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8月21日(火)

 いってまいりました。

 演劇集団キャラメルボックス2002サマーツアー『嵐になるまで待って』

 今回が、再々演!!

 今回のゲストは、聾者の女優、忍足亜希子さん。

 雪江役でした。

 すっごい綺麗な方でした。

 そりゃもう、立てば芍薬、座れば牡丹。歩く姿は百合の花〜〜〜〜

 なんていうか、お姿も御美しいけれども、動きの1つ1つがきれいなの〜〜。

 当然ながら、手話も流れるよう〜〜〜。

 うっとりしてしまいました。

 突然だけれども、手話が美しいといえば、再演の明樹由佳さんだなぁ。

 明樹さんも、綺麗な方だったなぁ。

 やっぱり、雪江役の人は美しい人じゃないとね。

 一見雪のようにはかなく見える人じゃないとねっ。

 ふふふ。

 

 それにしても、年々やりづらくなる舞台だなぁ。

 だって、今はメールというものがあるんですぜ。

 メールがあれば、ユーリはいちいち広瀬教授のところにいかなくても済むじゃないかぁ!!

 そうしたら、教授はジュディとのラブラブコールをきかれなくて、済むぞ(爆)

 まぁ、設定では広瀬教授はメール嫌いなんだけどさぁ。

 それでも、携帯ぐらいもて〜〜〜!!

 自分がもったら、携帯が爆発する、みたいなこといっていたけどさぁ。

 私が知っている限り、総合病院の医師たちは携帯電話もっていたぞー。

 ペースメーカーに影響を与えない、または与えにくい電波なんだろうけどさぁ。

 広瀬教授の病院では、くれなかったのか?ぶつぶつ。

 

 最中、すっごい気になっていたことがあった。

 かーなーり、どうでもいいことなんだけどさぁ。

 雪江は、聾者か、聾唖者か。

 それによって、かーなーり、ストーリーがかわってしまうからねー。

 まぁ、どうせ、シスコン祥也が、大事大事にしすぎて、自分以外と話せないように口話をやらせなかったんだろうよ。

 だって、口話ができるのだったら、広瀬教授を通訳に会話しなくたって、いいじゃないかさ。

 ユーリは紙に書いて、雪江は口話。

 通訳なんか使ったら、微妙なイントネーションが違ってくるかと・・・・。

 いっそのこと、雪江がサトラレだったら、面白かったのに。

 そうしたら、人の心を読む弟と組んで、最強!!

 って、私は、何わけのわからない設定をやっている(自爆)

 ただね。

 最後に、雪江が口話を使わなくて、よかったとは思った。

 祥也が死ぬシーンで、泣き叫ぶのよ。

 なんとも、私には発音しづらい声で。

 表記しづらい音で。

 ものすごい、悲痛な叫びで。

 失礼ながら、人とは思えない声で。

 それが、すごくいたかった。

 きいてて、苦しくなった。

 この聾の姉と音声感応能力の弟は、常人には計り知れない絆で結ばれていたんだろうな。

 魂が引き裂かれたような声をあげるのよ。

 それが、なんだかとても、恐かった。

 雪江の感情に、引き摺りこまれそうで、恐かった。

 今のところでは、忍足さん以上に雪江をできる女優さんは、いないと思う。

 ものすごい女優・・・人間だと思った。

 

 岡田達也さん。また、いいおとこになりましたのぉ。

 なんていうか、前回よりも、シブミが増したように感じられた。

 うふふ。

 イイオトコでしたのぉ。