壮行会2004 ゲスト・スピーチ

堀 義人

グロービス・グループ代表
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■ 堀氏スピーチ


みなさん、どうもこんばんは。私も15年前の今頃、みなさんと同じように、わくわくしながら、渡航前の準備に忙しい日々を送っていました。出願が終わった後も、業務の引継ぎが始まったり、VISAの取得をしたり、毎日のように壮行会があったり、人によっては結婚されたりと、みなさん本当に忙しい日々を送る事と思います。いまから飛行機に乗る前に何をすべきかという事は、アドバイスしても仕方がないと思いますので、あえてしません。ただし、グロービスのMBAシリーズは全部買っておいて下さい。(笑)これを買っておけば、あとは勉強をしなくても何の心配も要りません。業務の引継ぎをして、人間関係の清算いや整頓をして(笑)、渡航の前の準備に励んで下さい。

渡航の飛行機の中で考えた事

振り返ってみますと、渡航前の忙しい時期が終わってやっと飛行機に乗った時が一番ほっとしました。そして、行きのフライトの中でいろいろな事を考えました。そもそもなんで留学するのか?そもそもなぜMBAを取りたいのか?そういう問いを自分自身に投げかけました。正直なところ、当時の自分はケースとレクチャーの違いも良く解ってなかったし、そもそもケースメソッドとは何かも良く解ってなかった。そんな中でたまたま合格したので行くという状態でした。

3つの目標

そんな状態の中で自分なりに考えたのが、どうせ行くならば目標を立てようという事で、次の3つの目標を立てました。

@ 経営学を体系的に学ぶ
高校・大学時代と正直あまり勉強していなかったのですが、大学院に自分の意思で行くという事は明確でした。MBAというのは、資本主義の中で唯一通用するグローバルスタンダードであって、世界の錚々たるメンバーが集まり、学び、卒業して行く場所であり、彼らがそこで学んで来たものを体系的に学ぶという事は将来間違いなく活きてくると考えていました。そこでとにかく経営学を体系的にしっかり学ぼうと考えました。

A 多くの人に出会おう
ビジネススクールには、世界中から優秀な人たちが集まり同じキャンパスで学びあいます。この機会を生かしなるべく多くの友達と仲間になろうと考えました。二つ目の目標はなるべく多くの人に出会おうという事です。私はボストンにいた時、Pacific Link(注)という組織を作り、HBS以外に、MIT、Boston College、Boston Universityそして、MITの工学修士、ハーバードケネディスクール、ロースクール、タフツ大学フレッチャースクールの人々を集め、日本人のみに限らずに多くの人に出会ってぶつかりあうという事をやりました。同じキャンパスに限らずに地域にいる人を巻き込んだ形のネットワークを作ろうと考えたのです。
(注)Pacific Linkはボストン修士会と名称を変更し活動を継続している。

B 旅行をしよう
私は大きくなってからアメリカに行った経験がなかったので、せっかく行くなら旅行しようを考えました。ヨーロッパ、南米、カリブ海と、なるべく多くの場所を自分の目で見ようと考えました。

この3つの目標をたてて、ニューヨーク経由でボストンのローガン空港に降り立った訳です。さあ、この地でこれから2年間戦いが始まるという訳です。実は、今ローソンの社長をやっている新浪さんが私と同じクラスで、しかも私の隣の部屋で、どんちゃん騒ぎをすると彼が必ずやってきて、いつも騒いで怒られて謝っていた思い出も有ります。また、彼以外にもHPの社長である樋口さんも私の同期でして、彼らのように、様々な人たちがHBSには居ました。

ケースとの出会い

2年間の間に多くの驚きがあり、新鮮な気持ちになりました。まず、学生の考え方が面白い、教授の教え方が面白い、そして何よりもケースメソッドの面白さに感銘を受けました。私はそれまで勉強が面白いと思った事はなかったのですが、ケースメソッドを通じて、初めて学ぶ事が面白いと思いました。ケースメソッドでは、自分の考えを言える。今までは教えられていた訳です。ところが、自分はこう思うんだという考えをオープンに言えて、それが間違っていないと。ユニークな意見を持った、違うバックグランドの人々がそれぞれの違う価値観をぶつけ合って学ぶという、そうした学びの方法論に大変感銘を受けました。

