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人見知り |
さとりも、6ヶ月になりました。このころの赤ちゃんの特徴といえば、やはり「人見知り」でしょうか。 赤ちゃんというのは、生まれたときは、目も見えませんし、耳も聞こえない状態なのだそうです。ちょうど、生後1ヶ月くらいに、笑い始める子が多いというのは、赤ちゃんの目の焦点が合って、耳が聞こえてくるかららしいです。そう言えば、さとりも、ちょうど1ヶ月たったくらいに、人の顔を見て笑うようになりました。それまで、夜泣きで疲れきってて、うっとうしいなーと思ってたのが、笑い出すと現金なもので、なんとか笑って欲しくて、あの手この手で赤ちゃんに接したものです。 ところが、人を見れば誰かれなく笑いかけていたさとりが、人を見たら泣くようになったんです。5ヶ月児健康セミナーに行った時、ほかの子どもは笑っているのに、さとりは、その子らを見て泣くんです。しかも、見なけりゃいいのに、その子らをふりかえってまで見た上に、まるでいじめられたような顔をして泣くんです。これが、人見知りの始まりでした。 家族だと、泣かないんですけどね。でも、だんなさんが風邪引いたのでお寺に1週間ほどあずけて、帰ってきたとき、お父さんなのに顔見て泣いたんですねー。あのときは、ちょっと、お笑いでしたね。だんなさんは、悲しがっていましたけど・・・。 多分、みなさんご存知でしょうが、人見知りというのは、見なれた人と見なれない人とを区別できるようになり、知らない人を見るとベソをかくという現象です。これは、赤ちゃんの認識力が発達してきた証拠なんです。ようするに、これは自分に害を成さない人、これは他人で、もしかしたら自分に害を成すかもしれない人っていう区別をしているというところでしょうか。 もうすぐ7ヶ月というのに、あいかわらず寝返りは出来ませんが、おすわりはかなり長時間できるようになってきましたし、今は高い高いがとってもお気に入りです。いつも、寝てばかりなので、目線が変わってきっと楽しいのでしょう。 これから、どんどん視野も広がってきて、2種類の区分だけでなく、認識できるようになってくれば、この人見知りはなくなります。私たちを見たときだけ、笑ってくれるというのも、きっとすごく短い間なのでしょう。 私を見ると笑うのを見るのは、なんとなく優越感! そのうち、ほかのものに気を取られて、ママなんてどっちでもいいよ〜ん、ってことになっちゃうんでしょうね。そう考えると、一人占めしていられる今が、ちょっといいかも・・・なーんて思う今日この頃です。 |
(2000.1.15) |