Travellin' Man/The Summerset(DECCA/D29 057)

Side 1
Travellin' Man(Les Humphries)
Side 2
Rice Is Nice(Les Humphries)

"The Summerset"なるバンド名で発売されたシングルだが、内容はLHSそのものだ。Side1はJimmy Bilsburyがリードヴォーカル。 Side2はMalcolm Magaronがリードヴォーカルのレゲエ・ナンバー。発売年のクレジットはないが、レコード番号から判断すると 1970年の末か1971年の初めころの作品らしい。その頃はまだLHSの人気もさほど上がっておらず、色々なバンド名でブレークのきっかけを 模索していた状態だったのかもしれない。音楽的にはSide2の"Rice Is Nice"がLHSの数多いレパートリーの中でも唯一のレゲエであるが、 1970末といえばまだレゲエがそれほど注目されていなかった頃であり、Humphriesの先見性に驚かされる。

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