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幻記屋行人&並木愛花様より
エンチャンターの設定と その作品を いただきました


”薬屋”マクガン


スープレックス(Souprex:劇薬)毒性値:15(魔法)
この薬を飲むと、体長10m程の二足歩行の爬虫類になってしまいます。
爬虫類になる以前の記憶は残りますが、知力は『動物並み』となり、あらゆる技能が使えなくなります。
言葉を喋ることも出来なくなりますが、リザードマン語を習得している場合は話せることにしてもいいでしょう。

ゲーム上の数値が必要になった場合は
 モンスターレベル=人間時の冒険者レベル
 敏捷度=10
 移動速度=10
 攻撃点=牙:12(5)/鉤爪:13(6)/鉤爪:13(6)/尻尾:12(5)
 打撃点=15/14/14/14
 回避点=10(3)
 防御点=10
 生命点/抵抗値=30/16(9)
 精神点/抵抗値=人間時の数値を使用 といったあたりが適当でしょう。

この薬の効果は1週間です。

チック・チック(Tick&Tick:麻薬?)毒性値:14(魔法)
この薬を飲んだ時点から1ヶ月、肉体的な加齢が止まります。
ただし、代謝が止まるわけではないので毒や病気は通常通りの影響をもたらします。

この薬には実は恐ろしい副作用があり、効果時間が切れたときに
『これまでの服用回数×1年』分 年を取ってしまいます!

この薬を常時服用する事によって若さを保っていた女性もいましたが、暫くしてマクガンはこの薬の値段を急に値段を吊り上げ、
その女性から薬代を散々搾り取った挙句、薬の製造を止めてしまって、女性を急激な老衰死に追いやった事があります。

マクガンの爆発ワイン(McGun's bomb wine:爆薬?)毒性値:16(魔法)
この薬を飲んだ人は、1日〜1週間の潜伏期間を経てから、カチカチという時計の針のような音が聞こえ始めます。
そして、それから丁度1週間経った時点で全身が爆発、四散してしまいます。
不幸にも飲んでしまった人は、針の音が聞こえる1週間の間に『鍵』となるワインを飲めば、爆発を起こさずに済みます。

『鍵』となるワインは色により2種類(つまり赤と白)あり、針の音が聞こえ始めてから『鍵』ではないほうのワインを飲んでしまうと・・・即爆発です。(ロゼは普通に飲めます)
ただし、この薬はワイン又はワインと合う料理にしか混ざらないという致命的な欠陥があります。
『鍵』のワインは、薬を混ぜたワインや、その料理に合うワインの逆です。
(赤ワインに薬を混ぜた場合、『鍵』ワインは白ワインになるわけです)
薬は混入後、無味無臭に変化し、混入から1時間経過すると魔力を失います(つまりセンスオーラにも反応しなくなるわけですね。)

なお、不幸にも爆発してしまった場合は、周囲にも被害を及ぼします。
魔法強度16、魔力9の『フォースエクスプロージョン』として扱ってください。

フェイク・シック(劇薬)毒性値:14(魔法)
この薬を飲んだ者はたちまち全身が蒼くなり、高熱と発汗を引き起こします!
当然、本人は生死をさ迷う事に・・・と言いたい所ですが、本人には何の苦痛もありません。
健康にも全く実害は無く、この身体のままで激しい運動をしても何の支障もありません。そして、約3日で元の身体に戻ります。
つまり、この薬は『重病人に見せる薬』なのです。
この薬が開発された当初、この薬を用いて仕事をズル休みする者が続出、『マクガン病』として世に広まった事があります。