< ハ行の映画 >


 

「パール・ハーバー」 ☆
 

 

「バイオハザード」 ☆
監=ポール・アンダーソン 演=ミラ・ヨヴォヴィッチ、
エリック・メビウス、ミシェル・ロドリゲス、コリン・サーモン
音=マリリン・マンソン、スリップノット

ゲームの「バイオハザード」は、
ほとんどやったことがないんだけど、監督の話だと、
ゲームのディテールをかなり忠実に再現してあるらしい。
ストーリーも、謎はあるけど、わかりにくくはなく、
丁度よい感じ。
「不思議の国のアリス」をふまえている、とか
そういう話はどうでもよし。

「フィフス・エレメント」のときは思わなかったのだが、
ミラ嬢がとにかく美しい!
それだけでも男の子は観る価値あり。

コメンタリーの、ミラのぶっちゃけトークが面白い。
レンタルされる方は、ぜひDVDで。

 

「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」
監=ゴア・バービンスキー
本=テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、J・ウォルパート
撮=ダリウス・ウォルスキー
演=オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、
ジョニー・デップ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、
ジャック・ダベンポート、リー・アレンバーグ
音=ボブ・バダミ

海賊にほのかな憧れを抱いていた少女エリザベスは、
船上から、海に漂う意識不明の少年ウィルを発見する。
やがて美しい女性に成長したエリザベスは、
鍛冶屋の親方の元で育てられたウィルに想いを寄せるが、
ある日、海軍将校から求婚され、父もその結婚を望む。
おりしも、海賊ジャック・スパローが彼らの住む町に
上陸したことから、二人は運命の渦に巻き込まれてゆく…

ディズニーの、ジョニデによる、海賊好きのための、
エンタテインメント作品。
海賊に興味がなくても、娯楽大作として楽しめる。

ハリウッド・セオリーは…まあ、しょうがないでしょ。

 

「バガー・ヴァンスの伝説」 ☆
 

 

「パコダテ人」 ☆
監= 演=宮崎あおい

現実的に無理な展開も多いんだけど、そこが面白い。
特に、マスコミの皆さんが、手の平を返すように
次々と態度を変えるあたりは風刺が効いているし、
家族愛のテーマも(ベタだけど)に盛り込まれているし、
最後まで素直な気持ちで観覧できます。

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ☆☆☆
 

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」 ☆
 

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」 ☆
 

 

「バック・ドラフト」 ☆
 

 

「はつ恋」 ☆☆
 
 

 

「初恋のきた道」 ☆☆
 

 

「パニック・ルーム」 ☆
 

娘のサラ役のクリステン・スチュワート。
「白い家の少女」のジョディ・フォスターを想起させるほどの
マセガキ少女の演技、と云ったら褒め過ぎだろうか?

現実ではちょっとね…というお話だけど
「急げ! 早く!」的なドキドキ感は映画っぽくて好い。
内側からは開けられるけど、外からは決して開かない、
というシチュエーションを選んだのは着眼点の妙だしね。

ところで、最後、サラが読めないフランス語の単語は、
「コンシェルジェ」という字幕にするべきなのでは?

 

「バニラスカイ」 ☆

ペネロペ・クルス<キャメロン・ディアス

ごめん・・・個人的な好みの話。
キャメロンは、前はそんなに好きじゃなかったんだけど、
あるインタビュー記事を読んで、
あ〜この人賢いんだ、と知り、ちょっとファンになった。
でも、この映画に出てくる女優さんで一番好きなのは、
アリシア・ウィット!(チラッとしか出てこない受け付け嬢)
たぶん、赤毛の女の人の中で一番好き。

って、ぜんぜん映画の話じゃないんですが…。

 

「ハリー・ポッターと賢者の石」
 

 

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
原=J・K・ローリング
監=クリス・コロンバス
演=ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、
エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、マギー・スミス、
ロビー・コルトレーン、アラン・リックマン、
ケネス・ブラナー、シャーリー・ヘンダーソン、
トム・フェルトン、ジェイソン・アイザックス、
ボニー・ライト、トビー・ジョーンズ(ドビーの声)

ファンタジーというより、コメディーとして面白い。
話の筋は、前作のリメイクを観ているような錯覚に
陥るほど同じなんだけど、ね。

それにしても、ポッター少年ばかり
えこひいきされるのは、なぜ?

