私が聞いたり経験した中で、大切なことだけど、飼育書にはあまり詳しく書かれていないような内容をまとめてみました。 ただし、飼育環境や個体差によって、ここに書かれている内容があてはまらない場合もあります。参考として読んでみてください。

(左)爪切り前 (右)爪切り後
| 体重 | 必要カロリ− | ペレット相当 |
|---|---|---|
| g | kcal | g |
| 900 | 89 | 29 |
| 1000 | 96 | 31 |
| 1200 | 110 | 35 |
| 1400 | 123 | 40 |
| 1600 | 136 | 44 |
| 1800 | 149 | 48 |
| 2000 | 161 | 52 |
| 2200 | 173 | 56 |
| 2400 | 184 | 59 |
| 2600 | 195 | 63 |
| 2800 | 206 | 66 |
| 3000 | 217 | 70 |
| 3200 | 228 | 73 |
| 3400 | 239 | 77 |
| 3600 | 250 | 81 |
| 3800 | 261 | 84 |
| 4000 | 272 | 88 |
| 4200 | 282 | 91 |
| 4400 | 292 | 94 |
| 4600 | 302 | 103 |
ペレット100g当たり310kcalとして計算しています。繰り返しますが、成人うさぎの場合です。
母うさぎ(妊娠、出産、育児中)には当然必要カロリーはもっと多くなります。
成長期の仔うさぎには食事制限してはいけません。
ペレットのみでなく野菜もあげましょう。次の表は野菜と果物のカロリー量(100gあたり)です。
| 品名 | カロリー | カルシウム | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 |
|---|---|---|---|---|---|
| kcal | mg | g | g | g | |
| ペレット | 310 | 600〜1250 | 15〜17 | 3.0 | |
| アルファルファ | 15 | 18 | 2.0 | 0.1 | |
| にんじん | 32 | 39 | 1.2 | 0.2 | |
| チンゲンサイ | 12 | 130 | 1.5 | 0.1 | |
| セロリ | 13 | 34 | 0.9 | 0.1 | |
| パセリ | 37 | 190 | 3.0 | 0.2 | |
| こまつな | 21 | 290 | 2.6 | 0.2 | |
| キャベツ | 24 | 43 | 1.4 | 0.1 | |
| レタス | 13 | 21 | 1.0 | 0.2 | |
| しゅんぎく | 21 | 90 | 2.8 | 0.1 | |
| はくさい | 12 | 35 | 1.1 | 0.1 | |
| ほうれんそう | 25 | 55 | 3.3 | 0.2 | |
| いちご | 35 | 17 | 0.9 | 0.2 | 7.5 |
| 日本梨 | 40 | 3 | 0.3 | 0.1 | 10.1 |
| 洋なし | 56 | 5 | 0.2 | 0.1 | 14.4 |
| りんご | 50 | 3 | 0.2 | 0.1 | 13.1 |
| ぶどう | 56 | 6 | 0.5 | 0.2 | 14.4 |
| もも | 37 | 4 | 0.6 | 0.1 | 9.2 |
| かき | 60 | 9 | 0.4 | 0.2 | 15.5 |
| バナナ | 87 | 4 | 1.1 | 0.1 | 22.6 |
| メロン | 43 | 4 | 0.7 | 0.1 | 10.7 |
| パイナップル | 58 | 17 | 0.4 | 0.1 | 15.2 |
野菜と果物はすべて生です。アルファルファはもやしです。ペレットは参考として記述しました。ペレットの銘柄によって値は異なります。 果物類は、カロリーと糖質に注目してください。喜ぶからといって与えすぎは肥満の原因になるかも。
うさぎの食事は、ペレットでなく牧草や野菜を主体にしたいと述べました。その牧草についてのお話です。
牧草の良いところ
まず、牧草の良いところですが、私の気のつくところでは、次の4点です。
1)たくさん食べても肥満の心配がない。
2)繊維質が豊富でお腹に良い。
3)良く噛んで食べるので歯の伸びすぎを防ぐ
4)食べる以外の役に立つ
順に述べましょう。
- 1)たくさん食べても肥満の心配がない。
