手術を受けられる
   病棟の
      

手術を間近に控え、何かと不安も多いことと思います。当手術室では麻酔の事や、手術が始まるまでの様子を事前に知っていただき、少しでも安心して手術を受けていただけるようにこのパンフレットをお渡ししています。
手術、麻酔に関する心配事・不安なことがありましたら遠慮せずに何でもお話下さい。

手術室スタッフ一同

手術室は清潔な場所の為、看護婦はブルー又はピンクのユニフォームを着て帽子とマスクをつけています。付き添いのご家族も手術室に入ることは出来ませんので、病室の看護婦に指示された場所でお待ち下さい。

手術をする部屋に入ったら…

・病室のストレッチャーにのって手術をする部屋に入ります。手術室の看護婦がそばにおりますので気軽にお話下さい。

・室内には見慣れない器械があり、驚かれるかもしれませんが、患者さんの安全を守るための物ですのでご安心下さい。

・病室から着てきた寝衣、下着など全て脱ぎ、その後に手術用ベッドに移っていただきます。手術用ベッドは幅が狭いので、看護婦がお手伝いします。

手術用ベッドに移ったら…

・体の状態を知るため、胸に心電図のシールを3カ所貼り、腕には血圧計を巻きます。自動的に測定するため、腕を締め付けますが、すぐに元に戻ります。そして、体に酸素が十分行き渡っているか知るためのシールを指先に貼ります。

・病室ベッドと比べると、手術用ベッドは非常に狭いので、手元・足元を軽くバンドで固定いたします。

麻酔が始まったら…(全身麻酔)

・麻酔の先生がマスクを鼻と口に当てます。酸素が流れているのでゆっくりを呼吸を繰り返して下さい。その後、点滴から薬が入り、少しずつ眠くなってきます。手術は寝ている間に終わります。

手術が終わったら…

・手術が終わる頃から、徐々に麻酔を醒ましていきます。麻酔医や看護婦が名前を呼んだり、「目を開けて下さい」「手を握って下さい」「深呼吸して下さい」等の指示を出します。麻酔から醒めたかどうかの目安になりますので、がんばって行ってみて下さい。麻酔から醒めると病室に帰ります。