僕ちゃんの発表会

 さとりんは、モチロン発表会だったのですが、今年からはのぶりんもヤマハの発表会に出ます。といっても、母親も一緒という、去年のさとりん状態。2年連続で、こんなことすんのか・・・とほほ。
 のぶりんの発表会の曲は、おかあさんといっしょのラストに歌っている(2005.4月番組改編で変更になりました)「あ・い・う」と「スプラピスプラパ」です。「あ・い・う」は、去年のさとりんと一緒だし、まあ、おかあさんといっしょを毎日見ているので、なんとかなるでしょーと、ずいぶん気楽な気分の私。もう1曲のほうも、やってみればなんてことない、子どもはタンバリン、母親はすずをずーっとたたいてるだけ。リズムとることもほとんどないので、ラクチンです。なんか、去年のさとりんのときと比べるとめっちゃ楽ちゃう〜ん?! これも、2回目だからの余裕か?!
 ところが、のぶりん、やりだしてみると、困ったちゃんなことが・・・。やる気満々なのは、いいのですが、やらなくてもいいところを熱心にやって、自分のパートはぼーっとしてる・・・オイオイ。それでも、まだ、やるだけマシってところでしょうか。なんだか、周りを見回してみると、かなり先行き不安な様子。さとりんのクラスのときと、明らかにムードが違う。。。 ちょっとヤバイんちゃうか〜?
 そう思っていると、明らかに去年と違うのは、発表会の練習が多いこと。さとりんのときは、発表会の練習はレッスンの三分の一くらいで、後はテキストやってたのに、なんか今回は半分かそれ以上、発表会の曲に使っている。それでも、あまり上達が見られないのはなぜ?! 確かに、のぶりんも、あんまり家で練習しません。あんなにいつもおかあさんといっしょ見てたくせに、この時期になると、「僕、おかあさんといっしょみな〜い! だから、あいうしな〜い!」と、言い出す始末。反抗期か?! まあ、それでも、「一緒にやろう」と誘うと、なんとか練習するといった感じ。
 でも、日は確実に過ぎていく・・・苦笑。3月になると、立ち位置を決めることになり、お母さん同士でじゃんけんです。何って、マイクを一人で使う子を決めるんです。通常、マイクは2家族で1本、両端だけは、1家族で1本のマイクを使えます。後にして思えば、このとき立候補して1本マイクの場所にいったらよかった〜。全然決まらなかったので、じゃんけんしましょうって言ったの私なのよね・・・苦笑。でも、後悔!! 一緒に組むことになったのが、こんな言い方するのはなんですが、クラスで一番うるさい男の子(汗)。のぶりんは、どうも傍若無人なそのこがあまり好きじゃないようです。こりゃ、困った! でも、もう遅い後の祭りです。
 とにかく、立ち位置どおりの練習が、始まりました。案の定、マイクを占領する、タンバリンをたたかないときたもんだ・・・。のぶりんは、それをジトーっと横目で見て、何もしなくなっちゃった・・・とほほ。マイクを取り返しに行くんじゃないかと、こっちはハラハラ。幸いそんなことにはならなかったけど、「ちょっとー、ちゃんとせなあかんねんでー! コーラー!!」と、注意しまくり・・・大汗。違う理由で、ハラハラ・・・。

 そして、発表会が5日後に迫った最後のレッスン日。この日は、一緒に歌うほかのクラスの子も一緒に合同練習です。これが、またやんちゃぞろい?! 曲が始まっても、走り回る、タンバリンたたかない、マイクを投げる・・・散々な練習になりました。問題の、組む相手の子は、練習の間中、部屋を走り回って、たまにもどってきては、タンバリンを投げたり、マイクを奪ったり・・・。私が親やったら、切れて連れて帰ってるか、その場でたたいてる!! だけど、そのお母さんは忍耐強いのかやさしいのか、注意しないのよ〜!!! また、子どもって釣られるから、そのこと一緒になって遊んでる子も数人。。。 見れば、のぶりんの反対側の男の子も一緒になって遊んでるし・・・。最後までそんな調子の練習でした(涙)。
 担当の先生は、さとりんの先生と同じで、結構怖い先生なんですが、そんな状態になってもめずらしく放置。それまでなら、「○○くん、ほら先生の真似して、がんばってやろー!」とか、「○○ちゃん、こっちみてしないとだめだよ〜」とか、色々注意されたのに、全然注意がない!私には、かえってそれが気になる。。。 練習の最後に、先生の諸注意がありました。「まだみんな3歳なので、言われたとおりにできない子もいます。でも、舞台では、おかあさまが無理にさせようと追いかけたりしないでください。子どもがしたいようにして、ほっておかれたらいいです。ただ、ちゃんとやってる子の邪魔したりはしないようにお願いします。おかあさまたちは、ご自分のパートをにこやかに、なさってくだされば結構です」とのこと。見・見捨てられてる・・・汗。実は、先生も結構切れておられたのかも?! 注意されるのは、イヤだけど、注意されてるうちが花ってことね。。。

 それにしても、こんな状態で舞台に上るのイヤやわ〜苦笑。などと、思っているうちに当日になっちゃいました。で、どうだったと思います?
 やっぱり、練習のままでした(苦笑)。流石に走り回りはしませんでしたが、タンバリン投げつけてる子、向こう向いて歌わない子、そして、横の子は、マイクを奪って歌っているかと思うと、ひょいっと違うほう見て、今度はやる気なくなるし・・・なんだかな〜。そんな中にいると、のぶりんって結構おとなしくいい子かも・・・と思えてくるから不思議です(笑)。頑張って歌ったし、タンバリンも出来たし、いい子でした〜(親バカ)。
 ところで、発表会が終わったあと、1回だけ練習があったのですが、フツーにテキストのレッスンでした。何か違う?! ・・・そう、クラス発表会がないんです!! 去年のさとりんのとき、最後のレッスンは、クラス発表会で、一人で前で歌を歌わされたものです。それが、ない! やっぱり、先生・・・このクラスを見捨ててたのね〜トホホ。

 今度は、幼稚園の関係で、今のコース半年残して、上の幼児科に移るのぶりん。この時期の半年って大きいような気がするけど・・・大丈夫なんだろうか?! まあ、ウワサでは、今の担当の先生以外のクラスは、お遊びに毛がはえた程度ということなので、ちょっとは安心してられるかとも思うんだけど、できることなら、このままの先生で行きたかったよ〜涙。お遊びのぶりんには、やさしい先生より、ちょっとくらいは怒られるほうがいいと思うのよねぇ。お調子モンだから、怒られても応えない代わりに、やさしくされると付け上がる性格だからね〜。はーっ、気が重い進級になりました。。。
(2005.4.13)