９．２６ メアリーポピンズネタで 新商品を 考案してみました
”呪文を知らぬ”ハーバル・アルフレイス
ハーバル・アルフレイスは 魔術師の家ではなく、
貧しい一般市民の家庭に生まれました。
子供の頃から 街頭で物売りをして 家計を助け、
客寄せのために 歩道に絵を描いておりました。
ところが、なんと
彼の描いた絵は その中に入ることが出来たのです。
| 知名度１６・体感絵画 主として風景画 魔力付与者・「呪文を知らぬ」ハーバル・アルフレイス 絵の中の疑似世界を体感することが出来る 絵を見つめて、「中に入りたい」と強く念じることで、 絵の中に 身体ごと入り込むことが出来ます。 魔法の絵とは知らずに いつのまにか 入り込んでしまうことも あり得ます。 絵の中からの出口は 額縁サイズの 宙に浮かぶ 不思議な穴に みえます。 中は 通常は 手頃な広さ（笑）の 疑似世界であり、 絵の中の住人も そのことを 自覚しています。 彼らが すべて 画面上に描かれているとは 限りません。 画面上の建物の中に居たのかも知れませんし、 失敗して 塗りつぶされた登場人物も いるかも知れません。 たまに ホンモノの異世界に つながっている作品も あるようです。 |
ハーバルの絵は 有名になり、
絵を体感しようと 客が つめかけました。
高名な魔術師たちが 絵の謎を解こうと 躍起になりましたが、
彼らには 粗悪な「体感の額縁」を創り出すことしか 出来ませんでした。
人気のある絵描きとなったハーバルの その後については、
いくつかの伝説が 残っています。
いわく「自分の描いた乙女に恋をしてしまった」
あるいは いわく「絵が見せ物小屋のように扱われるのが我慢できなくなった」
あるいは いわく「絵が描けなくなってしまった」。
いずれにせよ、伝説は
ハーバルが 絵の中に去ってしまったと 伝えています。
知名度１６・体感の額縁 |
絵の中は |