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毒舌があっても無視して許してねm(_)m

怪談百物語

  耳なし芳一

盧屋道三役=竹中直人さん  小夜=大村彩子さん

芳一=岸谷五朗さん  かる=星野真里さん  旅装束の老人=織本順吉さん

甲冑の武士=宇梶剛士さん

道三 アンタ 押しかけで祈祷とかしてんのかよ。 効き目なさそうなのに(^^;; 追い出されて雨降って

きたこともあり 古いお堂みたいなところで雨宿りする道三と娘の小夜。 同じく先客で雨宿りしてた

旅装束の老人が、ひまつぶしに 500年以上も前の話と称して物語はじめる。 顔見えなくて ボロな

衣装で 白髪が、ミョ〜に怖いんですけど(^^;ゞ

老人が語るのは、琵琶法師・芳一のこと。 芳一な岸谷さん ご本人が歌ってるらしく いい声が響く

ねぇ〜(^。^) んで 岸谷さん、ずっと目をつむったまま? 歩きにくそぉ〜。距離感とか大丈夫?

んだが たま〜に白目状態になってるところは、怖かったわ(^^;ゞ

甲冑の武士が、芳一を訪ねてきて 自分が仕える姫君に琵琶を弾いて 物語を語り聞かせるように

と強制的に連れて行く。 武士も胡散臭いが 姫君が また 不気味だわぁ〜(((^^;;

