MEXICO/The New Freedom Singers(MFP/048-31 058)
Side 1
1.Mexico
2.We Are Goin' Down Jordan
3.Old Man Moses
4.Soul Brother Jesus
5.Old Time Religion(Trad./M.Duiau)
6.Jennifer Adam
Side 2
1.Mama Loo
2.Walk Right In(Darling/Svance/Menke)
3.I'm From The South(Trad.Bearb.Joe Menke)
4.Sloop John B.(Trad.Bearb.Joe Menke)
5.Michael(Trad.Bearb.Joe Menke)
6.Take Care Of Me(Humphries/Reinecke)
全曲LHSのカバーから成るアルバム。Side1-2,3,5は明らかにLHSの初期のメインボーカリストの一人であるMalcolm Magaronが
歌っている。いずれの曲もLHSでもMalcolmが歌っていたのでまさにセルフカバーということになるが、ヴォーカル、演奏とも
オリジナルによく似ている。もう一人の男性ヴォーカリストはJimmy Bilsburyに聞こえないこともないが、断定は避けたい。
オリジナル曲の出典を分析すると以下のようになる。
- 2nd.Promised Land:3(Side2-2,4,5)
- 3rd.We Are Goin' Down Jordan:1(Side1-2)
- 4th.Old Man Moses :3(Side1-3,4,Side2-6)
- 6th.Mexico:3(Side1-1,5,6)
- 7th.Mama Loo:2(Side2-1,3)
これから分かるように、彼らの中期までの代表作からバランス良くチョイスされたベスト集になっている。LPジャケット等には
発行年の表示がないのでいつ発売されたものか分からないが、少なくとも"Mama Loo"が発売された1973以降ということになる。
また、"Mama Loo"からはMalcolm MagaronがEarl Jordanと交代しているので、MalcolmはLHSを脱退してからの参加という
ことになる。作者のクレジットを見る限り、Joe Menkeという人物が大きくかかわっているようだ。全体としては、あくまでも
LHSの二番煎じのお手軽なお楽しみレコードという感じだ。
All songs written by Les Humphries except for indicated.
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