小旅行in山寺
突然、「電車にでも乗ってどこかに行きたいねぇ」と言う話になり、
悩んだ挙句、kannaが行ったことがないという山寺に行くことに決定。
前々日くらいに発売になったタウン情報誌にタイミング良く山寺が載っていたこともあり、
コースをあらかじめ決めました。
そしてmomoは前日に突然思い立ってしおり?のようなものを作ったのでした。
日時:2000/10/28(土) 晴れ 参加者:momo&kanna
コース:仙台〜山寺〜美登屋〜風雅の国〜面白山〜仙台
仙台9:41発の仙山線に乗り、山寺へ向け出発。
天気が良かったこと、ちょうど紅葉の時期だったこともあり、
車内はかなり混雑していました。
途中、芋煮会をするのか、奥新川(おくにっかわ)で下車する人がとても多かったです。
電車の中から見た渓谷&紅葉がとってもきれいでした。
10:34に山寺駅到着。
駅からまっすぐに見える五大堂の高さにkannaはびっくりしていたようでした。
kanna「ねえねえ、あそこまで登るの???」 momo「うん。そうだよ!」と。
なにを隠そう?この山寺は千百余段の石段を登ったところにあるのです。
<山寺>
貞観2年(西暦860年)に慈覚大師によって開山された比叡山延暦寺の別院。
正式には『宝珠山立石寺』という。
元禄2年(1689年)に松尾芭蕉も奥の細道の途中で山寺を訪れ
『閑さや巌にしみ入る蝉の声』という有名な句を詠んでいる。
登り始める前に、2人ともおみくじをひきました。
kannaが小吉、momoが末吉、という一見あまり変わらなそうな結果でしたが・・・
kanna「待ち人:来るでしょう。」
momo「待ち人:来ないでしょう。」
と言った具合に、まったく正反対だったのでした。
なんだかいろいろ思い当たる節もあり?2人で大笑いなのでした。
そしていよいよ、階段を登り始めます。
普段の運動不足がたたってか?ちょっと登っただけで心臓バクバク(笑)
でも思ったりより、というか記憶していたよりも早く、中間地点の休憩所に着きました。
ここでは、名物の『力こんにゃく』(玉こん)を食べながらちょっと休憩。
甘酒なんかも売ってました。
こんにゃくを食べているmomo達の近くには、外人男性と日本人女性2人という人達がいました。
この日はこのあとも、結構多くの外国の方々を見かけました。
山寺で耳にする英語はちょっと不思議な感じでした。
力こんにゃくで力をつけた?あと、また階段を上りました。
休憩後のほうがちょっと辛かったかな?
そして、五大堂に到着。
ここから見た景色はなかなかきれいでした。
向かいに見える山がちょっと紅葉していたりして。
そして良く見ると、このあと行くことになっている『風雅の国』が見えたのでした。
(この写真じゃ、紅葉も、風雅の国も良く分からないかも(笑))
そして、また数段階段を上り、奥の院に到着。
ようやっとゴールです。
写真には映ってませんが、右側には鐘もありました。
お参り?をして、今度は下りです。
実は上りよりも下りの方が辛かった・・・。
なぜかっていうとそれは、「ひざが笑う」から。
ほんとに『ケタケタケタケタ』と良く笑ってました。
まぁ、ひざだけでなく、momo&kannaも良く笑ってましたが(笑)
階段を下りきり、少し行くと池がありました。
覗いて見ると、金魚が沢山いました。
でもよ〜く見ると、見事にみんな日向に出ているんです。
やっぱりお日様はあったかいんでしょうね。
ここでkannaは金魚をびっくりさせて遊んでいました。
kannaが近づくと、金魚たちはいっせいに逃げ、
しばらくすると、列をなして日向に戻ってくるのです。
なかなか可愛い金魚たちでしたよ。びっくりさせてごめんよ。
山寺について2時間近く。そろそろお腹も減ったので、お昼ご飯です。
<美登屋>
ここで昼食。ちょっと並んで、お昼ご飯。鴨そばを食べました。
鴨がた〜くさん入っていて、おいしかったです。
でも、麺は固め?というかちょっとかたかったかな?(笑)
お店の中は結構混んでいて、関西から来たと思われる家族連れと相席でした。
<風雅の国>
作り立てのお菓子を味わうことの出来る菓子工房や、お土産やさんの紅花屋、草木染館などがある。
非公開施設ではあるが、作家の瀬戸内寂聴さんの庵、月日庵もある。
本当はここの中にある菓子工房でお茶するはずが、時間の関係で出来なくなってしまい、ちょっと心残り。
後ろ髪ひかれながら、コスモスを見るべく、面白山へと向かいました。
<面白山・コスモスベルグ>
面白山:仙台から見たとき面が白く見える山があり、「つら」が白く見える山という事でこの名前がついた。
冬は駅を降りてすぐ乗れるリフトがあるスキー場としても有名。
コスモスベルグ:ベルグとはドイツ語で山の意味。
約7haの花畑に、8種類・100万本のコスモスが咲く。見ごろは8月下旬〜10月下旬。
面白山の駅は待合室が六角形の形をしていて、なかなか可愛い駅でした。
そして、その駅から徒歩10分で行けるらしい、コスモスベルグに向かって出発。
途中、思いっきり草の生えた山の中を登り、ひーひー言って、後ろを振り返ると、後ろの山がきれいに紅葉していました。
その後も、結構きつい斜面(車道)を登ってやっとの思いでコスモスベルグにつきました。
行った時期が遅かったらしく、ほとんどのコスモスがもう終わってしまっていました。
ちょっと残念でしたが、咲き残っているコスモスを見て、山を降りることにしました。
降りてきたところにも少しコスモスが咲いていて、良く見ると花びらが筒状になっているものがありました。
しか〜し。ここでフィルム終了!で、この珍しいコスモスは写真に残せませんでした。(^^ゞ
そして、仙山線に乗り、いつもの仙台へと帰るのでした。
今回の小旅行はこんな感じで、自然と触れ合えたいい一日でした。
次回はいつになるのかわかりませんが、また報告できたらいいなと思ってます。
Photo&written by momo