ルール(その3)


オフサイド
「オフサイド・ポジション」にいる選手が、その選手のレベルより後方の味方選手より出たボールに干渉した場合、反則(オフサイド)となる。
オフサイドの発生した場所から、相手チームにフリーキックが与えられます。


オフサイドポジションとは、敵陣において、後方から2人目の相手競技者より相手ゴールラインに近い場所です。
(通常は、「相手GK」が1人目「最後尾にいる相手DF」が2人目となることが多いです)

典型的なオフサイドのシーン。

HOMEの攻撃の場面ですが、
この画面の左側にはAWAYのGKしかいません。
ドリブルしていたHOMEの選手がパスを出しました。
黄色い線より左側がオフサイドポジションです。

オフサイドポジションにいるHOMEの選手は、
この段階では、まだプレーに関与していないので
オフサイドにはなりません。

オフサイドポジションにいるHOMEの選手がボールに触れ、
オフサイドとなりました。

DCでは、ボールに触れなくても、ボールに対しある距離まで近付くと
「プレーに関与した」と判定されます。


■オフサイドにならないケース
@『オフサイドポジションにいた選手が、プレーに関与しなかった場合』

A『ボール保持者のレベルより同一、または後方にいる選手へのパス』(マイナス方向へのパス)

B『自陣(ハーフウェーラインより手前)でのプレー』

C『ゴールキック』

D『スローイン』

E『コーナーキック』

AWAYの攻撃シーン。
(中央のFWはオフサイドを警戒し、後退りしています)
オフサイドは、パスを出した瞬間に、
各選手がどこにいたかが問題となります。

そして、相手DFとの駆け引きが存在します。
パスを出した瞬間。

一見、オフサイドに見えますが、オフサイドではありません。
(一番奥のDFの位置に注目)

オフサイドぎりぎりの素晴しいプレーです。


もし、「自分がオフサイドかもしれない」と思ったら、副審の旗をチェックすると目安になります(あくまで目安)


●補足
実際には、オフサイドで相手チームのボールになった場合、「間接フリーキック」となります。

オフサイドの判定についてもそうなのですが、「プレーに関与した」「しない」など、
プログラムされた主審には判断できない理不尽な点もあります。
現段階では、オフサイドを犯している選手がボールに近付くと反則を取られます。

DCにおいて、現段階では、2人以上がオフサイドポジションにいた場合、
一番先頭にいたプレーヤーのみがオフサイドの対象になっているようです・・・。