Walking Down Broadway/Les Humphries And His Friends (Karussel/2415031)

Side-1
1.Montreal (Hyper/L.Hall)
2.Walking Down Broadway (Humphries/G.Stewart)
3.The Unwanted (Davis/Josie)
4.Carnival Of Life (Michaels)
5.Searchin For Soul (Humphries/G.Stewart)
6.Up Cherry Street (J.Wechter)

Side-2
1.Love (Michaels)
2.No Part Of It (Michaels)
3.Peace Of Mind (Woods)
4.Under The Ground (Humphries/G.Stewart)
5.Emmi's Highboots (Humphries/G.Stewart)
6.Please Touch Me (Humphries/G.Stewart)

ドイツ・グラモフォン系のカルーセル・レーベルから1970年に発売されたLes Humphriesのソロ・アルバム。 アルバム・タイトルからミュージカルのヒット・ナンバーをLHS節に料理したヴォーカル・アルバムを想像したのだが、 予想は大外れで実際はキーボードをメインにフィーチャーしたインストルメンタル作品だった。インストルメンタルと言っても、 後年LHSのバックバンドを従えて製作したようなイージーリスニング的な爽やか系サウンドではなく、ドアーズを思わせるような 重くアグレッシヴなサイケデリック・サウンドだ。特にオルガンがリードを取るSide2-5等は鬼気迫るものがあり、 Humphriesがこの後ポップ・ヴォーカル・グループのリーダーの道を歩むことになるとは信じられない程だ。考えようによっては、 リード楽器としてのキーボードに別れを告げ、プレーヤーとしては裏方に徹するための「けじめ」として製作した作品のようにも思える。

Pop Party/Les Humphries And His Friends (Karussel/635 243)

"Walking Down Broadway"と同一内容のアルバム。
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