5月のもう一言

夜桜の枝垂れ狂女のをどるごと  
狂女のをどる枝垂れぶり」は無理でしょう

清水の猪口手になじみ夕薄暑  
京焼きというのは大雑把過ぎて、イメージが出てこないので、京焼きのトップブランドを

穴子飯三筋垂れ引く角杓子  
苦心惨憺の句なり

くづ桜作法守りて得るしびれ  
くづ餠というのではくづ桜より更に庶民的になってしまいます

鯉幟尾の先までも膨らめる  
こんなふうに観察して、何か見つけて、という試行錯誤から俳句ははじまります

ナプキンを卓に並べて子供の日  
卓に林立ってのは極端に走ってる

新樹光起伏のつづく鞍馬道  
ちょっと安易だけど

幕間や葛切箸で掻き寄せて  
箸にとどまらずという悪戦苦闘も面白いけど、大急ぎの方が

風呂敷を解けば人寄る葛饅頭  
人寄るは?だけど

沢風やひかりを放つ猫目草  
ペコちゃん人形ってのは季節感を大切にしているということはありますから

★弦はづす弓の逆反り薄暑光  
棒立ちというよりはこうでしょう

母の手の形に丸めてよもぎ餠  
指跡がついてきたというと、第三者にはちとげんなり、赤福の餡ではないのですから

煉瓦道に影のゆらめく栃若葉  
煉瓦は外来語ではありませんので漢字で、上六となっても「に」はいれた方が良いでしょう

発電所至高の聳へ夕薄暑  
三句切れ、至高の聳へとは?、省略はあっても文章としても理解できるように