4月のもう一言

利孟
湯加減を計りゆるりと淹れ新茶 比◎美友
測でなく計に意味があるのかもと:美/大切に淹れてるな:へ
新茶入荷の緑の幟出して茶舗
言葉整理したら:石/
小さき掌に握られ萎れつくしんぼ 比◎石美
小さな風景をまとめて:石/
寝入らむと思はば井出の蛙かな 比◎石
井出の玉川です:利/
夏隣農薬噴霧のポンプ押し
百千といふには足らず囀れり 比石
息を吐き結ぶ帯締め花衣 比友
ほんとにそうだな:へ/
ともこ
椅子一つ背中合せに花疲れ 利◎比◎石
一つの椅子を背中合わせで分け合う、って読ませるのに、一つの使い方
目標に届かぬ歩数遠蛙 利○比石◎美
肯定的な方が嬉しい/私の理想、頑張ってる途中で:石/
竹垣の緩む結び目四月逝く 利○比
冬越した竹垣がね
土塊を握りて砕き穀雨かな 利○
元句もどっちもありかな/どういう感じ?:石/
土筆摘む滔々流る用水路 利比
夏近し雲のしっぽを雲が追ひ 利比美
行雲流水ですかね/春霞からはっきりした雲が流れる:美/
新茶汲む萬古の急須艶を増す 利美
流した方が余韻が/新茶を入れたらとことか?:石/
信子
人一人の守る一島夏隣 利◎
一村とか一島とかなんなの?、村、島で良いのに思わせぶりな
向かひ合ふ県庁市役所栃の花 利○比友
栃木限定かも
花衣ぬぐや窓辺の夕日影 利比
脱ぐやは有名すぎるでしょ
新茶汲むやさしくやさしく湯を注ぎ 利比友
丁寧にの様子が:ヘ/
夏近く競走馬競るゴール前
どの声がどの声潰す蛙合戦
どの声?どういうこと?
花衣着て行く靴の紐締めて
洋服?、紐付きの靴はドレスアップに似合わない
美恵子
せせらぎにアンサンブルの蛙鳴く 利○
アンサンブルの中身が欲しいわけ
遊び着のポッケに溢れてつくしんぼ 利○比
遊び着?、エプロンでもポッケと言えば子供でしょう
旧友の酒宴の誘い花衣
宴会に行くから花衣か、宴会で花衣か
花衣摘み細工を髪に付け
新茶飲む深呼吸のごとゆっくりと 利比
弁当に惣菜彩り夏近し
茶色の弁当もあるけど、彩るよりは美味そうでしょう
床間に赤き一輪花衣
花衣って室内で着飾るものではない
比呂
古茶新茶生家百年解体す 利○
生家のことなんだろうけど、詠み込むとぼやける
夏めくや女滝男滝の睦みあふ
むつみ合ふ?、からみ合ふ
利根よりの水田ひろぐや遠蛙 利石友◎
よりの水?/スルッと読めて良し:へ/
目つむりて飲み込む白魚踊り食ひ 利美
面白く美味しそう:美/
夫逝きて流すタンゴや花の雨 利石美友
悼会田勝久/頑張ってるのでしょうが:へ/
靴履きて、肩上げ腰揚げ花衣
絞った方が:石/
鰯下げ鰯の香みつ路次抜くる
鰯提げて歩くってどういう暮らし?
つくし野や野良猫夫婦子沢山 美◎友
野良猫が夫婦なんぞでおらんでしょう、雄は無責任で/つくし野に野良が子を連れて:美/ほのぼの:へ