今朝、「ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が死去」とのニュースが流れた。 先日から、かなり危ないとのことだったが、とうとう・・・。
ヨハネ・パウロ2世は、史上初のポーランド人教皇だった。 イタリア人以外の教皇は、456年ぶりのことだ。
「空飛ぶ教皇」といわれた彼は、政治や経済ではなく、心を司る宗教が一体となれば人類はひとつになれるという信念を持っていたそうだ。
個人的には、それは無理ちゃうか〜? と思うけど、その信念に基づき、様々な過去を改め、謝罪し、また国際平和のために働き続けたことは驚嘆に値する。
カルロ・ヴォイティワ、それが彼の名だった。
ポーランドで楽しい大学生活を送っていたある日、ポーランドにドイツ軍が侵攻してきた。 そこから、彼の生活は一変。 戦争で、友人や仲間、果ては父を失った。
既に幼少のころ、母と兄を亡くしていた彼には、たった一人の肉親だった父親の死は彼にどんな感情を与えたのだろうか。。。
それをきっかけに、地下組織の神学校で学びだした彼は、戦後、司祭へ、共産党の色濃いポーランドでキリスト教の教えを説き続ける苦難の末、大司教、枢機卿に任命され、とうとうローマ教皇にまで上り詰めた。
教皇就任前も就任後も、何かと闘い続けた人生だったような感じだ。 神のために人のために闘い続けた彼は、天国に行けたのだろうか?! 私にはわからないが、84年間ご苦労様でした。。。
ところで、時期教皇は、「コンクラーベ」という枢機卿全員による互選で選ばれることになる。
教会法が認める「法王の退位」という手段は取らない、と発表されたので、彼は教皇のまま死去した。 既に、ヨハネ・パウロ2世が病床について先月から後継者争いの駆け引きが行われているが、実際の後継者が決まらないままの死去となった。 ヴァチカン生え抜きか、現場のたたき上げか、イタリア人かそれ以外か、今後の世界情勢までも左右するかもしれない重要な選挙になるだろう。
ところで、比べるのはなんだが、わが宗派 ご門主は、選挙ではなく世襲だ。 ちょうど、日本の国と似たような感じ。 天皇家が大谷家、国会が宗会となるだろうか。
大谷家も、天皇家と同じく、門主は直系の男子が継ぐことになっている。 幸い、現在、直系男子にも恵まれ、後継者の心配はないが、今後も安泰かと聞かれると果たしてどうだろう?! 人の生き死に、男女の産み分けはどうにもわからない。
それにしても、なんでも後継者選びは大変なものだ。 今回のローマ教皇の後継者選び、どういう人が選ばれるのか、ちょっと注目したいと思う。
(この文章はあくまで、私の個人的意見であり、宗教上の論争、苦情などはご遠慮ください)
カルロ・ヴォイティワ、それが彼の名だった。
ポーランドで楽しい大学生活を送っていたある日、ポーランドにドイツ軍が侵攻してきた。 そこから、彼の生活は一変。 戦争で、友人や仲間、果ては父を失った。
既に幼少のころ、母と兄を亡くしていた彼には、たった一人の肉親だった父親の死は彼にどんな感情を与えたのだろうか。。。
それをきっかけに、地下組織の神学校で学びだした彼は、戦後、司祭へ、共産党の色濃いポーランドでキリスト教の教えを説き続ける苦難の末、大司教、枢機卿に任命され、とうとうローマ教皇にまで上り詰めた。
教皇就任前も就任後も、何かと闘い続けた人生だったような感じだ。 神のために人のために闘い続けた彼は、天国に行けたのだろうか?! 私にはわからないが、84年間ご苦労様でした。。。
ところで、時期教皇は、「コンクラーベ」という枢機卿全員による互選で選ばれることになる。
教会法が認める「法王の退位」という手段は取らない、と発表されたので、彼は教皇のまま死去した。 既に、ヨハネ・パウロ2世が病床について先月から後継者争いの駆け引きが行われているが、実際の後継者が決まらないままの死去となった。 ヴァチカン生え抜きか、現場のたたき上げか、イタリア人かそれ以外か、今後の世界情勢までも左右するかもしれない重要な選挙になるだろう。
ところで、比べるのはなんだが、わが宗派 ご門主は、選挙ではなく世襲だ。 ちょうど、日本の国と似たような感じ。 天皇家が大谷家、国会が宗会となるだろうか。
大谷家も、天皇家と同じく、門主は直系の男子が継ぐことになっている。 幸い、現在、直系男子にも恵まれ、後継者の心配はないが、今後も安泰かと聞かれると果たしてどうだろう?! 人の生き死に、男女の産み分けはどうにもわからない。
それにしても、なんでも後継者選びは大変なものだ。 今回のローマ教皇の後継者選び、どういう人が選ばれるのか、ちょっと注目したいと思う。
(この文章はあくまで、私の個人的意見であり、宗教上の論争、苦情などはご遠慮ください)