HBSで学んだ3つの事

3つの目標に関連してお話します。まず1つ目は経営学を学んでどう思ったかという事です。私は商社出身なのですが、同じように商社の方はお解りになると思いますが、日本の商社に居るとある意味勘違いをする部分があって、俺たちはビジネスを解っている、今更他人から教わる事はないと思っている訳です。ところが、ビジネススクールでは、いかに自分がビジネスを知らなかったかを痛感させられます。マーケティング、ファイナンス、戦略、アカウンティング、ベンチャーなど、自分の解らなかった、知らなかった事をこれでもかこれでもかと学ばされる。これは大変良い機会なので、ぜひ多いに学んで欲しいと思います。そして、機能別の分野以外にも、ケースメソッドを通じて、投資銀行や、コンサルティング、Management Buyout、ベンチャーキャピタル、メーカー、中国への投資など、 様々な業界を疑似体験する事が出来ます。こうした経験は、自分が実際に体験しようとすると膨大な時間がかかりますが、ある人曰く、感情移入をした場合疑似体験が脳に与えるインパクトは実際に経験するのと変わらないそうです。自分がケースの主人公として、ケースを分析して、自分の意見を考えて発表をしながら、そして、会社の業績が傾いた時の痛みを感じながら、自分がどうするか考える事によって、自分が様々な事例を疑似体験できる。そして、中国、アメリカ、ヨーロッパ等の地域を擬似的に回る事も出来る訳です。

2つ目の目標の人的ネットワークに関して言えば、様々なバックグランドを持った、様々な国の人たち、様々な業界の出身の人たちと出会う事が出来、大変面白いなあと思いました。そうした人たちとお互いの夢を語り合うとうのは大変良い経験になりまいた。私が、仲間達とお前の夢はなんだと語りあっている時に、一人強烈な印象を持った男が居ました。彼の夢は、なんとカリブ海の島を独立させてそこの国王になるという事で、方法論は全部調べてあって、国際法的に国連のどこにどう働きかけるか解っているという言う訳です。途轍もないと人がいるものだ、すごい発想があるものだと感心しました。そうした様々な人々に出会い、ただshake handsするだけじゃなくて深く入って行ければ良いと思います。

3つ目の目標の各地に見て回るという事に関しては、僕自身はサマージョブを経験しながらも、色々な各地を回っていました。幸い社費派遣という事もあり、お金はある程度余裕がありました。全米の主要都市、中南米、南米 カリブのクルージングと色々回りました。とりわけ、6週間かけてヨーロッパでバックパックの旅をしたのは印象深かったです。こうして、世界中の色々な地域を旅しながら、私は、自分自身が将来どういう舞台で戦っていくのかというのを考える良い機会を持つ事が出来ました。

自分のやりたい事を見つける

そうした中で、私は自分自身がどういう生き方をして行くのかという事を考えました。みなさんも、たまたま大学時代に選んだ就職先に入って、多くの人は転職をせず一つの会社に留まり、そして今留学を決め、一大転機を迎えている訳です。先ほどのアンケートでもMBA留学が自分の人生に大変役立ったという結果がありましたが、私が思うに、留学が自分にとって大変役立つのは、自分の人生の棚卸しをする良い機会であるという事です。5年後、10年後、20年後の、自分の人生のグランドデザイン描くいい機会であるという事です。もちろん全てを描ききれる訳ではないですが、考え続けて行くという事です。自分の得意・不得意は何なのか、何を面白いと思うか、何をつまらないと思うかというのを様々な人と話すうちに見つけていくのです。私はケースを通じた学びの中で、自分のわくわくする事は、起業家として会社を作ったり、Buyout Firmで買収をしたり、ベンチャーキャピタルで会社を育てたりという事で、逆にわくわくしない事は、オペレーションや会計という分野で、あまり変化が激しくない業界で普通の仕事をするのは、自分にとって面白くないという事が解りました。こうして、自分の向き不向きがだんだん解ってきて、楽しいと感じるとその分野にどんどん入って行きました。例えば、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットが大学に来て、講演をする場合には、彼らを食い入るように見る訳です。ビル・ゲイツは当時33歳位で既にBillionaireだった訳ですが、この若造がどうしてこうなっていったのかを考えてみる。もちろん、出来上がった姿だけを見るとわからない訳ですが、そこに至るプロセスを分析して、自分だったらどうするかを考えていくと段々解ってくるようになって来るものです。そして、さまざまな業界について自分だったどうするかという事をとことん入っていって考えるということをしました。

わくわく感を大事に

多くの人が犯す過ちは、わくわく感、どきどき感を重視しないという事で、頭で考えて自分の道を選んでしまうという事です。例えば、格好いいからと理由で、コンサルティングだとかBuyout Firmを選んでしまう。みなさんのようにエリートの階段を登って来ると、そう思ってしまいがちですが、そうではなくて、ユニークな自分の個性を大事にしながら、そして、自分がわくわくする事を感じ取りながら、人と違うキャリアを自分で作っていく、楽しい事にどんどん深く入っていって、自分のグラウンドデザインを作っていくという事をして欲しいと思います。

