Firefly/Uriah Heep

Side-1
1.The Hanging Tree (Hensley/Williams)
2.Been Away Too Long (Hensley)
3.Who Needs Me (Kerslake)
4.Wise Man (Hensley)

Side-2
1.Do You Know (Hensley)
2.Rollin' On (Hensley)
3.Sympathy (Hensley)
4.Firefly (hensley)

David Byronの後任としてLawtonが加入したUriah HeepのLawton時代3部作の1作目。 Lawtonはそのエネルギッシュかつ技巧的な歌唱でHeepに新風を吹き込み、Heepの中興に対する貢献を 讃えられている。本作では特に"Sympathy"と"Wise Man"での感動的な熱唱が印象深い。 なお、英盤と米盤では曲順が異なっている。米盤は"Been Away Too Long"で始まり"Sympathy"が続く という構成になっており、かなり印象が異なる。

アルバム発売当時の某音楽雑誌の新譜評を発掘!。誰だよデヴィッド・ブラウンって?(爆)。

LUCIERNAGA/Uriah Heep
(ariola/LA-068)

一見、"Firefly"のラジオ局向けプロモ用メキシコ盤。レコード本体は使用感のある中古盤でラベルに非売品のシールが貼ってある。レーベルはBronzeの国際配給用のariolaで、レコード番号も1977年発売のメキシコ盤のLA-068で間違いない。問題はジャケットで、オリジナルとは異なるユニークなデザインになっているので、購入前に写真を見たときは「正式なジャケット・デザインが決まる前にラジオ局に配るための仮ジャケ」かな(?)と思い、ペラペラのヨレヨレなものを想像したのだが、実物は簡素な構造ではあるものの真新しいしっかりした作りの代物だった。少なくとも1977年に作られたような経年劣化は全くなく、バンド名のロゴも2008年の"Wake The Sleeper"以降に使用されたものなので、近年になって新しく作られたのは間違いなさそうだ。そういえば、プロモ盤はふつう白ラベルで、シールが貼られているなんてあまり聞いたことがない。 ここまでの話を整理すると、「誰かが1977年に発売された中古盤に非売品のシールを貼って、ラジオ局向けのプロモ盤を装った特注ジャケットに入れて売った」という仮説が思い浮かぶ。う〜ん、でも一体誰が何のためにそんなことをするのか?。過剰在庫の中古盤を売り捌くため?。デフジャケ目当てのマニアを狙ったのか?。だとしたら見事に引っかかった。でもデフジャケならば、何故わざわざプロモ盤を装ったのか?。全くの謎だ。

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