Nissan Figaro

<Pの小屋>

フィガロ メーター類諸々

since 2009 Summer

フィガロを買ったのは、
このメーターの為だと言っても過言ではありません。
運転したら常に目に入るところでもありますよね。

インパネの美しさはフィガロの命ですよね。外の見た目より、わたしは内装の方が気に入っています。ハンドルも、トグルスイッチも凝っていていいですよ。
で、スピードメーターとタコメーターもデザインが秀逸だと思うのですよ。初めて乗ったときが夜でしたが、間接照明だと知らなくてちょっとびっくりしました。
ちょっとして気がついたのが、水温計が動きません。全くです。メーターじゃないと信じたくていろいろ水回りを点検してもらうも、特に異常はない。
仕方ありません、ヤフオクですね(笑)。
スピードメーター裏側 
中古品を落としてみました。3000円くらいだったと思います。まずこれを分解してみて、水温計だけを取り替える事が出来るのか検証してみます。
裏側から見えるビスを外していくだけで、けっこうバラバラに出来ました。水温計は燃料残量計とセットで取り外せます。まあ、これなら最悪でもここだけ部品で出そうですね。
ところで、その指針の仕組みが素朴で笑ってしまいます。学研の科学小学五年生の付録ですか?と思うような手作り感たっぷりのシロモノです。
コの字形の金属片にタコ糸みたいな電線が巻いてあり、そこに電流を流すと金属片が曲がって針の裏を押して水温を表現しています。バイメタルに熱を与えているだけとか言う訳じゃないですよね・・。燃料計もほとんど同じ仕組みでした。逆に、これが動かないとなると断線か、針が裏で金属片の動作範囲から外れているかくらいしか考えられませんねえ。
スピードメーターはワイヤーケーブル式です。ODOメーターも簡素で、巻き戻しなど私でも出来ますw。プリント基板にもなにやらバイメタルちっくな仕掛けが付いています。メーターを動かすのではなく、なにかのスイッチングになっていますが、なんでしょうねえ?。速度警告ブザーかな?鳴らないけどな。

どうせメーターを外すなら、照明用のバルブも全部取り替えてしまうことにします。部品屋さんにメーターのイラストを送ってもらい、タコ/スピードで7コ使っているようになっていますが、実際1コは取付穴が明いていませんでした。スピードメータで3コ、タコメータで2コそれぞれソケットと青いカバーが付いていますが、電球だけ交換できます。カバーは分解画像の緑色に見えるパックマン形のプラパーツがそうです。あと、ハイビームのランプにカバーなしでバルブをひとつ使っています。これ以外に、ブレーキやシートベルト、充電警告の表示灯にも同じモノを使っているので、10コほどお取り寄せしてみました。
一個150円ほどでしたか。C24セレナでも同じものを使っているので、まだ部品がなくなっちゃうことはないと思いますよ。こんな電球一個がこんなでかい箱に入ってきますw。

さて、車からメーターを取り外してみましょう。
メーター外側のメッキのリングを外すとビスが見えてきます。小さいビスはクリアのカバー固定用、大きいビスがメーターをインパネに固定しているビスです。大きい方だけ外せば、メーターは取れる・・・はずですね。
タコーメーター裏側 バルブ穴の開いていないところがうっすら見えます
タコメーターはすんなり取れました。訳なくバルブソケットを基盤から外して、ソケットからバルブをプライヤーで引き抜いて交換完了。メーターケーブルを外す都合上、まだインパネには取り付けません。
スピードメータがやっかいです。
手前に出てきてくれません。どうみても穴よりもメーターケースの方が大きいのです。メータケーブルさえ先に外せば、傾けて入りそうな気もしますが、どうやってケーブルが付いているか知らない私にはどうしようもありません。結局、メーターカバーを外し、メーターカバーケースの手前側リングも外し。水温計部のカバーケースを歪めながら手前に引きずり出してメーターケーブルをやっと外しました。カプラーを外してやっと取り外しです。インパネのメーター部周囲は傷だらけの汚れまくりです。
で、いざ分解して水温計を取り外そうとしたら、まだゆるめていないはずのビスが浮いているのに気がつきました。水温計の動かない原因はこれでした。基盤を固定するビスが水温/燃料のメーターへの通電を兼ねていて、これがどういう訳か水温計の部分でゆるんでいて電気が来ていません。動くはずがないですね。わざわざこれを外す理由もないでしょうから、自然にゆるんだのでしょうか?恐ろしい車です。
また苦労をしてメーターを組み付け、エンジンをかけたら難なく水温計は動きました。取付のときにうっかり金属片をドライバーで突っついてしまったからでしょうか、平常時の指針が真ん中より下の方です。それはそれでいいかと思われたんですが、冬にアイドリング停車していたらやけに暖房が暑く感じてふと見ると、水温計が真ん中よりちょっと上まで行ってます@@;。走ると下がります・・・・。オーバーヒートしちゃうんじゃないでしょうか??。ファンは回っているのでファンスイッチは問題ないとして、ラジエータキャップを開けて眺めていても水が動いていません。ウォーターポンプ?だったらいやですねえ。いちおう、サーモスタットとガスケットは買ってきました。1000円程度です。交換作業は面倒くさいらしいですねえ。
余談ですが、タコメーターにいる時計がいい仕事をしています。時刻の正確さなどアテにしていなかったんですが、分解時以外になんと買ってきてからいちども調整をしたことがありません。異様に正確です。ただ、分針が0〜30分だとやや進み気味になります。ビートから持ってきた電波時計も真っ青ですw。
バルブを取り替えたメーターは見違えるほど明るくなりました。それだけで夜のドライブが楽しくなっちゃいましたよw。

ハンドル右下にある警告灯類も、メーターと同じバルブです。
私の車は、新規登録をしに行く当日にシートベルト警告灯が点かないということに気がつきました。そのままでは車検に受からないので慌ててバルブを交換しますが、まだメーター用に頼んだのが来ていませんでした。仕方なく、一緒に並んでいるうち、車検に関係ないデフォッガのと交換してしまおうと企みます。
インパネ裏側でビス留めされているので、警告灯類の両端を手で探ってビスを探し、ドライバーでゆるめてやれば6連警告灯(笑)がごそっと裏側に抜けます。
で、バルブを取り替えてみたんですが点かない・・・。そう言えばシートベルトをしないでいるとブザーが鳴ったはずですが、いつの間にかならなくなっています。検査ラインの時間もあるので、とりあえずこのときはソケットごと位置を変えて取り付けて検査ラインに行きましたよ。リード線で配線してあったから出来た荒技です。あとで、バルブが来たので試しにまた換えたらちゃんと点きました。



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