SING SANG SONG SINGALONG (CTW/CTW 25520)

Side-1
1.Sing Sang Song (Siegel-Herta)
2.Sing (Raposo)
3.What The Name Of That Song (Pottle-Axlerod)
4.Skip To My Lou
5.Old King Cole
6.Old MacDonald Had A Farm

Side-2
1.Somebody Come And Play (Raposo)
2.Singing A Happy Song (Rand-Jerome)
3.She'll Be Coming Round The Mountain
4.Michael,Raw The Boat Ashore
5.John Jacob Jingleheimer Schmidt
6.Sesame Street Theme (Raposo-Stone-Hart)

これはびっくり。アメリカの有名な子供番組、セサミ・ストリートのレコードシリーズの1枚で、1978年にアメリカで発売されたもの。 表ジャケットに"Directed By Les Humphries"と書かれていることから、Humphriesがアレンジ、演奏まで担当しているのだろう。 本作をどのように位置づけたら良いのか迷うところだが、少なくともセサミ・ストリートの全ての権利を握るCTW (Children's Television Workshop)の企画のもとに制作された純正盤(?)であることは間違いない。裏ジャケにはLP40数枚、 シングル70枚ほどのリストがズラリと載っており、本作は"Favorite LP Packages"というカテゴリーの10枚のうちの 1枚に分類されている。
Side1-1はLHSの"Sing Sang Song"の英語版シングル・バージョンがそのまま収録されており、Lawtonのヴォーカルを 聞くことができる。他にはLHSの曲はないが、子供向けレコードとは言っても演奏はモロにLHS節だ。Jimmy Bilsburyらしい声も聞こえる。 ラストのいかにもLHSらしいゴスペル調の「セサミ・ストリートのテーマ」などは感動的ですらある。
1978年と言えばLHSが空中分解してから2年になるが、この頃Humphriesは一時の不調から脱して活動を再開していたわけだ。イギリスから ドイツに渡って成功を収めたHumphriesがアメリカのエンターテインメント業界にも進出していたと思うと感慨深いものが ある。

All songs by traditional arr.Humphries except for indicated.

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