セガサターン


スーパーロボット大戦F・F完結編(バンプレスト)

-必ず無くなる両腕のロケットパンチ。マーフィーの法則?-

 ええそうですよ。エヴァンゲリオン出るから、イデオン出るから、ガンバスター出るから買ったんですよ。どうせオレもそこら辺の一山いくらのオタクちゃんに過ぎないですよ。悪かったなコンチクショウ!笑いたきゃ笑え!どうせボクはいらない人間なんだ!

 書いてて気分悪いや。あー続き続き。

 さてこの作品、有名ロボットとキャラがクロスオーバーで出てくるのはいいんですけど、ゲームとしては無茶苦茶です。戦闘時間長いし、ボス強いし、最後は愛が宇宙を救うし、三重苦ですよ。それでも遊んでいられたのは、シナリオの中に半ば強引に挿入される各アニメ作品の名シーンや、戦闘時のオリジナル声優の魂のシャウトに救われた部分が大きいのです。じゃなきゃ、オレのロボ魂はさっさと燃え尽きていたことでしょう。

 それと、キャラとユニットの優劣の差が激しすぎるところも問題です。特に後半の、ファンネル使えないモビルスーツクズ鉄扱いだったり、エルガイムの存在意義の喪失はかなり泣けます。何のためのユニット改造システムだ。あとキャラクターについてなんですけど、アムロじゃなくてカツで天下を狙ってはダメなのか?「私が守るもの」と言われちゃってもやっぱりレイはシンジが守ってあげなきゃダメか?阿修羅のように強いレイが見たかったのはオレだけか?

 あとは、イデオンとガンバスターが出るのが遅すぎ。しかも、両方とも原作じゃキ○ガイに刃物並みに強かったのに、ゲーム中のユニットとしては、今ひとつ決定打に欠けたのが残念極まりない。それに比べてゴッドガンダムの強いのなんの。なんだかんだ言って、みんなあのガンダム好きだろ。正直に吐けコノヤロウ。

 単なる愚痴になってきたのでまとめますけど、アレですね、料理に例えると、味(ゲーム)を楽しむより、飾り付け(演出)を楽しむモノですよね。何にせよロボットアニメファンでないと、そのうま味も見た目も意味がさっぱり分からないあたりは、今後の販売数を伸ばすにあたって弊害になるのでは。一般のユーザーの心配することじゃないか。

 今回は遊んだ人じゃなきゃチンプンカンプンですね。でもいいや、ララァならわかってくれるから(現実逃避)


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