229点盛

229回点盛り
比呂四
押し寿司のずしりと重きしめ加減 利正美◎武◎
具体的な方が見えてくるでしょう
練乳を指ですくひてかき氷 利美○武○
ちょっと汚くない?
雷に打たれてよりのご神木 利○
夏書きして升目に並ぶ墨の艶 利武
「旦(だん)はん」の斜め後ろの団扇かな 利恵
芸妓、愛妾などを控えての場ということね
恵一
鮒鮓や瓦まばゆき湖の国 利◎義
風蘭や純白の糸紡がれて 利○正○
やの切れが?受身
雷鳴の一本道に転びけり 義◎美
転んだのは雷、人?
墨痕も深緑なる夏書かな 利義○
神社へと向かふ子の背の団扇かな 利比
美子
羹の鱧の清しや朝の茶事 利正◎
朝茶事ってのはそれ自体清々しいものなんで
鮒鮓や客の破顔を盗み見る 比◎
なにやら心根がいやしいような
金封に布施と二文字夏書かな 利○
魚炙る炭すれすれに破れ団扇 利恵 
日雷背後に迫り買ふ切身
義春
雷に撃たれて大地目覚めかな 利恵○
鮒酢や湖北の波は静まりて 利○比
息災を穂先に込めて夏書かな 利正恵
来客に向けてもてなす団扇かな 比○
日傘さすうしろ姿の乙女かな
利孟
新幹線消ゆ雷鳴のあたりへと 恵◎
折りの隅までをひと色あなご鮓 比義
素気なき風のビニール団扇かな
夏書きめく出展準備きはめなく
若竹のしきりに皮を脱ぎひと日
舞妓の名入りの団扇の風匂ふ 利○義武
短夜や栞をはさむ三国志 利武
百獣の王も敵はじはたた神
渇筆の青墨美しき夏書かな
渇筆のは全体がかすれている?
成田着真つ先に鮨喰ひにゆく
日本に帰国したらまず、寿司だ!って分かんなくはないけど、私情あふれるばかりです
武甲
踊り手の腰に「でん子」の古団扇 利美
東電の「でん子」ちゃんの団扇ね
雷の電光太く空を裂く
夏書きかな風を知らせる鈴の音
ナツガキではなく、ゲガキ、鈴の音って実は風鈴?苦しいね
夏休み口コミで知る穴場宿
口コミ、とか穴場とか俗っぽいね
握り寿司自らおろすその日ネタ
その日ネタ???大いに疑問