7月のもう一言

級友と磐梯登山梅雨晴間  
×磐梯山に級友と登りました、それに季語をつけても俳句とは言わない

幾万の若き墓碑銘朴の花  
アーリントン墓地

新緑や裏磐梯の熊の影  
裏磐梯に熊を見る、それでは詩でもなんでもないただの記録

貸小袖座敷に風の通りけり  
貸し小袖は飾って七夕様に供える小袖、衣装持ちになれる

家建ちて新しき闇月下美人  
きっとそうだったんだろうが、月下美人と関係ない

行々子見えぬ草潜朝日和  
草潜(くさぐき)で見えないのでは

山百合や香を重ね合ふ花の数  
小花数では日本語といえないね

笹笛の音の掠るる木下闇  
語尾の掠れるって、語尾は無いね

水端に香りつのらす花菖蒲  
菖蒲はあんまり香らんでしょう

碑の墨痕乾き青芭蕉  
石碑の彫った文字は墨痕とは言わない

泣き虫が神輿の尻尾についてゆく  
泣き虫とどうして分かる

寝そびれし真夜のしじまや百合匂ふ  
寝そびれし?

廃校に杣の子集ふ星祭り  
廃校になるような地域で杣の子がいるか?

空港にひそやかなれど星祭り  
ひそやかなれど?分からん

十薬や声かけて入る検針員  
一声交わすでは、イメージが湧かない

夏の夜や靴音激つフラメンコ  
べた即きだね

鉢植の薔薇をほめられ立ち話  
ほめられたとか、立ち話とか言っても詮無い