9月のもう一言
利孟
尺の擂鉢胡坐で抑へとろろ汁 比○石○
我が家の風景でもある、大家族で:石/
月見酒同期LINEに載る訃報
白露かな剪定鋏の発条仕掛け
赤く染まる長期予報図白露かな 比石
今のテレビの天気予報はこんな風で:石/
宅配の専用函や今年米
新米や鳥屋の卵を拾ふ籠
月見酒西域渡りの玉の盃 比○美
三たての蕎麦に小鉢の生のとろろ
比呂
風鎮のことりことりと月見酒 利☆ミ○
藍瓶の終のうす青つづれさせ 利☆美
うす青?、ちょっと全体の足を引っ張るような甘さ、浅葱とか/素敵:美
にじり寄る児を抱き寝かす天の川 利○ミ
切れをどうするかの問題
ぽつんぽつんと点く山家の灯夜の秋 利○ミ
ぽつんと一軒家じゃないんで殻
秋祭まつげも白き綿菓子屋 利○
年取って白い眉、まつげもあるからね/まつげまで綿菓子まみれ
植ゑつぱなしの菊の這うもの曲がるもの 利石
菊は生命力があってこんな風です:石/
新米の極上料理塩むすび
料理?
白露や青空の無き世界地図 利石
青空が無いというと、暗いイメージでそんな気分かもしれないが通じない
ひげ根焼きぽつてりとする山の芋
焼いてぽってりとは?/とろろがぽつてりです:比
夫の語に巡らす五感紫蘇の花
呂律まはらぬ夫の声とか、もつれるか、自分の努力を詠むなら歌だろう
信子
堰越える水穏やかに秋彼岸 利☆比美
木の家の木の戸引く音とろろ飯 利○比美
お祖母ちゃんの家の思い出が:美/
数数へ白露の朝の深呼吸 利○
泣き笑ふ四コマ漫画夜の秋 利○美
夜長をこうして過ごすのも:美/
月見酒影の彩り切子杯 利○
本尊に遠く手合わせ秋彼岸 利比
状況は?
新米を研ぐややさしく五本指 美○
五本指って普通はそうだし/食べるばかりで無く、研ぐところまでの視点:美/
ミヨ
ヘルメットの小童走る小六月 利○石
コワッパ?/こわっぱてのが面白い:石/
二等しんの土偶居座る秋日向 利○美
等しいをつかうと親戚になってしまう
出土せし土偶ひたすら秋日中
ひたすら秋日中?
コーヒーのコスタリカ袋干す秋日 利比
コスタリカのコーヒーは分かるけど、コスタリカ袋は?
残る菊全部投げいれ位牌堂
漱石のあるほどの菊の句を思う:比
納屋の奥昼間も暗し鉦叩き 利比
昼間ものもが引っかかる:石/
轆轤引く蕎麦丼のなり損ね
季節は?
美恵子
飾り終へてるてる坊主と月見酒 利○
てるてる坊主は荘るものじゃ無かろう、
白露きょう母は薬湯冷まし飲む 利○石
自分のことにした方が俳句的/ハクロキョウが面白い:石/
一年の労新米に手を合わせ
半年だけどね
作業着でとろろかき込む農の朝 利石ミ
昨夜用意していた?、危ないかも/農家は忙しいのでと言う雰囲気:石/
初紅葉競いて見つけ姉妹
電線に田を見張り居る秋鴉
秋鴉は?
大笊に山盛り五つ棗摘み
5個で山盛りになる?



10月句会予告
10月28日13時 十六夜 小六月 青蜜柑 夜長