四天句会(旧原宿句会)のことなど

 2006年3月原宿句会は通算200回を迎えたのを機として、新たなステップをを踏み出そうという会員の意向により鳩首、その名を四天句会と改めることといたしました 
 四天は、春夏秋冬の四季を表す言葉であり、美しい日本の四季を詠い上げる有季定型の俳句をめざそうという願いを込め、また、宗匠利孟の寓居「多聞庵」の由来でもある、「多聞天(毘沙門天)」がその一員である「四天王」をも重ねての命名でもあります

 原宿句会は、2004年1月に175回を迎えた団塊の世代による異業種交流の俳句会で、当初戸恒東人(現春月主宰)を宗匠として発足し、第1回の句会場を原宿穏田のとあるバーに求めたことから斯様命名されました

 会員は一業種一名という原則の下、資格審査委員会による資格認定が行われ、宗匠より高齢であるものは、正会員の資格を持たないなど主として年齢と品格?に関する審査がありますが、かれこれ15年もやっておりますと、皆そこそこ良い歳資格年齢はさほど気にならなくなり、倫理観も薄れておりますので、品格、品性に関する審査も、ま、審査委員会なるあるようでないような存在の胸先三寸であります

 しかしながら、誰でも参加できるオープンな句会ではございませんのでご興味のおありの方は庵主までお問い合せください
場合によりゲストとしてお招きできることがあるかもしれません

 なお、02年12月の例会より、宗匠を森利孟が引継ぎ、戸恒宗匠は春月の経営に集中することとなりました