んで 平家物語は、長いから 6日間かけて語れってか。 約束破るなとか言うんなら それなりに

報酬を出してやれ。

姫君のところへ行くようになってから 芳一は、やつれ気味。 身の回りの世話をする女性・かるも

心配するわ。 約束の最後の日の昼間に とうとう 熱出して ぶっ倒れた芳一。 んだが 武士は、

しっかり 迎えにくる。 かるには、見えないが フラフラ状態で芳一が 武士について出て行くもんだから

付けて行き 竹やぶの奥のお墓が沢山あるところで 芳一が、ただ1人で琵琶を奏で 語ってる姿を

見ちゃうのだ。 そして 芳一にとりついてる平家の亡霊も見ちゃうのだ。

かるに事情を話す芳一。 芳一は、平家の武士だったそう。 壇ノ浦の合戦を前に 大将からかや姫を

守るように言われて 落ち延びたんだけど 源氏の探索厳しく、仲間もどんどん死んで減って行く。

食べる物にも困ってくる状況。 芳一は、山菜とかを姫君に渡すんだが 高ビーな姫君は、食わないのな。

そして 芳一の死にたくない、生き抜きたいという想いを嘲笑するんだわさ。 なんか 高ビーだし

芳一が、キレて斬りたくなる気持も分かる気がしてくるぞ(鬼)(^^;ゞ ついに かや姫を斬った芳一は、

源氏側に寝返るんが 裏切った人間を信じてもらえないらしく 目までつぶされちゃった。

かるは、人として 芳一の生きたいと、そして今は、亡霊にとりつかれて死にたくないっつう気持ちを

察して 平家の亡霊から守るために おえらい坊サマに頼んで 全身にお経を書き込んでもらう。

甲冑の武士が、迎えにくるも お経のおかげで 亡霊には芳一の姿は、見えない。 んだが かや姫が

1枚上手で かるの声色を使って芳一をダマくらかして 居ることバレちゃった。 緊張のあまり、

恐怖のあまり汗をかく芳一は、耳に手をやり 聞こえないようにすんだが そのせいで 耳のお経が

消えてしまい かや姫の亡霊に宙に浮かんだ耳が見付かることに、、、。 かや姫『みぃ〜つけた♪』

って なんか 不釣合いな言い方するな(^^;ゞ かや姫と武士は、芳一の命とらずに 怨念をかけた

らしい。 耳をひきちぎり 痛みを芳一にも分からせようってか。

老人が、話し終わった頃に雨あがり 老人と別れを告げる道三ら。 その時 ようやく その老人こそが

芳一だと気付くのだ。 怨念かけられた芳一は、ずっと 平家の物語を語りながら さまよって行く

定めなのね、、、。 道三の言う通り 守っていかなければならないものまで 手にかけて生き伸びようと

した芳一の業が重いのか、、、。 かや姫を手にかけた時 芳一も自害してれば 良かったのかなぁ〜。

芳一とかや姫のラブストーリーっつう感じだったら もの悲しい感じになったかもな。

またも辞めたか亭主殿〜幕末の名奉行・小栗上野介〜

毒舌があっても無視して許してねm(_)m

小栗上野介=岸谷五朗さん  道子=稲森いずみさん  勝海舟=西村雅彦さん

栗本瀬兵衛=松重豊さん  国子=中原ひとみさん  徳川慶喜=比留間由哲さん

1861年 外国奉行の職にあった小栗上野介。 小栗家では、上野介を筆頭に家臣の藤七らも

片言で英単語を使って話してるわ。 上野介は、開国派のようで だからこそ これからいろいろと

会話をしていく相手の言葉を日常から使って行こうってことのようだが なんだか ビミョ〜に笑える(^^ゞ

上野介が、奉行職を辞めたのを聞いても 母・国子も妻・道子も馴れっこって感じ(^^ゞ 道子『さようで

ございますか』だって。 更に道子『奉行に任じられて8ヶ月。 此度は、よくもちました』だって(^◇^;ゞ

そんなに軽く流せるくらいしょっちゅう辞職やら免職を繰り返してるらしい。 まぁ また 声がかかる

ってことは家柄とか上野介の実力とかあるんだろうけどさ。

夫婦一緒に、家臣達も一緒に海に魚釣りなんぞ行ってる時も このまま役職なんてなくてもいいとか

言ってたし かなり度量の大きい人なんだろうな、道子って。

上野介と同じく開国派の勝海舟。 結構 衝突もしてるらしい。 上野介が浮き上がると勝海舟が

沈むとか言ってたけど、、、結構 仲良くしてたな。 教科書やこれまでの時代劇では勝海舟の方が 

取り上げられてるから知名度上だよな。

上野介と道子の間には、子供が居ない。 そのことを気にする道子は、上野介に側室を持てと言う。

ちなみに 勝海舟には、沢山 子供も居るし 女好きなシーンが挿入されてた(^^ゞ。 で、上野介だが

子がなくても 道子を大事にしてくれてるようだ。 上野介『子をなすだけが 男の仕事、女の仕事では

なかろう』と。

上野介は、造船所建設に尽力してるよう。 島国だけど 鎖国政策が長く続いてたこともあり 漁師

さんが海に出て漁をする舟を作る技術はあっても ロシアだのフランスだの遠くの国が日本までやって

くるような大きな造船技術がないようだ。

フランスに借金する約束を取りつけて造船所建設に目途が立ちそうな頃 道子は気がかりの小栗家の

