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『胸ノ振子−時間は僕だけをおいて−』角川書店ASAKAコミックス

・4歳の時、事故で両親を同時に亡くしたななえは、時計屋を営む、遠縁の恋士郎に引きとられた。それから、10年の歳月が流れて、次第に恋士郎に淡い想いを抱くようになってきた。しかし、不思議なことにも彼は出会った時のまま、青年の風貌をたたえていた。ある日、ななえは、アンティークの懐中時計をもった老女出会った。老女は恋士郎を見るなり、「恋士郎様。お会いしたかった。マチコです。」と抱きついた。マチコの知っている恋士郎は、もう80年も前の人なはずなのに、全く同じ姿をしていて・・・・