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毒舌があっても無視して許してねm(_)m

Vamp show

出演者: 5人の旅人 島 寿男堺 雅人さん  坂東正勝=佐々木蔵之介さん

                丹下和美=橋本 潤さん  佐竹慎一=河原雅彦さん

                野田英介=伊藤俊人さん

         駅員  藤原是清=手塚とおるさん   小田巻香=松尾れい子さん

DVDで観ました。

冒頭からコントで使うような板切れに車の絵を描いただけのものを持ってるんだが(笑) とにかくこの男性5人

は、楽しく旅をしてるらしい。 運転してる丹下が、坂東に向かって『下から明りがあたって、こわいんだよ』

とか佐竹『デカイか怖いかどっちかにしろ』とか言ってるのは 芝居というより本番に入る前のちょっとした

お遊び感覚でいろいろ怖い話を仕合ってるって感じだ。 そして 夜の設定だからだろうけど 舞台が

暗いし、照明もほんの少しだからかな〜り顔とか見えにくいんですけど(^^;ゞ

一転して舞台は、寂れた山奥にあるような田舎の駅。 先ほどの車は、わいわい騒いでたから事故

ったらしい。だからって 車をそのまんま放置したのかい?(^−^;;

駅には、駅員の何だか頼りなさそうな藤原とボストンバックを持った女・香が居て、登場人物はこの

7人。 5人は、それぞれちょっと色合いが違うが基本的には、黄色のジャケット。目立つ、目立つ(笑)

駅員・藤原によると 猿が線をかじったとかで電車が来るのが遅れるらしい。 で 藤原は、漏電で危ない

からって言ってたが線路に下りただけで危ないもんか?(^−^;; それにしても 駅員・藤原を演じる 

手塚さんの声やら雰囲気が不思議な感じがする。この人も実は、、、って展開でも面白かったかもぉ〜(笑)

手塚さんのミョ〜に耳に残る声で 電話のやりとりをする1人芝居での場面やまんじゅうを振舞うのに

食べてもくれないと不機嫌になってるところなんかも良かったなぁ〜(^。^) 話を戻すと(笑)電車が来るまで

仕方ないのでヒマつぶしに5人は、<爆笑しりとり歌合戦>なるものを展開(^◇^) でも 中々 <な>で

始まる歌が見付からないと騒いでると 大人しく駅で待ってた香が突然に『涙くん さよなら〜♪』と割って

入ってきてるわ。で この関わりから この5人の知られてはいけない秘密が 香にも知られていっちゃうんだなぁ〜。

この5人の旅人は、坂東がルーマニアに旅行した時に吸血こうもりに噛まれたせいで吸血鬼になり

日本に帰国後 大学の同じ落語研究会のメンバーの1人・佐竹に噛みつき 吸血鬼にしちゃったよう。

そして 次々と同じ会の中で吸血鬼仲間を作ってしまったらしい。 しかし 他人様に迷惑をかけない

ようにするため 5年もの間 旅をして 血が欲しくなると 献血車を襲って血を調達してるらしい。

丹下が、香に血を飲んだ後の口の周りを見られて コンパクトに映らないことを知られて 香を口封じの

ために殺すか、それとも同じように吸血鬼にするか相談することに。で、結局 ジャンケンで坂東が香の

血を吸うことになるんだけど ジャマが入ったりして 坂東が香から離れてる間に 島が他のメンバーに

知られないように こっそりと香を逃がそうとしてる。 そう 島だけが 吸血鬼じゃなかったのさ。

吸血鬼のフリしてたのは、他の友達が居なかったからなんだと。 よく この5年の間 バレなかった

もんだ(^−^;; しかし 香に正体を明かしてるところを 野田に聞かれて リーダーの坂東らに相談

すると言われて 争いになり 殺すつもりなんてなかったものの事故のようなもので 聖水?の池に

落ちて野田が服や靴だけを残して消えてしまったことで仲間を殺したことになっちゃった島。

そのウソをウソで上塗りしていって何とか誤魔化そうとし 香も逃がそうとするんだけど この香って

女がどうにもこうにもアヤシイ。 島は、離れたくないと吸血鬼のフリまでしてこの5年間一緒にメンバー

と旅してたのに 1人の女に出会ってからどうにもこうにも 歯車が狂っていく。 島が、これほどまで

かばうような女なのか?香は、、、違うんだなぁ〜 コイツは、浮気した恋人と新しい女を殺して男の

方の頭部を切り落として持ち歩いてるような女なんだよぉ〜(怖)

どんどん仲間が消えたり、傷付いていくのをさすがに坂東と佐竹は、不審に思い 疑いを香に向け、

島が血を吸ったハズなんだから聖水?入りのお茶を飲ませれば 多少なりとも苦しむハズ、、、と

計略を立てるも 藤原の手伝いをして帰ってきてノドが乾いてた島が うっかり飲んじゃったもんだから

、、、((((^^;; これで 島も吸血鬼でないことバレちゃった。 しかし 鏡に映らないことぐらいだったら

この5年の間にいくらでも分かる機会あったんじゃないのか?って思っちゃうわ(^◇^;; そして不老不死

だが 島は、確実に5年は年をとってるだろうになぁ〜(^m^)ぷ

どんどん5人の仲間達が死んでいくホラーなハズなのにやはり三谷さん脚本だからコメディーなんだよ

なぁ〜。 笑っちゃうわ〜(^◇^) そして 最後は、たった1人残った島と殺した恋人の生首を持った

香だけに、、、。香が、自分の秘密を知った島を生かしておく訳もなく おそらく駅員・藤原も逃げる前に

どうにかされてるハズ(怖) 島は、気弱なだけに いくら狂気なヤツでも香をどうにかこうにかできる

ってことにならないだろう。 陽が登れば 吸血鬼達の死骸は、消えるし もしくは 聖水?の池に放り

込めばいい。残るは、人間の島の遺体の処理問題だけ。 山奥なさびれたところだし 行方不明者とか

行き倒れとかと何でも適当に処理されちゃいそうだよ(怖)