私は91年にHBSを卒業して、資本金80万円でたった一人でアパートの1室に事務所を借りて会社を立ち上げたわけですが、それから12年経って、ベンチャーキャピタルファンドは200億円に成長し、ビジネススクールも受講生が年間8000人になり、日本のビジネススクールの中でグロービスはかなり上の方に来ると思っていますが、そういう事が出来るところに至った訳です。ある人は、僕がMBAホルダーとしての初めての起業家だと言うんです。確かに僕の前には、キャリア的には、コンサルティングファーム、投資銀行というのがあって、それから外資系のIT企業というのが続いて、僕が企業家というキャリアコースを作って、しばらくして、楽天の三木谷君が続いたりという流れがあった。以前は、MBAをキャリアに生かしていくという考え方が強かったのですが、私は、京大を出て、住商を出て、ハーバードを卒業をしてと、人から見ると、ある意味、道があると思われていたのですが、それが自分で会社を立ち上げるという事で、何を考えているんだ、クレージーだと言われたりしましたが、こういう形でここまで辿り着いた。私は、みなさんにもこういう形で、ユニークな生き方を探して欲しいと思います。今なら、また別の人と違う道があるし、自分の個性を大事にしながら、あとから続く人のロールモデルになるような生き方をぜひ探して欲しいと思います。

堀さんからのアドバイス

最後に簡単にアドバイスを2つ差し上げたいと思います。

1つ目は行きのフライトの中で目標を立てて欲しいと思います。そして、2年後にその目標がどうだったか検証して欲しいと思います。私は3つの目標を立てて、帰国のフライトの中で自分は何を得て何が違ったのか考えました。そしたら、実は3つの目標以外の分野が大きかった。何が大きかったかという事はここでは教えません。僕が書いた「吾人の任務」という本がありますので、これを読んで下さい。(笑)、ひとそれぞれ何が大きかったかというのは違う訳で、例えば、堀 紘一さんは考える事を学んだと言っていて、それが、コンサルティングファームに進む事に繋がる訳ですが、僕はまた違う事を学んでそれで起業家というキャリアを選んでいます。みなさんは、先輩のキャリアを参考にしながらも、自分ではもっと違う生き方を追求していく事が出来たら良いのではないかと思います。

2つ目は何かというと、グラウンドデザインを描くために、自分の生き方を考える事。これは答えが出なくてもいいですし、簡単には答えは出るものでは有りません。これは答えを探し続ける事、考え続ける事が大切だという事です。

みなさんには、目標を持つ事、自分の生き方を考えるという2点をお勧めします。自分がどういう人間なのか率直に見つめ、自分が何を面白いと思うかという点について、頭で考えるのではなく、自分が感じる事を大切にして欲しいと思います。

91年にMBAをとって、今周りを見渡してみると、MBAを取った人のキャリアが明確に見えてきます。伸びている人は決して頭の良い人たちだけではないのです。ハーバードには、トップ5%のだけが選ばれるベーカー・スカラーというものが有り、日本人は3人しか選ばれた事が無い訳ですが、では三木谷さんはベーカー・スカラーかというと違いますし、新浪さんも違います。僕も違う。つまり、考える力以外の分野も大事だという事です。そうした事も含めて人生としての体験をするいい機会ですから、そういったものを学んで欲しいと思います。

僕自身はベンチャーキャピタルファンドを運営していて、200億円のお金を海外から集めて来ていますので、IRの一環で、ボストン、シカゴ、サンフランシスコ、シカゴなど、海外の主要都市を回っています。その時に出来るだけ、ビジネススクールに立ち寄ってスピーチをするようにしています。英語で日本の事を海外の人に理解してもらうためです。今日は、岡島が来ております。彼女は、三菱商事、ハーバード、マッキンゼーと進んで、グロービスに参加して貰っていますが、彼女と一緒に学校を回りますので、皆さんとお会いする機会があると思いますので、その際には意見交換をよろしくお願いします。

これから有意義な2年間を過ごしてもらいたいと思います。MBAは学びの場であって、肩書きは意味が無いのです。どれだけ多くを学ぶかというのが大事です。2年間は、ゴルフも結構ですが、人間としての成長、能力を高める事、頭で考えるだけでなく感じる力、直観力、感覚、そういったものを身につける場にして頂けたらと思います。

 

Q&A

歴史書の読み方、お奨めの本

Q. 最高裁判所の判事さんが堀さんと同じ本を薦められておりびっくりしました。ローマ人の物語という本です。この本がお薦めである理由をお願いします。

A. 私は歴史書を読む時に、自分がその時代に生きていたらどうするだろうかと考えます。今の価値観では読み誤りますから、当時の価値観を大切にします。そして、自分自身を物語に埋没させ、すごく共感できる人物を探します。ローマ人の物語では勿論カエサルです。彼は本当に面白いです。40歳まで遊び呆けていて何もしていないのです。彼は膨大な借金をしながら、40才までに3つの事にお金をつかっています。1つ目がネットワークです。みなさんも、面白い人間や将来のビジネスパートナーとの出会いを求めてこの場に来ていると思いますが、私もそういう事に相当お金を使ってきた。2つめは自分の能力を高めるためで、私は相当これにお金を遣ってきました。カエサルはローマからギリシャに留学しましたし、皆さんもこれから留学をします。僕はこれからも相当お金を遣おうと思っています。3つ目は、女性にお金を遣っています。(笑)私がそうかどうかはノーコメントですが。実は僕はカエサルが終わった瞬間につまらなくなって読むのをやめたんのです。カエサルの生き方が面白いからこの本をお奨めしているということです。