- 牧草(チモシー)はカロリーが低く、太りすぎの心配がないので、制限無く与えて良いそうです。 いつでも食べられるように、牧草入れにたっぷり入れてあげましょう。 ダイエットが必要で食事制限されても、牧草があればひもじい思いをさせなくて済みます。
- 2)繊維質が豊富でお腹に良い。
- うさぎにとって繊維質は、胃腸の運動性を高め、消化しにくい部分を排泄するのに役だちます。 その結果、消化しやすい栄養素を効率よく吸収できるようになります。 牧草の繊維質は、毛などの消化できない物質を体外に排泄する働きの手助けをしていること、 食べ物の消化に重要な役割を持っていること、この2つの働きを持っています。
- 3)良く噛んで食べるので歯の伸びすぎを防ぐ
- 牧草もカジってみましたが、堅くて私の歯ではかみ砕けないです。 実際うさぎが牧草を食べるところを観察していると、本当に良く噛んで食べています。 うちのピーターは牧草をよく食べるようになってからは、かじり木などをかじらなくなりました。 歯の伸びすぎ防止には、牧草が一番です。
- 4)食べる以外の役に立つ
- 主食の話からは外れてしまいますが、うちのピーターにとっては、遊び道具でもあります。 牧草入れの草を引っぱり出して食べるのですが、引っぱり出すだけで食べずに下に落とす草も多いです。 どうやら引っぱり出すことがとても楽しいようです。
- 牧草の難しいところ
- 次に牧草の難しいところですが、食いつきのよい牧草を見つけるのが大変なことです。 牧草を食べることが大切なことはわかっているけど、うさぎが牧草を食べてくれないという悩みをもつ人も多いようです。 うちのピーターは幸いなことに、今の牧草がお気に入りで、大変良く食べてくれますが、 そういう牧草に巡り会えるまでの苦労が大きいかも知れません。 私の一番のおすすめは、うさぎのしっぽのオリジナル牧草です。 この牧草を食べないうさぎさんはいませんと言ってもいいほど好評です。 横浜近郊(東京、大阪にも新店舗が開店)の方は、牧草を買うためだけにお店に行っても損はないと思います。 遠くて行かれない方のために通販もしています。うさぎのしっぽ以外にも、うさぎ専門店では同様な牧草を扱っているお店も多いようです。
近くにショップもなく行かれないし、通販も面倒だという方は、まろんさんの 「マロンのうさぎ天国」の 「ごはんと牧草」のページに、 いろんな牧草についてのレポートがありますので、こちらでご検討されてはいかがでしょう。
- 牧草の種類
- 今まで単に牧草と言ってきましたが、牧草にも種類があります。 原料では、チモシーやオーツヘイなどに代表されるイネ科の牧草とアルファルファなどに代表されるマメ科の牧草があります。 形態では、短くカットしたタイプと長いままのタイプ、キューブ状に固めたものなどがあります。 ロングタイプの方が多くのうさぎさん達に受けが良いようです。 おすすめはチモシーのロングタイプです。 アルファルファの牧草は、カロリーが高くカルシウムも多く含むため、子供にはよいのですが、 大人には、カルシウムの過剰摂取などの心配があります。
最近は、燕麦の生牧草の栽培も始めました。 小さなプランタでの栽培なので、そんなにたくさん収穫はできないですが、おやつ程度にはなっています。 生牧草もいけるようで、飛びつくように食べています。 なお、オーツヘイは日本語で燕麦(えんばく)で同じものです。
- 牧草でもたくさん食べたら太る(追加2001年3月)
- カロリーが低いのでたくさん食べても太りすぎないと上で書きましたが、食べ過ぎれば太る場合もあることを補足します。 実は、ピーターは少々太り気味であったので、食事のペレットや野菜を少しづつ減らし、 その分牧草は好きなだけ食べられるようにしていました。 それまで、だいたい1袋800gのチモシーを1ヶ月くらいで消費(けっこうロスがあります)していたのですが、 ある時気がつくと1ヶ月に2袋くらい消費するようになっていました。 最近牧草をよく食べるねと感心していたら、減少していた体重が逆に増えているではありませんか。 牧草以外の食事量は、明らかに減らして、いつもと変わりなく十分運動もしているので、 牧草のカロリーで太ったとしか思えません。 確かにペレットに比べれば、牧草は、カロリーも低く、同じ量を食べるのに時間もかかりますが、 それでも際限なく食べ続ければ、カロリーオーバーで太ることもあるようです。 ダイエットという概念を理解できないピーターの理想体重を維持することは、とても難しいと痛感しています。

(左)100粒入り1100円 (右)500粒入り3500円

1袋50g入り500円