人間風車(2003年度版)

毒舌があっても無視して許してねm(_)m

アキラ=永作博美さん  平川=入江雅人さん  サム(おさむ)=河原雅彦さん

DVDで観ました。

売れない童話作家平川は、公園で子供達にお話を作って聞かせてあげるんだけど・・・マジメに勉強した

人が報われなかったりするオチが大抵だから子供から話しを聞いた親から苦情きたりしちゃう(^^;;

平川より売れっ子なクニオという童話作家に読んでもらったりするんだけど クニオという人も読んで

呆れちゃうんだな(^^;ゞ 生活していかなきゃならないから新聞配達をしてる平川。 それでも足りない

からテレビ局に勤めるコスギにお金をよく借りたりする。 このコスギは、女優・アキラに好意を寄せて

るんだが アキラはあまり相手してない。 アキラには、子供の頃自分の不注意から赤ちゃんだった

弟のおさむ(本人は、サムと呼ぶ)を階段から落としてしまい 31歳になる現在も知能とかに障害を

残すことになってしまったことを十字架として背負ってて 一生面倒を見ていかなければならない、そして

そのことを他の人にあまり話したくないから男性とも距離を持ってしまうようだ。

そのサムは、子供達と一緒に平川の童話を楽しみにしてたのだ。 平川は、身体は大人だけど心は

子供なサムも自分の作品のファンだとそれなりに嬉しかったりする。 テレビ局で平川は、アキラと

出会い恋をするようになり 自分の部屋に招いた時にアキラの弟とは知らぬままに ついサムの障害を

ちゃかすように話してしまう・・・。 アキラは、サムが喜んで自分に話したり 衣装を作ってたのが

平川の作品のことだとようやく繋がり 愛した人が弟の障害をちゃかすように言う・・・ショックを受けて

しまったんだな(悲) 悪いことは重なるもので 平川が童話の権威ある賞に応募しようとしてた童話を

クニオが自分の作品として出版してしまい 平川は盗作作家として選考から外されてしまうのだ。

最初クニオは、素直にいい作品だと喜んでたよな。 問題は、テレビ局のコスギだ。 コイツは、クニオが

持ってきた平川の作品をクニオのものにするようにそそのかしたハズだ。 平川が、アキラと付き合って

るから。 実際 暴露番組ようにビデオカメラまで用意してたしな(−−メ!

友達に裏切られたと知った平川は絶望のあまりに たまたま会ったサムに恐怖の物語を作って

聞かせてしまう。 不死身の殺人鬼のお話し。 クニオもコスギもアキラ、公園の子供達をも手にかける

お話しだ・・・。 サムは、とっても素直で聞いたお話を自分と一体化して 主人公になってしまうのに。

殺人鬼の話しを聞いて一体化してしまったサム。 前半 ほとんど登場しなくて 言葉数も少なかった

河原さんだけど 殺人鬼となったサムの狂気な感じが怖くて良かった。 

実際に殺人が起こってしまい驚く平川。 サムを殺人鬼から解放するために新たなお話しを作って

聞かせる平川。 狂気から穏やかな表情になり お話の通りに転落してしまうサム。 ・・・どこまでが

本当でお話なのか・・・当時子供だった女の子が20数年たち成長し 童話の賞の選考委員だった人に

ちゃんと平川が作った童話だと証言できなかったことを悔やんでると話してた。 世に出ることなかった

平川だけど 憎しみから恐怖の話しを作ってしまった彼ではない 売れなくてもどこかへんてこな

でも皆が笑えるようなお話を今も語って聞かせてるのだ、、、。

前半は、ギャグでどんどん後半はホラーになってた。 テレビで放映してた【ダブリンのカビつき人間】

とかいうのを全部でないけど観たけど 同じ後藤ひろひとさんの作。 へんてこな王様に群馬水産

とかいう学校名は同じだったような気がする(^^ゞ

魔術音楽劇−青ひげ公の城

毒舌があっても無視して許してねm(_)m

第ニの妻=三上博史さん  第一の妻=荻野目慶子さん  第五の妻=秋山菜津子さん

男優=河原雅彦さん  第七の妻(少女)=藤岡杏さん

DVDで観ました。

『青ひげ公の城』という舞台に参加するために劇場にやってきた少女は、第七の妻の役をやることに

なってるらしい。 どこまでが台本なのか?現実と幻想が入り混じっているのか?という設定みたい・・・

って違うのかしら。 なんだかよく分からん(^◇^;;

『はい、そこまで』とかとストップかけられ中断するのが度々あり 少女がいつの間にか不思議な世界

へ紛れこんだって感じにしてるワケでもないようなので 舞台上の人物達が『演じてる』のであって、

登場人物が実在するかのように『息づいてる』ワケじゃないんだよなぁ〜(^^;;

元々 こういう設定なんだろうけど やはり 私の好みとしては、2時間観てる間にテレビドラマでも、

映画にしろ、DVDでこうして舞台を観てるにしろ 画面にスクリーンに釘付けになり 笑ったり泣いたり

したいんだけどなぁ〜(^^ゞ

私には、イマイチ分かりにくく、笑えないギャグもあり 観客の席で笑い声が起こりそれが音声に入って

るので 『あぁ? 今のギャグのつもりだったんだ・・・(^^;;』とズレてきてるんだよな(^^;ゞ

まぁ それでも こうして舞台をDVD化してくれたおかげで生の舞台を観劇できない私でも三上さんや

河原さんを観れるんだからありがたいけどね。