Nissan Figaro

<Pの小屋>

フィガロ ホーン交換

since 2009 Summer

かわいい音のホーンですが、
威圧感が足りませんね。
そこはかとない音で存在をアピールしましょうよ

フィガロ、なめられてしまいますよね。ムッときてホーン鳴らしても、かわいい音がするだけで「怒ってるんですよ」「危ないですよ」という感じじゃないです。
なので、ちょっと音量を上げてやりました。
方法はいくつかあります。
フィガロのは、バンみたいなシングルの電磁ホーンですが、サニーやパルサーのスーパーサルーンとかミラノXあたりと同じに2コにするのが手っ取り早いのかな。ただ、追加するのが高音なのか低音なのかがわかりませんね。
どうせ2コとも換えるのなら、全く別のものでも可能ですね。レクサスのでもなんでも付きます。だったら社外品でももちろん可能です。ようは12V車用なら、配線さえすれば何でも付いて鳴ります。
ちなみに、フィガロのは本体アースの配線端子1コのが付いています。
わたしが選んだのは、プジョー306純正のエアーホーン。
乗っていた頃、その音は気に入っていました。モデルの違うのに乗り換えたら普通の音になっちゃってがっかりしたものですが、最初の好きだったやつを、今なら中古で手に入るんじゃないかとヤフオクを物色。あっさり3000円で買えました。
シトロエンクサラあたりも同じのを使っていたようです。96モデルの306のときがこれで、97モデルになったら電磁ホーンになってました。
思ったよりでかいですw。ラッパも想像と違う形だし。
予想通りフィアム(FIAMM)製で、シリーズ3000って書いてあります。ダイキャスト製のコンプレッサと、でんでん虫型のラッパで、電気の端子はコネクタ状に2コだけ。あとは空気の入口と出口のホースが出てて、たぶん吸い口に付いているのがフィルタでしょう。ボディとの固定は、コンプレッサ本体にボルトナットが付いているのでたぶんそれで。一応2ヶ所取付口があるので、エアの向きは変えられます。ラッパの方は普通にステーが付いてる。端子にバッテリー電圧を当てると、コンプレッサが動きます。+−を変えて、空気の出る方で印付けて、端子はスピーカー用平形キボシを付けるとして、あとは車に固定するだけですね。
ちなみに私の入手したコンプレッサは、上部のFIAMM下の+−刻印とコネクタの向きは一致していました。私のはね^^。
ところで、フィガロにこんな大きいのが付くスペースはあるんでしょうか?w。
実は、上からほんの少し見えるホーンの様子だけで、なんとかなるだろうとホーンを持ってきて、その大きさにちょっとびっくりです。
ちょっと見た感じは、フロントグリルとフロントパネル、それとラジエータ/エアコンコンデンサとの間にはまあまあの空間があるとは思っていました。
ひとまず、グリル外してホーンも取ってみましょう。
フロントグリルはクリップ5ヶ所で留まっています。マイナスドライバーで、クリップのアタマを90°ひねってやると、クリップが抜けてグリルが手前に引っ張れます。ちなみに、ナンバープレートは外した方が作業はしやすいですが、わたしのはネジが錆びてまわらないのでそのままやりました。また、ウインカーレンズも先に外せるので、その方が楽です。レンズつかんで左に回すだけで取れちゃいます。
クリップが外れたら、グリルを手前に引っ張ると外せます。そうすると、ホーンが右上にいるのが見えますので、10mmのスパナかラチェットで外す。
グリルを留めていたクリップが車体側に残るので、すべて取り外しておきます。付けるときは、それをグリルに留めてから、車体に取り付けます。
わたしのは、ナンバー裏のところがフレームからきているステーとフロントパネルとの固定ビスがずれちゃってます。どついて入っちゃったんでしょう。がんばってもステーは手前に来ないので、諦めて放置。
さて、空間はじゅうぶんです。ハーネスも余裕があるので届くし大丈夫。
しかし、見た感じコンプレッサとホーンを固定できるボルト穴が見あたりません。ホーンは元のホーン位置に付けるべく、ステーの折り曲げリブを叩いて平面にして取付。コンプレッサは、ステーを付けて吊ろうと思っていましたが、上にはそんな気の利いた穴はないので、下からステーを延ばして、そこに取り付けます。ホーンの位置が決まっているので、そこにエアーのホースが届くようにコンプレッサを置こうとすると、
こうなりました。
これで一応鳴ります。ホーンにホースの差し込み口が2コありますが、反対側にホースつなぐと鳴りませんでした。
配線は、+側に純正ホーンの配線を、−側はボディアースです。
グリルを取り付けますが、さっきのクリップをグリルに取り付ける際に2コ粉砕w。そのまま取り付けようとしましたが、そうはうまくいってくれなかったのでしばらくウィンカーをタイラップで留めただけのスパルタン仕様で走ってました。クリップは注文てあっという間に届きました。1コ120円。いろんな車に使っているようなので、ストックがいっぱいあるんでしょうね。
グリルにクリップを付けるにも、ややコツがいります。足を開いて90°傾けて差し込んでひねって固定・・・やってみるとわかるのかな〜。
グリルにゴムパッキンが付いていて、これがなかなかうざいですが、ひとまず完成と喜んでみた。
プジョーとおんなじ音がしますよ。