跡取り問題を口にする。 それを聞いた上野介は、雪の降る庭に出て 上野介『丸くて広い世界でそちと

ワシは出会ったのだ。私は、それで充分だ。何も不満なぞない』と岸谷さんの優しく、よく響くいい声で

言ってくれるんだなぁ〜(^。^) 道子は、幸せ者だな。

上野介の造船所建設を知った幕府の人達は、反対をする。 目先のことで皆 手一杯か。上野介は、

5年 10年と将来のことを見据えて言ってるのにね。

免職してとりあえず自由な上野介は、若い人達を集めてフランス語講座なんぞを開いてる。 若い人を

育てようってことね。 その時 上野介の友達・栗本にも奥さんと子がないから 養子をもらったとか

言ってるわ。 その息子ともいい感じのようだ。 それを聞くと 上野介は、側室を持つことは道子に

悪いと思うけど 養子をもらい小栗家を存続させることは大事かも・・・と思ったか。

1866年。徳川14代将軍家茂が亡くなり、将軍名代として慶喜が就任。 家康以来の頭がいいとか

言われてたらしい慶喜もこのドラマでは 腰抜け扱い(^^;ゞ 勝海舟も上野介だってあんまし期待

してない口ぶりなんだな。 実際 慶喜のシーンって あんぽんたんな感じである(^^;ゞ

フランスからの借金で造船所を作る上野介。 働く人達は、フランスからの技師さんと仲良くし、

単語帳みたいのを作ってフランフ語のお勉強してるらしい。 うむ、すばらしいことだ。

ただ 幕府の土台が揺らいでるこの幕末。 開国反対の人達も多い。 そんな中 開国派であり

いつまでかかるか分からん造船所を作ってる上野介をジャマ扱いしたりする。 栗本だって襲われたり

してるくらい政情不安のよう。 だから 道子も上野介の身が心配である。 そんな道子に上野介は、

歩きながらフランス技師さん夫婦が手を繋いでたように道子の手を握る。 洋服着たり、カップでお茶

飲んだりしてるけど やっぱ 陽の高い内にお手手繋ぐって結構この時代 恥かしい気持ちになるもんだ

ろうが そんな周りの目なんて 気にしないって感じなんだな、上野介って。 いいダンナさんだよな。

フランスからの資金援助が止められるとの連絡が入り、資金援助続行をしてもらうためにフランスに行く

ことになった栗木。 大変だ、この人も。 で、結局 その後 この人 どうしたんだ?

慶喜が15代将軍に就任するも 1年もたたずに 大政奉還に至る。 こんな動乱の時に気のあう

栗木が居てくれたら・・・と思ったことだろうて。

鳥羽・伏見の戦いが始まるも あっという間に大阪から江戸に逃げ帰った慶喜。 また このシーンが

着替えたりと間抜けな感じである(^^;ゞ いいのか?こんな扱いで(^^;;

ホント おバカ扱いされてる慶喜は、ころころ意見が変わるので 老中も上野介も慶喜に意見してる。

ようやく 上野介って将軍に会えるくらいの人だったのねと分かったり(笑) 江戸城に居たのは冒頭の

シーンから知ってたけどさ。 上野介は、慶喜に隠居を進言。 そんな上野介を斬ろうとまでするボンクラ

慶喜。 でも 上野介が斬られるのなら 我も我もと慶喜の愚行を止めようとする。

上野介は、江戸を離れる決意をした模様。 んで 母・国子が、いろいろ声をかけてた養子縁組の

ことを道子に話す。 男女2名を養子にして いずれ この2人が結婚して小栗家を相続するっていう

ものらしい。 すると、、、なんと、なんと 道子は、結婚19年目にしてご懐妊♪(^0^)

まぁ それでも 江戸を離れることは決めてるので 男女2名と養子縁組して親子になり、道子と

田舎で暮すつもりらしい。

慶喜の命を救うために 爆破延期をしてた造船所が役にたつことに。 慶喜自身が、爆破命令出して

たのにな。 上野介やらが実行しなかったから慶喜の命助かってんぢゃん。 結局 慶喜は隠居して

天寿をまっとうしたらしいわね。

江戸を離れようと準備してる頃に官軍から上野介に何やら因縁がつけられる。 砲弾設置がどうのこうの。

確かに 砲弾の使い物にならないような一部はちらっと映ってたこともあり 存在しってたけど これで

何をするっつうだ。 漬物石にするくらいしか用がないぞ。 上野介は、知り合いが多い会津方面に

身重の道子や母・国子やらを送ることに。 でも 会津も後々 戦いに巻きこまれる地名よね。

道子らが出発する時に 家臣らが気を聞かせて そっぽを向く。 上野介『I love you』だって。

チュ〜♪でもするかと思ったぞ(^^ゞ 赤ちゃんか自分に言ったのか確認する道子に両方だという上野介。

やっぱ いい夫婦だよな。

結局 上野介は、処罰されることに・・・(悲) 享年42歳と。 

ラストは、上野介が建築に尽力して 今も稼動してる造船所・・・。 会うことなかった上野介と道子、

産まれた女の子・国子のシーン。 道子は、国子を産み いろいろ 各地を転々としてかなり苦労した

らしい。 養子にした男性は、処刑されてしまったとか、、、。

夫婦、親子で造船所を見ることができたらどれだけ良かっただろうにね、、、(哀)