242回点盛り
美子
旋回に一羽遅れて鰯雲 比義◎
なにか鳥らしいがイメージが浮かばない
割石榴肴に昔話など 利義○
石榴からなにか思い出したのか、石榴がつまみなのか?
秋澄むや半透明に鳥の影 利○
透けてないのに鳥の羽って向こうが透けているように見えることがありますね
園児等が手に手に触れて曼珠沙華
猫赤子良く寝て庭の熟し柿
猫と赤子、それは無理でしょう
利孟
写経会の僧の饒舌秋澄めり 比美◎義
神棚の蓋置く瓶子神の留守 比◎
枝も葉もなくて現し身曼珠沙華
隠居所の天に成らせて石榴の実
網張りし基地の鉄柵鰯雲
義春
鰯雲漁夫の眼は沖合ひに 利比○
目が沖に流れていったという表があったが
秋澄みて里山に音無かりけり 利○
直売の器量の悪さ秋高し
ナオウリという人物でも居るのか?
日の蔭でガバと割れおり石榴かな
ガバとというような擬音がぴったりくるか、言葉でいわずに感覚的なことでごまかしては俳句ではない
盛り過ぎても凛として曼珠沙華
盛り過ぎれば花はしおれるでしょう
比呂四
天空の更なる上の鰯雲 利◎
点眼のしばし目を閉ぢ愁思かな 利○
喧騒の事務所を出でて秋澄めり 利美
すくと立ち並んでいるや曼珠沙華
ふわふわの巣で守られ石榴の実
石榴の皮のやわらかい絮のことらしいが?
武甲
高麗川の蛇行に群れて曼珠沙華 利美○
蛇行だと川岸でしょう、巾着田のことですよね
国が酔ふ五輪の記憶体育の日 利義
斜に飛ぶラジコンヘリや鰯雲
石榴割る生物学の種の講義
分かったような分からぬような、種子なのか、生殖なのか?
恵一
火を吐いてくちびる焦がす石榴かな 利○美義
盛り塩に南天の実の陰りあり
あまりに瑣末では
断崖に立ちて迎へる鰯雲
迎え方の問題か?
自動車の白き埃や曼珠沙華
自動車の立てるなのだろうが、まあこんなところで