HEARTBEAT (US Release:RCA/AFL1-3904)

HARDBEAT (German Release:RCA/PL30070)

Side-1
1.Lola
2.Heartbeat
3.Return To Sender
4.Christine
5.Breaking Out

Side-2
1.Rainbow Chasing
2.Stairway
3.Daddy's In The Money
4.What A Woman
5.Darkness Over The Island

All Songs Written By Hesslein/Lawton

HEARTBEAT (CD Reissue:REDSTEEL/RMCCD9216)

Bonus Tracks
11.It's Alright With Me
12.Hold Back The Night
13.Let It Ride
14.Downhill Run

Uriah Heep脱退後にLucifer's FriendのギタリストPeter Hessleinとヨリを戻し、Lucifer'sのメンバーをバックに従えて作成したアルバム。 Ken Hensleyのポップ化に反発してHeepを辞めたはずなのに、輪をかけてポップな内容になっているのにはビックリ。 ポップ・アルバムと割り切って聴いてみると、非常に洗練された完成度の高い作品に仕上がっていて、Peter Hessleinのポップ・センスの良さを再認識させられる。 本作は1980年にドイツで"Hardbeat"というタイトルで先に発売され、続いて1981年にアメリカで"Heartbeat"とタイトルを変えて発売されたと思われる。 米盤はオリジナルの独盤とはジャケットとタイトル以外にもSide1-2の"Heartbeat"のバージョンが異なる。 ドイツでシングルカットされた同曲はエンディングが高笑いで締め括られており、独盤にはこのシングルバージョンが収録されているが、 米盤では高笑いがカットされたバージョンが使われている。それにしても、"Lola"や"Christine"等のキャッチーで全米No.1も夢でないようなシングル向きの 曲があるのに、なぜ"Heartbeat"という地味で変てこな曲をシングルカットしたのか理解に苦しむ。
2000年にはボーナストラックを4曲追加して"Heartbeat"のタイトルでCD再発された。ここでの"Heartbeat"は高笑いバージョンが収録されている。 また、Track-6の"Rainbow Chasing"はイントロのドラムがオリジナルよりも拍数が多いロングバージョンになっている。ボーナストラックのうち、 Track-11はシングル"Heartbeat"のB面。Track-13の"Let It Ride"はHeepの幻のアルバム"Five Miles"用に書かれたもので、Heepのボックスセット "A Time Of Revealation"等に収録されているHeepバージョンと比較すると面白い。CDのブックレットには"All Songs Written By Lawton/Hesslein" と書いてあるが、"Let It Ride"だけは違うよね。

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