第426回点盛り

利孟
湯気の立つ飯に卵と花菜漬け あ義虚○
花菜と、卵の黄色が春の色:あ/健康な暮らし:義/朝食、和食ですね:虚
梅見頃オープンカフェの膝毛布 虚◎
梅の頃は未だ寒い日も。でもオープンカフェでホットコーヒーも:虚
山笑ふ蠕動続く搾乳機
子牛の生まれる春、動き始め:あ/
ヘッドセット掛けて法話の彼岸僧
今時なのでしょうね。愉快:虚/ヘッドセットが理解されないようで:利
黒文字の取り箸うぐひす餅の盆
黒文字箸が緑のうぐいす餅とコントラストされて:虚
義春
鶯餅そつと口笛吹きにけり 利あ◎
なぜ、そっと?、字数が足りないから?/色、形様々ながら、鶯を思い:あ/
房総の宿の床の間みな花菜 利あ虚
房総ってのは安房上総下総からなるのでして/みな花菜と言い切った潔さ:あ/房総のイメージに花菜、感覚にぴったり:虚
春風やジャズを演奏外輪船 利◎
お磨きの磨き手多き彼岸かな
真宗などであるらしいが、タイミングが違うのでは?、自宅の仏壇、一族集まってということのようで:利
登頂は生まれて初よ山笑ふ
どういうこと、どんな山、お年は?
あやの
写真立懇ろに拭く彼岸かな 利○義◎
放りっぱなしの写真立てを:義
鶯餅つまみ心地の優良可 利○義○
味わう前のつまみ心地が面白い:義
まづ目星つける蕎麦処山笑ふ 利義
ドライブか、昼に蕎麦をと:義/
菜の花や遠いむかしの罰ゲーム
?どれくらい昔、どんな罰ゲーム
憂し指でポンと揺らせる花ミモザ
憂し指で、自分の抱える悩みを理解精というのは無理
虚承
菜の花やカンバス映える時選び 利○
映えるは、今時バエルとなってしまうし、カンバスってのは基本無地の画布が張ってあるだけでは
彼岸会や宗派問わずと掲示板 あ○
墓の話でならわかるけど、お彼岸の集いとかでの人集めと、寺での彼岸会はやはり法要で檀家対象で、無差別には法要しないでしょう/お墓の悩みから、仏事でも堅苦しいし門戸を開く流れも:あ/
山笑ふ郭熙(かくき)の描く山水画
郭熙から引かれた季語というが、明るさ、のどやかさがその水墨に感じられるか、早春図というのが有名らしいが、そして、山に共通点があるだけで話が遠い
野路ものと皿に残りし野蒜の香
野路ものという言葉があるのか?、皿に残るというのが野蒜料理があったという印象だが、皿盛りの野蒜料理てのも想像できない:利/野蒜の香を感じる:義
うぐいす餅夫婦でめぐる高千穂峡
日記は投句に値しない、