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姉 と 弟

 今月は、ちょっとサボって、さとりちゃん日記&あきのぶくん日記を総合しておおくりしたいと思います。
 のぶりんは、さとりんよりも4・5ヶ月早く寝返りが出来るようになりました。最近はゴロゴロ転がって、ふっと見ると今いたところから、もうどこかへ行ってしまっています。夜は、あまりに転がって、布団から出て行ってしまうので、この暑いのに、ダウンジャケットもどきの布団のようなものを着ています。ところが、それを着ててすら、寝返りしようとして、思い通りにならず、もがいて泣く始末。で、下を向いてる方が落ち着くのか、上向けに寝かせても、次の瞬間には、もう下を向いて笑っています。で、足と手を空中に浮かせて、バタバタしたり、飛行機のように飛んでるカッコウしてみたり、一人で楽しそうです。お昼寝も、そのまま下を向いて寝てしまいます。当然、起きると、いつも顔には、ベッタリと畳の模様や、布団のしわや、タオルのしわや、絨毯の模様が、その時々ではりついています(笑)。よくそんなので寝ていられるな〜と思うのですが、本人はいたって平気なようで、横でテレビがついてようが、しゃべってようが、熟睡しています。
 ところが、そんなおとなしいのぶりんも、泣くときがあります。一つは、最近は寝る前はやたらうるさく泣きます。もう一つは、便が出たときや、お腹が空いたときです。そして、最後が、さとりんの声とさとりんの仕業によってです。それは、何か!
 ある時、のぶりんが昼寝してしまったので、さとりんに「寝てるから、静かにしてね。しー」と言うと、にた〜と笑ったさとりんは、ツカツカとのぶりんに近づいていって、ダ〜イブ!! その瞬間、静かな眠りは破られ、フンギャー!! 「コラー、さとちゃん、僕ちゃんの上に乗ったらダメ!」と注意すると、さとりんは振り返って、「へ・へ・へー」と笑ってるではあ〜りませんか! なんてヒドイお姉ちゃんなんだ。。。 そして、またあるときは、遊んでいるおもちゃを取り上げられ、またあるときは、足で蹴られ、またあるときは、哺乳瓶を押し込まれ・・・すごくかわいそうかも。
 でも、のぶりんも、結構負けてはいません(というか、単に何も考えてないだけかもしれないけど・・・)。先日、いつもさとりんに取り上げられるキラキラ星のメロディーの鳴るガラガラもどきがあるのですが、それをのぶりんが握って遊んでいたときのこと。音楽が鳴ってきたとたんに、そっちをニランダさとりん、「あ〜!」と言って、取り返しにいったんです。で、握ったとたんに、「や〜っ!」と言ってあわてて手を離したんですよねー。なんのことはない、のぶりんはガラガラを口に入れてたので、ガラガラはよだれでべチョベチョになっていたのでした。取り返す計画を断念したさとりんは、それでも、「ウギョー!」と指差して叫んでいます。狼の遠吠えってやつですか?! でも、あんまりうるさいので、こっちがガマンできなくなって、隙を突いて、のぶりんから取り上げて隠してしまいました。もとはといえば、あのおもちゃは、のぶりんにもらったもので、さとりんのじゃないんだけど・・・。そういっても、全く理解しようはずもありませんが。
 それに、これものぶりんにともらったものですが、プーさんのおもちゃ、置いといたらさとりんのものになってしまいそうなので、隠しておいたのに、目ざとく見つけてきて、「ぶーたん、ぶーたん、う〜っ!」と、開けるようにうるさいんですよ。さとりんは、私がディズニー好きなので、そういうものを買い与えるせいか、ミッキーや、プーさんが好きです。特に、お昼にディズニーのミニ番組を見せているので、ミッキーを見たら手を振るもの! という認識をしているさとりん。のぶりんの哺乳瓶を見ても、自分のパジャマを見ても、おまるを見ても、「ミッチー!」と叫びながら、ブンブン手を振っています(しかも、ミッチーって・・・及川光○か、浅香光○かっちゅーねん!)。で、話は元に戻りますが、せっかくおもちゃを隠しておいたのにー、それは、さとりんのものじゃないのよ〜! どうも、さとりんにとっては、人のものは自分のもの、自分のものはモチロン自分のもの、という子どもにありがちな典型的自己中で、この世の中回っているようで・・・。そんなことばっかりしてるから、のぶりんが寝っころがってる横で、自分も横になってみたら、起きようとしても起きられない様子に、どうしたのかと見てみれば、最近なんでもつかみたがるのぶりんは、さとりんの髪の毛をガシッと握り締めて離さない。動けば動くほど、自分が余計痛いだけで、イヤ〜な気分のさとりんでした。
 そして、今度はさとりんの逆襲?! 私の背中に馬乗りになってたさとりんが、のぶりんの横に落下。狙ってたんじゃないのか? と思えるぐらい完璧にかかとドロップ(そんな技あるのか?!)が、のぶりんの額に決まって、一瞬の静寂の後、嵐のような泣き声が・・・。あー、うるさい!! んで、それ見ても、笑ってたさとりん、今度は自分でばら撒いたパンフレットの紙ですべって、頭から後ろにゴツン! こっちのほうが、泣き声がうるさい!!
 それにしても、片方が寝てたら、片方が起きてる、でもって、うるさくて片方も起きてしまうという悪循環が、毎日繰り返されている今日この頃。両方一緒に寝ろ〜! と叫ぶよりりんであった。
(2002.5.25.)

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