183回点盛り
利孟
南京錠一つの納屋の今年米 白◎Φ◎
歯磨きの吐き出す甘さ夏の果て 白Φ
胸高に巻きたる晒し村相撲 Φ
不知火の海へと追はれ邪宗の徒
灯明の炎の紙垂揺らし朝涼し
千恵子
不知火や秘め事も無く中年期 利正○
秘め事が無いのではわくわくしないね、中年期など無理があるし
新米を崩れ地蔵へひとつまみ 利Φ○
湖心より広がる波紋法師蝉 利○
広がる波紋は多用されていないか?
草相撲犬の応援もらひけり
濃竜胆蔵王お釜は山日和
山日和、海日和、里日和ってあるのか?
武甲
不知火や灯火の漏れる操舵室 利◎
箸先の粒の輝き今年米 利正
通訳に間を置く相撲甚句かな 利正
海外巡業かなにかなのでしょうね、ちょっと理解が難しい
新しき轍の増えて秋彼岸
本人の中に具体的イメージがあるのだろうが、何なんだという印象
百日紅背に立つ母の喜寿祝ふ
なぜ百日紅なのか?分からない
美子
不知火を待ちゐて問はず語りなど 利○白○
今夜は見えるでしょうかねー、もうこんな時間ですからねーなんて見も知らぬ人と話したり
新米の訛のやうな湯気を吐く
ナマリノヨウナユゲが異様な音感です
呆けてなほ角力自慢に佐渡自慢
この場合、相撲が季感を持つだろうか?
妻取りに華添へし星相撲取
という意味なんでしょうが、添削も無理があるでしょう
希覯子
如意嶽の文字に癖あり大文字 利白
如意嶽に大文字が燃えるのですね、しかし、文字の癖では景が見えてこないです
神楽殿開け放たれて宮角力 利○
宮相撲では神楽殿と付いてしまわないか?
不知火は見ず敵潜に追はれしこと
見ずとなるなら季語となるのか?、たまには的潜水艦を追いかけてください
「新米」と紅のスタンプ楷書文字
崩し字のスタンプというのもあまり無いでしょうし、楷書文字は前にも使ってますね
白美
傲岸に髷を振り戻す勝力士 利◎
海潮のゆつくり引きて夏の果
波が引くのか、干潮の潮が引いていくのか分からないのが弱い
不知火やコンクリ侘びし海の堰
諫早湾てことですね
身じろぎもせぬ舟の在り秋の湖
身じろぎってのは変だ、
新米や一菜一汁だけの膳
美穂子
不知火の闇より生れし波頭
波頭というと結構波高い印象ながら不知火は静かな海でしょう
倒されて兄が泣き出す草相撲
弟が負けて兄が無くみたいにも読める
新米の照りとなりたり野の光
新米がきらきら光るのは天日に干されているからだという意味だろうが伝わらない
追う下駄の音の細かき盆の月
吉田拓郎的世界ながら分からん
影青(いんちん)の淡き青さや涼新た
焼き物とか、絵とか形にはなるがその対象の存在感の方が大きくて、名句になるのは難しい
夏の果て塵の散らばる遊園地
最近TDLの影響で遊園地はごみが散らかることが無いようです
不知火の沖は火の国果てる海
新米の香りゆたかに炊き上る
ですね
少年の一物ちらり草相撲
一物という表現は、一人前のモノという印象であることと、ちらり」というと更に俗な印象になる
和博
凄まじや息絞りきる負相撲
秋めくや地球に三十八度線
不知火や海技免状未更新
水吸はずとも華やいで今年米
何か、家庭科の調理の知識みたいですね
農芸高前のバス停案山子立つ
座るまで発車せぬバス蚊の名残