< 10月むしあなご例会での
「18:00開始その場で教材研究模擬授業対決企画」は
大好評でした>
@4本の教材が提示された。提示者の来た順に模擬授業の順序が決定。
1 国語6年「海の命」(名村先生より)
2 算数5年「小数のわり算」(清家先生)
3 国語詩「小景異情」(伊賀先生)
4 理科6年「大地のつくり」(毛見先生)
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(提示された方の名前が間違っていたら修正下さい。)
その場で教材配布すぐに検討開始。まずは5分間。
松本、谷両人はペンを片手にしーーーんと取り組む。
その場の参加者も雰囲気に押されてか無言で・・・。
ぎりぎりに到着の方は「何が始まっているのか?」という表情で席につく。
(石田先生は何か余裕のある風でお話しをされていましたが?)
Aタイムキーパーの瀧口先生が「時間です」。
第1バトルの「海の命」松本・谷両人がジャンケン。谷先生が勝って先攻。
松本も思わず谷先生の授業に参加。
松本の授業は「1番大事な言葉は何ですか?」
参加者から理由まで十分に引き出せずに完敗。
5分という時間で勝負するのだからそれなりの発問・指示のステップが必要。
「海の命は何をあらわしているのですか」
「太一はクエとの戦いに勝ったのですか」なども準備。
松本の授業中、谷先生を見ると何と次の授業案を検討しておられるではないか。
松本も気を取り直して参加者が意見を考えている間に次の授業プリントに目を遣る。
B第2バトルは5年算数小数のわり算。幸い松本は現在5年生担任。
算数の授業ノートを会場に持ってきていた。
どう進めて何が問題だったかの記録がある。(しかし授業では別展開)
すでに木村先生は席についておられる。あとで講評がいただけると期待しての準備。
(その通りになった)
ジャンケンで2連勝の谷先生が先攻。
挿し絵の使い方がうまい。
線分図のおさえ方もさすが。
流れるように授業が進む。
5分後松本が登場。
同じ所を最初から進めては勝ち目がないと谷先生の授業のあとを行う。
しかし、「わる数」「わられる数」両方に10をかける所はかけ算とのつながりを考慮すべきとの指摘を木村先生からいただく。
木村先生からは谷先生の授業にも問題点の指摘があった。
「○アは3つの問題に分かれている。」
「板書も必要」
「私はここでは線分図を重要視しない」というわけで2回戦は引き分け。
C第3バトルは「小景異情」
7月の岡山の授業づくりセミナーでの課題(甲本・河田対決)である。
伴先生をはじめ多くの方の実践もある。
2人はもちろん(?!)今までの実践にない展開を模擬授業。
松本が先攻。読み方を問う授業展開。
「海の命」とは正反対で意見をたくさん言わせすぎて時間切れ。
時間意識の欠如である。
谷先生は5音、7音に分けて読ませる展開から「破調」へ。
なるほどという展開。谷先生の圧勝。
D第4バトルは毛見先生提示の理科。
社会、国語、算数の模擬授業はこれまで受けているからとさすがに2人を知り尽くした提示。すでに開始から50分経過。
例会の時間進行も気になる松本は「5分の準備」以前に授業開始。
相撲の制限時間前の立ち合い、プロレスのゴングの鳴る前の仕掛けの様相。
「2人のうちどちらをやってみたいですか」
結果・・・谷先生の案が圧勝。
E10月むしあなご例会のバトル結果
F学び
1 5分という時間を意識せよ
2 相手が授業しているときに授業を受けている間はない
次の課題準備や自分の授業準備せよ
3 後攻の場合安易に相手の授業の後を追うな
自分のプランで勝負せよ
4 「どちらがよかったか」あるいは「どちらをやりたいか」を
判定基準にする
5 「どちらもよかった」「どちらもだめ」も認める
6 時間が許せば2人よりよい授業の立候補を求める
(その場で3分程度・途中ストップあり)
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うーーん楽しかった!!