相生市那波小学校 算数 4年 「式と計算」
     (啓林館 4年上p72〜) 授業プラン
「全8時間の第1時の授業計画」
 
■ 参考 @インターネットランド(TOSS商標) http://www.tos-land.net
                        ナンバー検索1122213
       アドレス http://homepage3.nifty.com/ikemachi/4nensansuu/sikitokeisan1.htm
      A加古郡天満小 瀧口泰広氏のフラッシュコンテンツを使用
          http://www10.plala.or.jp/takisyan/shikitokeisan2.htm
      B『向山型算数教え方教室』03年9月 河野健一氏論文参考
 
■ ねらい数量の関係を( )を使って1つの式に表すことが出きる。
   (  )を用いた式の計算が正しくできる。
 
■ 授業展開予定
 
1 日付・ページ・タイトルを書かせる。
  9/11(水) P72 式と計算
 *学習の習慣として身につけさせる。そしてほめる材料にする。
 
2 問題の把握(挿し絵)
 「買い物に行ったお話ですね。」
 (簡単に触れるだけ。挿し絵にやや問題があるため。)
 
3 葉っぱ1枚の問題
 (1)問題を教師がゆっくりと読む。児童にも読ませる。
    「おつりはいくらでしょう。」(問題文の補足)
    『求める計算を式に書きなさい。』
 
    ○ア 500−180=320
 
 *ほめる:声に出している・教科書を両手で持っている。
  ほめて読みを繰り返させる。
  「指示」→「確認」→「賞賛」のサイクルを心がける。
  教師が読み、子供達が読む間に遅い子が追いつく。
 *「教科書を見る」技能を身につけさせる。
  「これは、超簡単。どうしてですか。」
  『教科書に書いてあります。』
 
   
   「答えまで求めなさい。」  320円
   「筆算使った人?三重○をしなさい。」
   「式、筆算、答えの3点セットで求めるのです。」
 
 *繰り下がりのある計算なので「お助け数字」を使わせる。
    筆算では位をそろえさせ、ミニ定規を使わせる。
    →出来ていたらほめる。
  
 (3)○イも同様に進めるが「式、筆算、答え」の3点セットまで一気に   進める。
   
 (4)教科書の続きを教師が読む。「この計算は、・・・」
    「出したお金代金おつり
    「ことばの式を読んでご覧なさい」
    言葉の式に当てはめさせて読む。
    「出したお金500円ひく代金180円=おつり320円」
    ○アで見本を示し○イでは子供達だけで読ませる。
    任せるからほめることが出きる。
    「すごい、自分たちで出来たね!!」
 
3 葉っぱマーク2の問題
 (1)問題文を読む。
 (2)問題文を区切って式を書かせる。  180+ 90=270
 (3)おつりまで求めさせる。      500−270=230
                     (筆算)  230円
 (4)かずおの考えであることを確認する。
   (ここではけい子の考えは取り上げない)
 (5)鉛筆くんの吹き出しを読む。
    ひとつの式にしていく過程を教える。
 
   「同じ数字に鉛筆で丸をします。」
   「270と270とを矢印で結びます。」
   フラッシュコンテンツを使い、視覚的に一つの式にさせる過程を見せ   る。
   http://www10.plala.or.jp/takisyan/shikitokeisan2.htm (瀧口氏のサイト)
 
   500−(180+90)=230
   「代金を先に求めたいので( )を付けます。」   
   式の読み方を教える。
   「500ひくかっこ・・・・・」
 
 
4 p73 □1をする。
    前ページと重なっているので鉛筆くん問題をする。
   「『( )の中を先に』、ここを赤鉛筆で囲みます。」
 
   500−(180+90)     180
         ↓          + 90
  =500−270          270
  =230                 
                    500
                   −270
                    230
5 p73 □2をする。
 (1)問題文を読む。
 (2)「右の絵を指差してごらんなさい。ケーキが6こありますね。6こと    いう答えを出す式は何ですか。絵の右横に書いてごらんなさい。」
    2×3
 (3)にこちゃんマークを教師が読む。
    その下、言葉の式は追い読み→全員読み。
   「言葉の式の下に、数を当てはめていきます。」
    ・ケーキの数は60
    ・1箱のケーキの数は(2×3)
    教科書に書き込ませる。
 (4)ノートに一つの式を書かせる。(チェック)
 (5)かずおくんのふきだしを追い読みさせる。
   「『( )の中をさきに』。念のためもう1回、赤鉛筆で囲みます。」
 
  <板書> 60÷(2×3)
            ↓
      =60÷  6
      =10       10こ
 
6 p73 ○3をする。
 (1)始めに右のイラストで、1列の座席が(3+2)であることを押さ    える。
    「右の絵。2列目から下を手で隠してごらんなさい。」
    「1列に何人座れますか。」
    「5という答えを出す式は何ですか。絵の右横に書きなさい。」
    先に計算するので( )をつけさせる。
 (2)いきなり75人だと難しい。
    まず、先生問題で「15人がすわるには」とする。
 
 
 
  <板書>式 15÷(3+2)
             ↓
       =15÷ 5
       = 3      3列
 
  (3)続いて本番の「75人」問題をする。1人で解かせる。
     板書させ、答え合わせをする。
 
7 計算スキル5をする。