Side 1
Travellin' Man(Les Humphries)
Side 2
Rice Is Nice(Les Humphries)
"The Summerset"なるバンド名で発売されたシングルだが、内容はLHSそのものだ。Side1はJimmy Bilsburyがリードヴォーカル。
Side2はMalcolm Magaronがリードヴォーカルのレゲエ・ナンバー。発売年のクレジットはないが、レコード番号から判断すると
1970年の末か1971年の初めころの作品らしい。その頃はまだLHSの人気もさほど上がっておらず、色々なバンド名でブレークのきっかけを
模索していた状態だったのかもしれない。音楽的にはSide2の"Rice Is Nice"がLHSの数多いレパートリーの中でも唯一のレゲエであるが、
1970末といえばまだレゲエがそれほど注目されていなかった頃であり、Humphriesの先見性に驚かされる。