ベンチマークテスト結果

流体計算に限定して評価しました.姫野ベンチ(128×64×64)で倍精度と単精度結果を示します.結果はMFLOPSです.

庶民,貧乏な研究室,上司がけちなところの手の届く範囲(全て50万円以下のマシンです)

コンパイラーオプション
g77 : g77 -O2 -funroll-loops ○.f g77 : g77 -O -funroll-loops ○.f の速かった方を示しています.
PGI : pgf90 -Mvect=sse -Mcache_align -fast ○.f
Intel : ifc -w -wX -O3 ○.f

C P U 仕 様 倍精度 単精度 Compiler
PentiumU  450MHz SIMM  256MB(70ns) 47.0 64.3 g77
Pentium!!!  500MHz SIMM  256MB(70ns) Visual Fortran
AMD Athlon  700MHz SIMM  256MB(60ns) 88.7 127.2 Visual Fortran
21164(EV56)  600MHz SIMM  256MB(60ns) 52.4 83.2 g77
21164(EV56)  600MHz SIMM  256MB(60ns) 59.4 106.7 Compaq Fortran
21264(EV67)  600MHz SIMM  512MB(60ns) 56.8 89.5 g77
21264(EV67)  600MHz SIMM  512MB(60ns) 86.2 144.7 Compaq Fortran
Pentium4  1.5GHz PC133  SDRAM 148.6 visual
Pentium4  1.5GHz PC133  SDRAM Intel Fortran
Pentium4  1.8GHz PC133  SDRAM 164.2 270.5 g77
Pentium4  1.8GHz PC133  SDRAM 171.0 279.8 Intel Fortran
Pentium4  1.7GHz PC800  RIMM 276.2 363.2 g77
Pentium4  1.7GHz PC800  RIMM 428.5 573.6 PGI Fortran
Pentium4  2.0GHz PC800  RIMM 274.1 375.6 g77
Pentium4  2.0GHz PC800  RIMM 279.8 457.1 Intel Fortran
Pentium4  2.0GHz PC800  RIMM 433.8 633.5 PGI
Pentium4  2.8GHz PC800  RIMM 612.7 834.2 PGI
Pentium4  2.8GHz*4 Cluster but 1CPU is 2.54MHz PC800  RIMM 1811.2 PGI


メモリーの差が非常に大きいことが分かります.PC800RIMMの高速さが際だっています.



IntelフォートランはPGIコンパイラーよりも計算速度では劣りますが,1GBを越えるメモリー(配列)でもプログラムを書き換える必要がありません.また,営利目的でなければ,無料でダウンロードできます.ここでは,そのインストール方法を説明します.


まず,ホームページからダウンロードする.

Red Hat Linux 6.2と7.1のみの対応です.それ以外のバージョンではインストールできません.たとえば上位バージョンだからといって7.0に6.2用をインストールしようとしてもできません.


インストールするマシンのrootにコピーします.直接Linuxマシンにダウンロードできる人は少ないと思いますので,パソコンでダウンロードしてから転送する場合とします.ftpのフリーソフトでパソコンからLinuxマシンのユーザーに転送する.このとき,必ずバイナリーモードで転送する.プログラムやデータを転送する場合(テキストモード)と設定を変えないとインストールできなくなります.


ユーザーからrootへ移動する.
たとえばnoharaというユーザへ転送しているとします.rootへloginして

mv /home/nohara/fc010821rh71.tar fc010821rh71.tar

Red Hat 7.1用をダウンロードした場合です

tar -xvf fc010821rh71.tar
これでファイルが展開される


./install
これでインストールが開始される


1,2,xを選択する画面が現れるので1を選択する


長い文章が出てくるのでページを進めていき,最後に同意するかどうか聞いてくるのでacceptと入力する







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