ところがです。しばらく鳴る機会がなかったんですが、あるときホーンボタンを押しても鳴ってくれなかった。
停まって、ホーンボタンを押しても手前の方でブーブー言うだけでホーンは鳴らず、そのうちオーディオが落ちてブーブー音もしなくなった。
ヒューズが飛びましたね。
ボンネットオープナー下にあるヒューズボックスを開けて見てみると、やはり「ホーン フラッシャ」のヒューズが飛んでいます。スペアがあるので付け替えたらオーディオの電源は入りましたが設定はクリアされています。常時電源のヒューズなんですね。当然、フラッシャですからウィンカーも点かなかったことになります。ついでに、メーターの時計も止まってました。
つまりは、電気容量不足です。バッテリーから直接電源取るしかありませんね。
参考までに、ヒューズの配置を書いておきましょう。
バッテリー イグニッション アクセサリー
ヘッド
 ライト
ヘッド
ライト
ストップ
テール
ランプ
ホーン
フラッシャ
エアコン フォグ
ランプ
デフォッガ ヒーター ワイパー
ウォッシャ
オーディオ
オーディオだけが20Aで、あとは全部15Aです。フォグランプのところは空きですが、わたしはスペア用に突っ込みました。ずらっと同じ色のヒューズが並ぶのも壮観ですねぇ。
平成3年式ですから、当然いちばんでかい平形ヒューズですよ。
電源ハーネスは、いちばん安直にミツバ製のホーンハーネスキットを買ってきて付けました。2000円ちょっとです。SZ−1133というヤツで、バッテリーと、車体のホーン配線、ホーンの+−に結線してリレーを付けるだけのお手軽キットです。30Aまで大丈夫だそうです。そんなに要らないけど、まあいいでしょう。
鳴らなかったのは電気と、エアーのホースが折れ曲がっていたこともあるようです。
なので、コンプレッサを後ろに移設するべくステーをS字状に折り曲げ、二本組み合わせたステーの角度も変えて、ホーンの方も前に引っぱってやっと解決。
あとはコンプレッサ/ホーンがブラブラ動いてエアコンコンデンサに穴あけないように祈るだけです。
ミツバのハーネスに、エアーコンプレッサ用のもあります。それのほうがもちろんいいんですが、5000円はな〜〜。ちょっとしたいたずらのつもりが、1万円もかかってはどうかと。でも、たしかにちょっとホーンボタン押しただけでは、音が出ません。プジョーのときもそうでした。ヤフオクで安いの出てくるか、店頭に在庫のあるのを見つけたら買いましょうかね。

柏のスーパーオートバックスに寄ったときに、エアホーン用の配線キットが売っているのを見つけたので、つい買ってきてしまいました。ミツバのSZ−1134。税込み4000円ほどでした。
ホーン自体からの配線はそのまま使ってつなぎ換えるだけなので10分程度で取り替えも出来ましたよ。
元のままでも不自由はしませんでしたが、これは本当にいきなり音圧が高いです。自分で鳴らしてびっくりしちゃいました。
初めからコレ買った方が利口でしたねw。



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