Nissan Figaro

<Pの小屋>

フィガロ オーディオ格闘記2

since 2009 Summer

デザインの統一されたフィガロのオーディオ
壊れていてそのままでは使いにくいので
いろいろいじってみた試行錯誤の様子をどうぞ

とりあえずいい加減に付けてしまったスピーカーでしたが、普通の日産用楕円スピーカーでお手頃なのを探してはいました。もちろん新品を買えば話は早いのですが、ひねくれ者のわたしはどうにもJBLが付けたい気持ちが消せず、ヤフオクでエクサ用の中古品でも出てこないかとチェックしていました。
ふと、出品されていたのを発見。なにも確認せず楕円だからと入札したらそのまま落っこちてしまいました。
これです。JBLのP963。6”×9”とはオークションでもうたっていましたし、箱にも明らかに見えた。エクサのリアに付いていたのがそうも書いてあったような気がしたので、そこは気にしなかったのですが、普通に考えれば15×22.5cmですから想像できそうなものです。
箱から品物を取り出してひと目で「でか@@;」。あきらかに不相応なサイズです。
しかし2万円ちょっと出してしまったことですし、何とかならないかとグリルをフィガロのドアにあてがうと、ひょっとして何とかなるんじゃないか?と。問題は奥行きの方でもあります。
とりあえず助手席のトリムを外してみましたよ。
ドアのスピ−カーの穴にスピーカーをあてがうと、なんとなく常識的な範囲で収まるような感じがします。フィガロはドアの厚みがある方なので余裕があるかとも思いましたが、窓のレギュレータが来ているので思いっきり深いというわけでもなく。その手前にもストッパのように壁がちょっとだけ覗いています。このときに、ドアミラー付近に鳥糞をもらっちゃっていたのでホースの水でじょぼじょぼ流したのですが、その水で外したスピーカー裏側がびしょびしょでした。取付ブラケットが直撃を防いではいますが、これも付けるスピーカーでも対策を考えなくては行けません。
トリムからポケットを外してあてがってみると、ポケットの上からなら奥行き上も問題がないように思えます。それで強行取付することに決め、ドアポケットのスピーカーホールにカッターを入れちゃいましたよ。
ドアトリムをドアから外すと、裏側からビスでドアポケットが固定されてるのがわかります。やたら沢山あるので全部はずし、またビスで留まっているスピーカーグリルを外してしまいます。欲しい穴の大きさはスピーカーグリルとほぼ同じですので、その取付部分をきれいさっぱり切り取ってしまいました。縁にカッターを沿わせて切り取り、心持ち横方向に大きく広げてやると、あら不思議@@きれいにスピーカーが収まるのです。
スピーカーはグリルを付けて、これの表側からビスで固定します。ビスの位置を決めて小穴を開けて、付属のスプリングナットが入るようにポケット側も加工して半留め状態でトリムに装着しますが、そのまえに雨対策を。
スピーカー裏側のマグネット部分で、ドアのなかに飛び出る部分を、上からの水直撃を避けなくては。似た大きさのカバーをすればいいので、ホームセンターで物色。いちばん良いと思ったのはCD−Rのケースですが、ちょうどあまりもないし買ったところでそんなに使わないし・・・。で、食品保存用の円形タッパーと、塗料攪拌用のビニール製カップを買ってきてみた。カップの方がやわらかくてフィットしそうなので、適当に切って両面テープで貼ったよ。
スピーカーの付いたドアポケットをトリムに取付け、ドアに取り付けて結線、スピーカー固定のビスを締め込んで一丁あがりです。
微妙に下と前側にグリルがはみ出すのですが、ドアの開閉には干渉はしませんでしたよ。
ネットワークの箱の存在を忘れていて、しかもスピーカー左右とも同じ形態で配線の出口が左右ドアで逆方向になってしまうので、ドアポケットを欠き取ったりして適当にくくりつけました。
また、詳しくは書きませんでしたが、なんとなくデッドニング材は買ってきてあれこれ貼っておきました。ドアパネルに固定していないので、どうこうできるわけでもないと思いますが気休めです。
音は、私には変わったのがわかりますが、他の人が乗って聴いても「ふうん」で終わるレベルですw。
私しか乗らないからいいんですけどね。
ツィータースピーカーはじゃまくさいので外しました。

ホームセンターに行ったついでに仕入れてきたのが、M6の60mmボルトと50mmのスペーサー、ワッシャ他です。全部で500円していません。
これで、オーディオの取付位置を変えて、今使っている1DINのオーディオを純正オーディオの上に持ってこようという魂胆です。
もともとは、鉄板細工でブラケットを作ろうと思っていたんですが、会社の人と話していて「取付ボルト延長すれば?」と言われて、そんな簡単な方法もあったか!とね。
なので、オーディオの高さが5cm、元々の純正取付ネジがM6の8mmくらいのビスですから、60mmのボルトにスペーサー挟んで固定すればいいのではと考えてみた。
同じ丸アタマのビスを探すも、なぜか50mmまでしかなく、六角ボルトは見た目がなんなので、ヘキサゴンレンチで締めるステンボルトなるものにしてみた。先端20mmほどしかネジが切ってありませんが、今回は問題ない。
で、いざやってみましたが、60mmじゃちょっと足りません。あと5mmか10mmいります。そのほうが放熱の上でも得策です。
あいあかわらず下にずれても純正の裏側にはスペースの余裕が無く、ラジオアンテナのプラグ出っ張りが邪魔です。もちろん、後付けの方も余裕はありません。
なんとかネジがちょっとだけ入ったのでカタチにはしましたが、ビスは改めて買ってこなくてはと思っています。
位置的には、ここにあった方が操作がしやすいですね。
ホームセンターを通ったついでにビスを買ってきました。ステンナットは60mmまでしかなく、やむなく丸頭のボルトにしますが、これまた65mmの次が80mmまで飛びます。もうそれでいいやとw。
ネジの切ってあるのがまる見えなので、スペーサーを通して固定しますが、何となく買ってあった10mmのも使って60mm分スペーサーを入れて、もとの純正オーディオ固定ビスのかわりに固定します。
やけにしっくりと付いちゃいましたよ。こんなパイプ家具あるよね。空間に1DIN分のスペースばっちりです。スペーサーが奥と手前とで順番の違うのは、取付時の都合です。
もうちょっとオーディオの表面が上下で揃うと気持ちいいんですが、これはどうしようもなさそうです。
あとは隙間をどうしようか、ですね。
これで安泰かと思われたんですが、やはりけっこうな重さのある純正オーディオを、ネジ4本の足だけで支えるには無理があるようで、さらに1DINオーディオも載せているのですから、その荷重はけっこうなはずです。で、見ていても車の古さボロさも加わってかなり振動しています。普段FMかi-podしか聴いていないんですが、たまにCDかけると思いっきり音飛びします。従って、この取付方はお勧めできません。
東急ハンズで買った、不思議なゲル状の振動抑制シートを使ったらちょっとマシになりましたが、まだ飛びます。ボルトだけじゃなく、がっちりしたステーを作ると見た目的にも強度的にもしっくりくると思いますけどね。

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