当サイトの七人隊捏造設定および捏造人間関係




原作で裏切った形になった煉骨さんですが、うちでは最後までずっと良いお兄さんで行く予定です。
煉骨さんは、こう言ってはなんですが、七人の中では一番常識的だったんじゃないかと思ってます。まわりの状況を見て行動できる人で、自分の力量とか器も正確に判断できる。基本的には大将ではなく軍師タイプ。 自分に自信のある人ではありますが、大将として、また武人として蛮骨に及ばないという事はきちんとわきまえていたので、生前は「片腕」の地位である程度満足していたのだと思っています。わだかまりは無論あったと思います。だって蛮骨さん、若いし、あんまり頭よく無さそうだし。「もっとおれの言い分をきけーーー!」みたいな葛藤は常にあったかと。(^^;;
でも、別れて別の傭兵隊を組織したとして、蛮骨と戦場で敵対した場合、自分では叶わない、という苦手意識みたいなのが強くあり、敵になるよりも味方でいる方がメリットが多いと判断していたのだと思います。
その彼がなんで蛮骨に敵愾心を燃やして最終的に裏切ってしまったかというと、やはり「四魂の欠片」というドーピングアイテムの存在。(笑)
そして、蛮骨に従っていた結果たどり着いたのが、討伐され、首を打たれるという屈辱的な最期。
煉骨は蛮骨よりも自分の方が賢いという自信があったでしょうから、「自分だったらもっと上手く立ち回れたのに」という、大兄貴に対する不満不信が一気に噴出してきてもおかしくはないです。

あの裏切り行為は、「死んで、復活する」という行為を経た後だからこその行動だったのかな、と思ってます。だから、ここで扱われている時代では、まだ気苦労が多くて面倒見の良いお兄さんです。(笑)




彼等が首を打たれたのが、犬夜叉達の時代から十数年前。
当サイトでは、さらにその数年前の七人隊売り出し期から全盛期の頃が舞台となっています。(追わて苦しむ彼等は見たくないので…)
一応「犬夜叉」の時代が1550年前後として、その約20年くらい前の1530年頃の時代のつもりです。
そして年齢は蛮骨が15才の元服期に独立したものとし、亡くなった頃はいくら童顔だったとしても25才を超えているようには見えないので、七人隊としての活動時期は十年弱くらいとみてます。あまり若くして死んだのだとしたら、やっぱり不憫ですし。
ですから、当サイトに登場する蛮骨は10代後半から20歳そこそこまでで、他の面子も含めて、原作よりも子供っぽい雰囲気が出るように描いてます。蛇骨がよくきーきー喚いているのもその所為です。
けして管理人が「我が儘言う蛇骨と、それを宥める蛮骨、煉骨」の図が好きだから、と言うわけではありません。(←かなり苦しい言い訳…というかこれが殆ど本音(^^;;)
皆様、なま暖かく見守ってやってください…。




【蛮骨・煉骨】

「らっぱ」「すっぱ」等と呼ばれる盗賊体質の忍び集団出身。
雇われて、夜討ち、強盗などの行為を行う一族で、蛮骨は首領の跡取り。独り立ちして傭兵を始めた時、煉骨もお目付役みたいな形で一緒に一族を出る。
蛮骨の武具の形や煉骨が火薬の扱いに長けていることなどから、ひょっとして祖先は大陸から来た一族ではないかと思われます。蛮骨のお下げも弁髪の名残だったりして…。

なお、実在の「らっぱ」に風魔党という一族がおりますが、彼等は実戦に長け、ゲリラ工作などもよく行い、また渡来人かその末裔ではないかとも言われていたそうです。
イメージ的に、七人隊は彼等に重なる気がします。


【蛇骨】

孤児。学問寺に拾われ、下男としてこき使われていたのを蛮骨に拾われた。

【睡骨】

武家出身で武芸を一通り仕込まれる。長子でないので医者の家に養子に出された。真面目にお医者さんをやっていたが、戦場に医者として連れて行かれ、目の当たりにしたあまりの残酷さにショックで二重人格。それ以来、自分自身も信用できなくて一所に落ち着けず流しのお医者さん家業。蛇骨さんにあったことがきっかけ仲間入り。

【霧骨】

修験道の流れを汲む忍び一族出身。毒薬作りに生涯を捧げた危ないヤツとして追放される。傭兵をやってた所を蛮骨にスカウト。

【凶骨・銀骨】

それぞれ別の場所で盗賊。銀骨は怪我してた時の生命力の強さを買われて煉骨が人体実験用にスカウト。改造に勤しまれる。凶骨は相手構わず暴れていたところを蛮骨に叩きのめされて下僕にされる。……この辺出自が全然想像できない。というか、本当にこの2人は人間なんだろうか…。


一応、7人内での恋愛関係はありません。退屈した蛇骨さんが見た目マシな睡骨や煉骨相手にヤってるかも知れませんが、恋愛感情はありません。
別に掟があるというわけではありませんが、戦闘中に私情が絡まないように各自自制ってとこです。いわゆる犬夜叉一行でいえば、かごめが悲鳴を上げたら犬夜叉がそっちに気を取られて敵に隙を見せる、というような、そういう状態にならないためです。
彼等はプロの戦闘集団ですから、戦闘中にフォローし合うことはあっても、不利になるような凭れ合いの状態にならないように努めています、多分。

蛇骨と霧骨はけっこう仲がよく、それぞれ勝手に好みのタイプとか喋ってるような感じがします。蛇骨と睡骨の間には一種の緊張状態があります。

蛇骨は端から見たら蛮骨の愛人に見える振る舞いをする事がありますし、蛮骨も容認してます。でも、今のところは愛人ではなく、行きすぎたブラコンに近い感情です。煉骨は蛮骨と蛇骨のことを「お守りを言いつけられたやんちゃ兄弟」のような目で見てますので、気苦労が絶えません。

蛮骨さんは元々一族の頭格だったので、人を使うことに慣れています。自然とリーダー役を務めていますが、基本的には一匹狼タイプ。馴れ合っているように見えてけっこう冷淡です。本来は強敵がいて、戦う場さえあればあとは何もいらない、って口かも知れません。ただ蛇骨さんは自分が拾って育てたようなものなので、「自分の物」意識が強いです。やっぱり特別なんだと思いたい…。



 
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