第425回点盛り

利孟
蝋燭の灯に揺れ床の白椿 あ○義◎恵◎
一輪の椿、陰影が雅な遊びか:あ/夜に茶会があるらしい、蝋燭の雰囲気:義/茶会の前の静けさ、孤独感:恵
神勅の天壌無窮紀元節 虚義○
皇室の弥栄:虚/天皇家の永遠がピッタリ:義/
良う来たと婆の支度の蓬餅 あ義
お手製の菓子が楽しみ、蓬の早春の香り:あ/受け入れ側中心の句、幸せな情景:義/
ガレージの雪掻き暖機運転中 虚義
暖気も面白い:虚/これから除雪に出動?:義/
紅白戦オープン戦と二月尽
恵一
紙飛行機の宙返りせり二月尽 利雨◎あ◎
宙返りして二月が終えていく表現:雨/大分日が延びて外遊びの紙飛行機の動き:あ/
着飾りて歌舞伎座に食ふ恵方巻 利虚○
着飾って喰うのいかがなものか/情景が浮かぶ:虚/
湯の中に仰げる月や紀元節 利○
小連休、
富士塚を濡らし淡雪降り続く 利○
草餅や前掛けかけし母の声
なつかしい:雨/
義春
紀元節さらの日の丸花電車 利○雨あ○虚
テレビでしかないが、新がらしい:あ/旗を出す家がない時代、良いな:虚/
連絡船海峡の雪横殴り連絡船海峡の雪横殴り 利◎あ恵
このところの大雪で、厳しい季節が:あ/この取り合わせ好き、津軽海峡雪景色、横殴り:恵/
草餅や初孫中心里帰り
山茶花やチバリーヒルズ夢の跡
異動の命待ちつ精励二月尽
精励は余分かな
あやの
紅き実を喰はれ尽して建国日 利○恵○
ピラカンサか?、南天です、日の丸と重なるし:恵。
草餅や馴染みの店のみな閉ぢぬ 利○雨○
馴染みの店が沢山てのは?/昔からある古いお店でしようか。郷愁を感じます:雨/
家並のセピア色なる雪催セピア色に霞む家並み雪催 利○
大鍋の焜炉狭むる二月尽
レンジに嵩張る
春浅し足趾で手繰りてみるタオル
老化防止?、知られた話?
虚承
冊封を拒み厩戸紀元節 利◎
さっぽう、確定的な話?、冊封を厭ひ
三月やミモザサラダも出来上がり 利○義
若夫婦か、ミモザサラダが春らしい:義/
偕楽園駅改札出れば二月尽 利恵
梅の時期に臨時に駅がおかれる:恵
ファミレスをスマホで探す雪模様 利恵
雪が降りそうでファミレスに入れればよいか:恵/
草餅を門司港レトロ限定と
砂糖工場が多い、
雨竜
節分の邪気追い払う四方参り 利虚◎
四方詣り、京都ね懐かしい:虚/
二月尽暦の色も若返り
2ヶ月もののカレンダー
草餅や野を駆け巡る子らの声
建国日高千穂町に降り立つや
雪深し踏み込む長靴の入り込む