 

「ハワード・ザ・ダック」 ☆
 

 

「バンディッツ」 ☆
 

 

「ピアノ・レッスン」 ☆
 

 

「HERO−英雄−」 ☆
監=チャン・イーモウ
撮=クリストファー・ドイル
演=ジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、
チャン・ツィイー、ドニー・イェン、チェン・ダオミン
衣=ワダエミ
奏=鼓童
歌=フェイ・ウォン

秦王(のちの始皇帝)の命を狙う3人の刺客=
長空(チャンコン)、残剣(ツァンジェン)、
飛雪(フェイシュエ)、を討ち取ったという功により、
秦王の10歩そばにまで近づくことを許された
無名(ウーミン)。
3人の得物(武器)である1本の槍と2振りの剣を示し、
自らが彼らを倒した経緯を物語るが、
王は、無名もまた自分の命を奪いにきた刺客なのでは?
と疑う。はたして真相は…?

芥川龍之介に、『羅生門』、『籔の中』という小説がある。
黒澤明は、その『籔の中』のエピソードを使って
『羅生門』というタイトルの映画を撮った。(ややこしい)

『HERO』は、黒澤『羅生門』との類似が指摘されるが、
チャン・イーモウは自分の母から聞いた話をもとに、
映画のストーリーを作ったと云う。

芥川が『今昔物語』などの古典をリサイクルして
小説をこしらえていたことはよく知られているが、
彼は日本の古典だけでなく、『聊斎志異』、『枕中記』、
『通俗漢楚軍談』、『史記列伝』など、
中国の古典も種本として利用している。

「オリジナルは、中国の武侠物語にあり」
といったところだろうか。

三國無双(ゲーム)ばりの強さが光るアクションだが、
むしろ武芸の精神性を描いているところに注目したい。
無名と長空が、実際には剣と槍と交えず、
頭の中(?)で闘っているシーンなどは、
クリリンと悟飯がナメック星へ行く途中の宇宙船内で
イメトレで闘っていたことさえ想起させ、興味深い。

秦王が「剣」の字の極意を悟り、すべてが明らかに
なったときの、”手の上で踊らされていた感”が心地好い。
ワダエミによる黒・赤・青・白・緑の衣装や、
中国の風景(なかんずく紅葉)など、画的にも美しい。

如月(ルーユエ)こと、チャン・ツィイーの見せ場が
少ないことが、個人的には残念だが、
これだけの豪華キャストなので仕方があるまい。

 

「ビッグ」 ☆☆☆
 

 

「羊たちの沈黙」 ☆
 
 

 

「陽のあたる教室」 ☆☆
 

 

「秘密」 ☆
 

 

「ビューティフル・マインド」 ☆
 

監督ロン・ハワードは、奇才でも鬼才でもなく、
普通の秀才という感じがする。
しっかりと映画を作ってくる、という印象。

そして、これは、ある天才の物語。

しかし、多くの部分が事実ではないらしい・・・。

夜空に、星座を描くシーンがロマンチックですね。
輝いた瞬間があると、愛を永遠に保てるのだろうか?

 

「ピンポン」 ☆☆
監=曽利文彦
本=宮藤官九郎
演=窪塚洋介、ARATA、サム・リー、中村獅童、
竹中直人、夏木マリ

三角形の底辺を”才能”として、高さを”努力”とする。
求められた面積が、本人の実力。
というような話を、昔、倫理か何かの教科書で
読んだことを思い出した。
本当のところ、どうなんだろ?
才能とは、努力と数値的な意味で同等のもの?
それとも、実力にリミットを設けるような存在だろうか?

