしまったのだ?

  誰が悪い。というわけではない。

 時代がいけないのか?

 みんな、一生懸命に生きているだけなのに。

 ある意味、鏡吾は一番の『武士』なのだと、今回はじめて感じた

 みんなは、『日本の未来』の為に。

 鏡吾は、『長谷川家の未来』の為に。

 それは、『幕末』を象徴している。

 って、今更なんだけどね。

 今まで私はビデオを何回観たのだというツッコミは、しないでくれ(自爆)

 でもさっ。

 最初からわかっているだけに、鏡吾は、イヤな男だな。

 あのシーンとか、あのシーンで言っていることが、本意ではない。

 このシーンのこのセリフのウラには、こういう心情があった。

 特にさ、「斬り役は俺にやられてくれ!(以下略)」のシーンでさ。

 もしもだ。

 弦次郎の耳に、鏡吾の独白、激白が聞こえていたなら。

 きこえて、弦次郎が考えたなら、こんなことならなかった。

 あれが、鏡吾の最後の砦だったのではないのだろうか?

 だって、なんやかんや言っても、鏡吾は、仲間のこと好きだったはずだから。

 なかなか、感慨深かった。

 

 いやー、それにしても、岡内美喜子さんの着物姿は、美しい。

 凛とした美しさがある。

 初演のエリー(小川江利子さん)とか、中村亮子さんの美緒の『可愛さ』っていうのは、捨てがたい。

 が、なによりも、美喜子さんの、美緒の挨拶の美しさってば!

 そして、あの、短剣を構えた凛とした美しさってば!

 己の信念(TRUTH)のための、刃!

 これぞ、『武家の娘』!

と感動した。

 無理なことすれば、さくっと自害しそう(><)

 エリーや、亮子さんの『美緒』は、不本意なことをされたら「自害しますよ!」と脅して、無理強されてから、自害しそう。

 だが、美喜子さんの『美緒』は、さくっとな。

 これぞ、『武士の娘』よ!

 美しさといえば、なんといっても、川原さんの剣の美しさ!

 構えに見惚れているうちに、斬られていそう。

 それでも、本望っす!!

 かなわないよ。

 うん。さすが、師範。

 ナンだろうなぁ・・・・。

 西川@帆平だと、たたかって技で負けそう。

(いや・・・・・・・・。私には、剣道の『初歩の初歩の心得』くらいがあるだけで、他人に勝ったことはないのだが。)

 だが、川原@帆平だと、見つめあった瞬間に、「ごめんなさい」になる。

 もう、相手が持っているのが、木の枝だろうが、竹刀だろうが、真剣だろうが、向き合っただけで、負ける自分が見える。

 はっきり言うならば、圧倒的な、『獣』の剣。

 でもね・・・・。

 『師範』としては、確かに、川原さん。

 でもねー。

 『帆平』としては、西川さんがいいなぁ。

 うん。

 ふみー。

 私、ちょちょみ( 細見大輔)さん好きなのだが・・・・。

 今回、余りいきていなかったなぁ。

 鏡吾も、前回よりは落ち着いて、ずしっと気持ちが伝わってきた。

 でもな。

 『舞台』としては、美緒を除いて、今回よりも、初演の方がいい。

 アドリブも、初演の方が多かったと思うし、笑えたし、面白かった。

 ふむ・・・・・。

 

 一番の髪型に違和感を感じたのは、タカヤ扮する鏡吾っす

 私は、今まで、何人の人に言われたことか。

 「キャベジンの上川さん見て思った。タカヤに長髪は似合わない。是非、伝えてくれ」と(苦笑)

 私も、そう思う。

 タカヤに、長髪は、似合わない。

 まあ、貧乏なので、髪結所に行く時間、結ってくれる相手(母とか、姉とか、奥さんとか)が居ないという設定なので、

仕方がないとは思いますが・・・・・似合わない・・・・

 『SHIRO』でも思ったけれども、やはり、タカヤに、長髪は似合わないよ・・・・・・・

 うん・・・・。

 ごめんなさい。

 初演の、ポニーテールのほうが、いいなぁ。

 分け目の問題で片目隠す状態になって、無意識に身体が斜めになって、肩に掛かる状態になっているのが

余計に、違和感を感じた。

 うん。似合わない。

 それにしても、だっち(篠田剛さん)は、坊主も、ちょんまげも似合うなぁ・・・・・。

 天性なのか(爆)

 さすがに、『ヅランキング』トップを突っ走る漢!(爆)