(C)Two-Way/小学校/5年生/保健/体の発育と心の変化/性教育/思春期
松本 俊樹(TOSS兵庫播磨むしあなごの会)
思春期における体と心の変化を扱った授業である。参観日用のメモ。
第3時 思春期の体の変化(2000年6月2日 参観授業)
1 アンケート結果を知る
・「身長、体重が増えるだけだろうか」
:心の発達もある :大人に近づく
2 男女の体つきの違いを比べる
(1) 子ども 「どちらが男ですか、女ですか」
:うしろむき・・・・どちらか分からない
前向き 性器以外に大きな違いはない
(2) おとな
:後ろ向きでも分かる・・・体型(がっしりした体つき)(丸みのある体つき)
3 「大人になると体つきでどんな変化が出てきますか。」
(ノートに書かせる。板書させる。保健の教科書も見せる。)
男:のどぼとけ・声変わり・発毛(ひげ・性毛)・精通・肩幅
女:発毛・乳房・お尻の発達・初経
4 「このような変化の仕組みはどうなっているのでしょうか。」
・でどころはどこでしょう: 脳からの命令
↓
性ホルモンのはたらき(女子:卵巣 男子:精巣)
・なぜこのような変化が起こるのでしょう
子どもを産み育てるため
赤ちゃんのもと(卵子・精子)を作る準備
・このような変化を何というか「第二次性徴」
・このような時期を何というか「思春期」
→思春期の子どもの特徴(懇談会に)
(1) 価値観の変化(父母・教師の話→聞かなくなる)
(2) 夢・あこがれをもつこと(身近な人)
(3) 本当の友達を求める
(4) 精神的に不安定になる(心の港:母親)
(5) カウンセリングの必要性(父親・母親それぞれの役割)
・個人差があるわけは?:第二次性徴の目覚まし時計の差
6 これからどんなことに気をつけていくとよいか
・お願いメッセージ(お互いの)
・感想、学び、疑問、不思議に思ったこと