鍬崎山(2090m)


   厳しい山は少しでも早く、ということで、今回、北アルプスの鍬崎山を選んだ。以前利用したP社のツアーが日程的にぴたりと合ったので、早速申し込みをした。本ツアーは金剛堂山→鍬崎山→白木峰と回るものだった

 ので、中日の鍬崎山だけを申し込んだ。鍬崎山は薬師岳の北、立山の西に位置し、戦国時代の富山藩主佐々成政が数百万両の軍用金を埋蔵した山としても知られている。コースは立山山麓スキー場のゴンドラを利用し

 山頂駅、瀬戸蔵山、大品山と稜線を歩くのが定番だが、今回はスキー場から直接稜線に上がるコースだった。

  [行程]  

     2021年9月14日(火)

     自宅12:05→東京駅13:54→15:56富山駅→16:30「コンフォートホテル」泊

            15日(水)

    コンフォートホテル6:00→6:40粟巣野スキー場6:52→分岐→独標10:35→11:40山頂12:07→独標12:59→分岐13:56→14:02大品山14:08→分岐14:13→15:48スキー場15:58→富山駅17:07→19:22

       東
京駅→20:24自宅

 
 
[山行日誌]

 1日目はホテルに着くだけなので、昼頃家を出て北陸新幹線に乗り、4時過ぎに指定のホテルに到着した。馴染みのガイドのHさんと挨拶を交わし、明日の出発時間を聞い

 た。あまりよく寝られなかったが翌朝6時に
ホテル前に集合し、立山の粟巣野スキー場に向けて出発した。ツアーは男性3人、女性1人の合計4名だった。40分ほどでスキー

 場に到着、準備をして6時前にスキー場横の登山口から歩き始めた。天気は曇り、ガスが全
山を覆い始めていた。コースには太い電力用の導水管が敷設されており、調整

 池まではその近くを登っていく。1時間ほどで調整池に到着。ここから400b登って瀬戸蔵山からの道に合流する。ブナ林の気持ちの良い尾
根を行く。登山道はほぼ直登で

 急なところもあるが、先日の谷川連峰の朝日岳に比べればずっと登りやすい。やがて唯一の岩場を過ぎると独標である。景色が開けるがガスがかかり、目の前にあるはず









  の薬師岳や立山
が見えない天気アプリの「登山天気」も「天気と暮らす」もAの予報であった。確かに登山には良い天候で、暑くもなく寒くもなく、また雨も降らずだが、欲

 を言えばガスが晴れてほしかった。1時間強で山頂に到着。視界が
利かないので、記念写真を撮り、簡単な食事をして、すぐに下山開始。快調に下りて、途中、分岐から大

 品山に立ち寄り、4時前に登山口に着いた。富山駅到着は5時前だったので、思ったより早い新幹線に乗れて自宅
には8時過ぎに到着した。今回の登山は急登が多く、ツ

 アーについていけるか心配したが、朝日岳で付けた自信で乗り切った。来週は南アルプスの奥茶臼山、何とか無事踏破できればと願っている。



























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