八溝山は信仰の山で、山頂には八溝嶺神社が鎮座、中腹には弘法大師が再興したと言われる板東21番札所の古刹・日輪寺がある。八溝山地は栃木県、福島県、茨城県の3県に跨がり、
その最高峰の八溝山は茨城県に属している。 現在は林道が山頂の直ぐ脇まで通じており、容易に山頂まで行くことが出来る。ここを以前に訪れたことのある知人の話では、まだまだと思
っているうちに、いつの間にか山頂へ着いてしまった、とのこと。どこに車を駐め、どのコースを取るかが重要だった。
[行程] 2018年4月22日(日)
自宅6:30→池尻IC→中央環状線・東北道→西那須野・塩原IC→10:55八溝山山頂駐車場→日輪寺12:00→龍毛水12:20→白毛水12:40→駐車場13:00→袋田滝15:40→那珂IC→
常磐道→用賀IC→20:00自宅
[登山日誌]
山にしては比較的遅い時間に家を出て、池尻から中環を使って東北道に入り、栃木県の山奥をかなり走ったところで、
日輪寺へ向かう林道が通行止め。止む得ず茨城県の大子町方面に向かったが、こちらが本道だったようで、八溝山に
向かう林道を見つけ、山頂方面に向かった。次々に駐車場が現れ、どこに駐めるか迷っているうちに山頂に着いてしまった。
取りあえず山頂へ行き、写真を撮った後、山頂から日輪寺をメーンに周回することにした。ブナやミズナラなどの広葉樹の新
緑が出始め、道ばたにはカタクリやスミレが咲いていた。落ち葉の降り積もった山道から伝わる弾力感が心地よい。30分ほど
下り、日輪寺の境内に出る。格式のあるお寺で、住職が出迎えてくれた。白馬の像が2匹奉納されている。
ここから八溝五水と言われる湧水巡りである。五水とは、金性水、銀性水、鉄水、龍毛水、白毛水のことで、水戸藩主
水戸光圀が命名したそうだ。銀性水、龍毛水、白毛水はほとんど水が出ておらず、金性水、鉄水は残念ながら訪れること
が出来なかった。
帰りには近くの名所「袋田の滝」に立ち寄り、滝の轟音を楽しんだ後、那珂ICから常磐道に入り、20時に帰宅した。
前回の金時山と同様、足慣らし程度の登山であったが、天気に恵まれ、山の早春の一日を味わうことが出来た。
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