神社、駄菓子、仮面、ラムネ…夏が郷愁を誘う。
ただ、惜しむらくは、子役の演技。

ブルース・リーや少林サッカーを観たあとのような、
直後にモノマネしたくなる要素が、この映画にもある。
ヒーロー見参!(ポーズを決めて)
って、次に温泉に寄ったときにでも、やってみるべ。

ペコとスマイル、二人の主役。
窪塚は、どちらの役でもかまわなかったみたいだけど、
ペコで正解だと思う。
ARATAの月本が、かなりハマってるから。

 

「フィフス・エレメント」 ☆
 

 

「フェアリー・テール」
 

 

「フォレスト・ガンプ/一期一会」 ☆
 

 

「梟の城」
 

 

「プライベート・ライアン」 ☆
 

 

「ブラックホーク・ダウン」 ☆
監=リドリー・スコット 演=J・ハートネット、W・マクレガー
ソマリア、アフリカ音楽、銃撃戦、飛び散る肉体。

「No one gets left behind」というシバリを持って
戦わなければならない、世界最強を自負する米軍。
結局、一人の犠牲者も出したくない、という思いから、
犠牲者を雪だるま式に増やしてゆく…(マヌケ)。

この映画を観賞しながら僕が考えたのは、
「ファイヤー・エムブレム」や「タクティクス・オウガ」
といったシュミレーションRPGのこと。
これらのゲームは犠牲者を出さずにクリアするのが、
多くのプレイヤーの信条(=シバリ)である。
誰か(特にお気に入りのキャラ)が死んだら、リセット。
だが現実の世界ではそうはいかない。色んな意味で。

戦闘シーンが”リアル”なのかどうか、
戦場を体感したことのない僕にはわからない。
ただモノスゴイ迫力がある。スバラシイと思う。

 

「フランケンシュタイン」 ☆☆
 

 

「ブリジット・ジョーンズの日記」
 

 

「ブレイブ・ハート」 ☆
 

 

「ブロウ」

実話。…なのかな?
話の内容はともかく、顛末があまりにショボすぎる。
「一時は麻薬王として羽振りをがよかったけど、
捕まって今は孤独な老人さ。娘にも会えないし・・・。
みんなはちゃんと人生設計しろよ」
という教訓臭さを残す最後が、どうしても口に合わない。
ジョニー・デップとペネロペ・クルスの無駄遣い。

 

「フロム・ヘル」 ☆
 

 

「平成狸合戦ぽんぽこ」 ☆☆
 

 

「ペイ・フォワード」 ☆
 

 

「ベスト・キッド」 ☆☆
 

 

「ベスト・キッド2」
 

 

「ボウリング・フォー・コロンバイン」 ☆
監=マイケル・ムーア
出=マイケル・ムーア、マリリン・マンソン、
クリス・ロック、マット・ストーン、チャールトン・へストン

1999年4月20日、コロラド州の郊外にある
コロンバイン高校で発生した銃乱射事件を中心に、
アメリカの抱える銃社会の問題点に迫った
ドキュメンタリー。(一部捏造説あり)

ヘストンとのインタビューの中で、「ロシア、日本、ドイツ、
に比べれば、アメリカの残虐の歴史は大したことがない。
カナダには勝るけど…」というニュアンスの話が出てくるが、
「おい、おい、ちょっと待ってくれよ」と思った。
やっぱり前の戦争の、悪逆非道のイメージが強いのね。

少年時代、よくKマートにも買い物に行きましたが、
弾丸も売っていたとは知らなんだ。

 

「ぼくの神様」
 

ナチス占領下のポーランド。
ということで、みんな(オスメント少年含む)
ポーランド訛りの英語をしゃべるんだけど、
本当はポーランド人なんだから、
そもそも英語で会話しないだろう、と思ってみたり。

聖書の世界と子供の世界をダブらせて描いてる。
けど、なんか悪趣味。(個人的な意見)
トロ=イエス、ロメック=ペテロ、という見立てかな?
シモン・ペテロの転びのモチーフ(鶏が鳴く)は、
けっこう好きなテーマなんだけどなぁ。

もっとしっとりとした感動作を望んでいたので、
観るタイミングが悪かっただけかも・・・。

 

「仄暗い水の底から」 ☆☆

ホラー、と見せかけて、親子愛がテーマ。
昼間に観たので、あんまり怖くなかったし。
黒木瞳は美しいですね。
現実には、あれほど美人の母親はなかなかいません。

 

「ポリス・アカデミー」 ☆