あと僕がお奨めしているのは、「代表的日本人」という内村鑑三の本です。留学をすると日本人としてのアイデンティティを考える機会が多くなると思いますので、日本人としてどのようなアイデンテティが有り、価値観が有りながら、どうやって海外の人と付き合っていくか、それを考えるいい本だと思います。

 

MBAで苦しかった事は?MBAとは何?

Q. 留学する皆さんに対して、2点堀さんのご経験をお話し下さい。1点目はMBA取得で苦しかった点は何ですか?これをどう乗り越えましたか? 2点目は、アンケートでも有りましたが、MBAは一体何なのかという点です。

A. 私は、楽観的でポジティブシンキングなので、苦しかった事を全て忘れてしまうところがあるのですが、進級のプレッシャーは激しかったです。私の入学時の、過去の実績として、4人のうち1人はドロップアウトしているという状況があり、しかも会社派遣のプレッシャーもありました。セカンドランゲッジである英語を使いながら、10%は自動的に退学(ローパス)というのはきつかったです。学校からのWarning Letterを受け取りながら、手を上げたら必ず指してくれと教授に頼みながら、がんばりました。もう一度やれといわれたら絶対やらないですが、次の人生でどうかと言われたら絶対やる、それだけ良い経験だったと思います。ハーバードの教授曰く、君達がプレッシャーの中でいかに自分の能力を発揮するかという事を学ばせるためにわざとプレッシャーを与えているのだよ、という憎たらしい事を言う訳です。そうは言っても、日本人はネイティブに比べて、読むのが30%、40%遅い訳ですからこれは相当苦しかったです。これはとにかく英語力を高めるしかないですが、僕は高校時代に一年間留学していて初めて留学する人に比べたらラッキーでした。HPの樋口さんは留学時代相当苦しかったと言っていますが、私もやはり同じような事を感じました。

MBAについて言えば、MBAは本当に価値があると思います。先ほどのアンケートに答えると、人生にも役立ったし、キャリアにもプラスだった。子供にも取らせたいと思います。2つ価値があると思っていて、一つはパスポートとしての価値。ハーバードのMBAがどれだけ自分のプラスになったかは図りしれません。私は海外から200億円のファンドを集めてきていますが、これは英語でブラインドプールと言って、一口5億円からですが、例えば、投資家が5億円を預けて、そのお金がゼロになったとしても文句は言えない訳です。日本という良く解らないマーケットで、ベンチャー企業に投資するとしか了解していない。オンラインショップを運営するベンチャー企業に投資するのとは全然違う、ものすごいリスクを伴う訳です。にもかかわらず投資家からお金預けてもらえる訳ですから、HBSのMBAは大変な信用があります。グローバルな世界においては、MBAは本当に価値があると思っています。

もう一つの価値は、パスポートをどうやって活用するかという事です。MBAを取った後は自分次第です。よくMBAはすごいとか、MBAは使えないとか、極端な一般化をする人がいますが両方間違いで、良い人間もいるし、悪い人間もいるのです。では、自分がいい人間になるためにどうするのか。MBAというのは、2年間の道場であって、自分を訓練する場です。自分の経営能力を高めるために、道場では何回失敗しても良いのです。むしろ、痛い目にあったほうが実になる身になるのです。実戦では、小さな失敗は大丈夫だが、大きな失敗は出来ないですから、訓練を受ける場で120%力を発揮していくという事に2年間を使うと良いのではないかと思います。

 

2年間でやり残した事はない

Q. 堀さんが2年間のMBAで遣り残した事は何でしょうか?

A. 私は結構やるべき事はやりました。結婚相手も見つけましたし。(笑)夏休みの間、サマージョブをやりながら、6週間ヨーロッパでバックパック旅行もしました。割と計画的にお金と時間を使って来ました。ただ、カエサルで言うところの3番目の遊びが足りなかったかな?(笑)みなさんも、2年間あっという間ですので、遣り残した事がないように気をつけて、計画的に取り組んで下さい。MBAを取った後は自分次第ですので、2年間の“道場”の中で自分の力を高めて、夢をもって、ユニークに考えて、自分の行き方を模索してもらいたいと思います。







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