< 参観授業は「古墳づくり」(社会科) >
 
*授業参観、多数ありがとうございました。子どもたちもはりきって学習に取り組めていました。
(ここまで「敬体」。ここから「常体」。)

1 絵を見て分かること、気づき、考え、思ったことをノートに箇条書
 きにしなさい。
 
 例によってどんどん書いていく。。6個書けた人から見せてもらう。1つ選んで黒板に書いてもらう。前の黒板は意見でぎっしり。やがて順に発表。
 「今日は参観日ですので、前で発表してもらいます。次の人も準備しておき なさい。」
 「石をならべている」(広瀬)と実際に絵を示しながら次々に発表。
 みんな大きな声で発表できている。
 「円筒はにわを運んでいる」(浅田)
 「男の人は働き者でどうして女の人は働かないのか」(植田)
 「はにわを上へ運んでいる」「みぞはなぜあるのか」(山下)
 このような問いに対してはすぐに考えを言ってもらう。
 「何で土だけじゃなく石も積んでいくんだろう」(竹中)
 「石を並べてがんじょうにしていることがわかる」(阿部)
 「お頭だけ剣をもってくつをはいている」(西川)
 「絵の古墳は前方後円墳か」(涼子・高橋)
 上から見た写真も紹介。山下さんがなぜ前方後円墳という名前なのか説明。
 「指導している人がある」(藤本)
 「おかしらがいる」(貴傳名)
 「古墳を作るのにどれくらいの費用がかかるのか」(斎藤)
 あとで資料集で調べた。
 「働いている人の表情が暗い」(斎藤)
 とってもいい意見。自分の解釈を入れている。
 「今の季節は春のようだ」(櫻井)
 季節に注目しているのもすばらしい。自分の解釈が入っていると言うこと。
 「はにわの物置がある」(谷勝)
 「大勢の人で石をひっぱている」(大寺)
 あとでその様子の想像図を見てもらった。
 「どうしてこんな物をつくるのか」(野川・船江)
 とてもいい問いだ。詳しく調べたい。
 「古墳を作っている」(一真)
 「奥の方で何か話している」(聖司)
 何を話しているのだろう。想像してもらおう。
 「かしら以外の人はどれいなのか」(武田)
 重要な意見である。
 「くつをはいていない人がいる」(上田)
 「えらそうな人はくつをはいているのに働いている人はくつをはいていない」
 (愛子) 服装・はき物に目を付けた。すばらしい。
 「たくさんの人が働いている」(森田)
 どのくらいの人が働いたのかも調べた。
 「みんなが協力している」(尾崎)
 「修羅(しゅら)で石を運んでいる」(玉垣)
 「他のはにわもあるのか」(高橋)
 最後にみんなに「はにわ」を見てもらった。
 松本先生秘蔵の「銅鏡」も。(皆から尊敬のまなざし!!??)
 「まだ、意見がノートに書いてありますね。少しでもちがったら発表するの  です。先生は当てませんから自分で立って発表していって下さい。」
 教室の真ん中の竹中さんの方にいすごと向きを変えて発表。
 「友達の意見を聞きながらノートに書いてもいいです。あとでいくつ書けた か聞きますからね。」あとで調べると最高18個書いていた。
 発表(指名なし発表)もどんどん続く。次々と立って発表する迫力。いいもんだ。途中でちょっぴり間が空いてもまた立って発表が続く。さすが6の1。頼もしい限りである。途中意見のやりとりもあっておもしろかった!!

2 何のためにまわりにみぞをほるのですか
 
 「水をためる」という意見が発表される。「古墳にほうむられた人を守るため」
 「穴をほってその土を山のように積み上げるため」それぞれ正しい。「水をためた使い道」も調べてもらいたいところだ。このように発表の後いくつかの確かめ問題をしていく。ノートにも答えを書く。

3 この絵は何時代の様子を表しているのですか。(古墳時代)
4 今から何年前の絵でしょう。(1700〜1500年前)
 
 教科書に出ているので調べる。

5 この古墳は日本一(世界一)の古墳です。何という名前でしょう。
 (大仙古墳・仁徳天皇陵)
6 この古墳の形には名前があります。何という名前ですか
  (前方後円墳)
7 当時、何年くらいかかって完成することができたのでしょう。
  (資料集から分かる。約15年8ヶ月)
8 何人くらいの人が働いたのでしょう。(約2000人)
9 今の科学技術や機械ならどのくらいかかるのでしょう。(2年6ヶ月)
10 働いている人は給料をもらっていたでしょうか?
  (理由発表、少し討論)
 
 最後に「国立博物館から借りてきた物です」はにわを見せる。
 
*学び・感想もぎっしり書いてもらう。また紹介したい。