天地想像@336勝78敗

2005年11月25日(金) 20:06

2005/11/25 20:06

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000009-mai-soci

<人工食道>ぜん動運動が可能 東北大グループ開発
 食べ物を胃に送るぜん動運動が可能な人工食道の開発に、病態計測制御分野が専門の山家智之・東北大加齢医学研究所教授らの研究グループが成功した。内視鏡での手術が可能になるため患者への負担が軽く、食道がん患者への治療法として5年以内の実用化を目指す。同グループは24日、特許庁に特許申請した。
 山家教授らは、熱を加えると縮まる形状記憶合金の輪を利用。食道のぜん動運動の仕組みを参考に、この輪を1センチ間隔に配列し、規則的に縮めたり緩めたりすることで、食べ物が一定方向に進むようにした。
 輪を温めるための磁気コイル(長さ約5センチ)を胃の中に置き、外部から別の磁気コイルを当ててエネルギーを供給。輪は新たに開発したポリビニールアルコール(PVA)の管にくくりつけた。PVAの摩擦係数は通常の人工臓器用シリコンの1割で、食べ物をスムーズに送ることが可能だ。
 さらに、人工食道を設置するため食道を広げるステント(管)も、外から電磁気を当てると温まる素材を開発。温めることで、熱に弱いがん細胞を殺すことができ、治療につながるという。
 食道がんは国内で年間1万人がかかるとされている。胸や腹を開くなど大掛かりな手術が必要で、切除できない場合は食べ物を飲み込めるよう金属製ステントを設置する治療をしてきたが、不都合も少なくなかった。山家教授は「胆道や尿道、大動脈などの手術への応用も考えていきたい」と話している。

***
うーむ。
人口臓器って、非常に理系の香がプンプンするので、大変興味はあるんだけど。
食べることは、人間の一つの楽しみだと思うので、もっと研究して欲しいですね。まあ、食べれなくても、TPN(中心静脈栄養)があるとはいえ、それonlyは辛いですよね。

written by アークJ2 [医学] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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