◆ おいでませ、アニメ七人隊  ◆
 



第一回、蛮骨VS犬夜叉の回。

今回は、大変楽しませていただきました。
いきなり、蛮骨のお下げが尻尾!になっておりました。(笑)
お下げの途中で折れ曲がって斜めになってるって、中に針金でも入れてるんでしょうか、それとも骨?お下げの先っぽがパタパタしたりするんでしょうか!

そんでもって、片手で蛮竜を扱う蛮骨と、両手で鉄砕牙を使う犬夜叉が互角の組合!
ってことはあれですか!蛮骨の腕力は犬夜叉よりも強い?(燃え!)

そんでもって蛮竜を盾にして風の傷を防ぐシーン!
蛮骨!あんたどこに隠れてるんだ!(笑)

蛮竜の幅といい、地面に突き立ってる角度といい、どうやったらあの影に人一人が隠れられるというのか!
すごいぞ蛮骨、縮めるのか?

シーンとシーンの間が長くてテンポ悪かったり、銀骨耕耘機がのろかったり、顔がみんな変だったりと、もう相変わらずのアニメでございますが、なんかもう今回は笑いっぱなしでございました。四魂の欠片を取られて、顔背けて不服面してる煉骨が可愛いぞ!
そんな中での見所は、触手で立ち上がるタコ傀儡!と、鏡の前にしゃがみ込む、パンチラ(ふんちら?)しそうでしない、際どい蛇骨の太股!でございました。(ってこれしか見所ないのか…)
蛇骨と蛇骨刀はいい感じで動いてましたが、声がなんか頭良さそうに聞こたり…。

あと、殺生丸一行は、今回は全員偽物でございました。
結界に全身ぶつかっても浄化されないなんて妖怪の邪見じゃないし、具合が悪い〜〜とぐったりしてる邪見を引きずり人の話をまったく聞かない頭が悪くて分別も気遣いもない小娘はりんじゃないし、何よりもお顔が歪んで美しくない殺生丸様なんて、殺生丸様じゃない……。
あれは別人です、別人!絶対に本物の殺生丸一行なんかじゃないやい!(と泣きながら走り去る)

あ、でも来週の予告編は、顔といい、アクションといい、とっても期待できそうです。蛮骨の出番をいっぱい増やしてくださーい!\(^▽^)/




蛮骨初活躍の回。

燃えたわけではないのですが、黒煙を割って鋼牙に襲いかかる睡骨が格好良くて、楽しそうに城の土を耕す(?)銀骨耕耘機と真面目に操縦している煉骨が笑えたのと、鋼牙に攻撃をしかけた直後の蛇骨の太股が色っぽかったので。…蛮骨はちょっと微妙。細かいことを考えない蛮勇を持った男、という事なのかも知れませんが、何だか物を考えてなさすぎて、年長から見たら小生意気なガキ扱いで造反されても仕方ないタイプだな〜とか思ったり。(--;)

内容に関しては、なんか先週といい今週といい、ネタバレしたくてしょーがない!って感じでした。
先週の医者と羅刹の間で揺れまくる睡骨は、「最後は悲劇の人です」と言わんばかりだし、羅刹を安定させようとして逆に混乱させる煉骨は浅知恵を振り回しているようだし、今週は蛮骨に含むところがある様子を描いたり、いかにも「自分の知を過信して、結局失敗するタイプ」というのを仄めかしているよう…。
本来は最後の最後にあかされていた、「強すぎて危ないから大名達に追われた」っていうのも描かれてしまいましたし、七人隊は最初っから「裏切られっぱなしで悲劇の最後を迎える集団」という位置づけなんでしょうか?
私が七人隊に惹かれた部分――もたれ合いをしない酷薄とも思える人間関係のプロ集団、その中で垣間見える仲間意識。外道ゆえに討伐されたという話とは違う、闇に葬られていた真実――等といった部分が全て削がれてしまってますので、かえってアニメと原作は別物、と割り切って見られそうな気がしてきました。たぶん燃えはしないでしょうけど…蛇骨の太股以外は。(笑)

とりあえず、原作であった白心上人のように、聖人→奈落に従う敵→聖人であることに疲れた哀れな人間、といったような、キャラの印象が二転三転するようなどんでん返し的楽しみは無い物と思った方がよいようです。
犬一行の中高生仲良しグループ的じゃれあいは、なんか原作の方もそうなんで免疫がついてきたようです。というか……全然興味が起きない……。

来週は微妙に顔が変?とりあえず、アクションだけでも動いていて欲しいです。

そういや、あの意味ありげに登場した侍大将…10何年経ってもまだ最前線に出されているのか、いい加減に年で体力も落ちてるだろうに。「鬼だ」なんて言われていても、結局一合も刃交えず成仏させられてるし、なんだかなあ。面頬つけてるわりに喉ががら空きだった気もするし…。お屋形様の鎧も南蛮胴かと思っていたら、ただの腹掛け(?)っぽかったり。なんか強いんだか弱いんだか判らない城方でした、はい。




【はじめてみせる犬夜叉の涙】

えーと…今週は同人アニメだったのでしょうか…?ってくらいなんというか…。(^^;;
桔梗の背の矢が右だったり左だったり、矢羽根が極端に小さかったりと、あれはなんだったんでしょう。それからなぜ原作にない胸紐が掛かってるのでしょう。矢を入れるあれは腰につける物だと思ってましたが…。
煉骨が銀骨戦車制作時、口から吹き付けた火で鉄を溶かしていたようでしたが、あれでそこまで高温になるんでしょうか…?
睡骨の家の子供達が明るいうちから寝てたり、ちゃんと掛け布団(当時の庶民はもっと薄いのを掛けてた)着てたり、桔梗がぶつぶつ言ってたり、睡骨が潔癖性みたいになって手を洗ってたり…。
兄もどうでもいい登場の仕方でしたし、犬の鉄砕牙の一閃で波一つ立たない水面って……。
…いや、もう…いいです…。




【105話 不気味な鋼の重装備】

なんか、映画版みたいな顔でしたね…。
七人隊編、アクションはよく動いてるなーと思います。ですが…やっぱり…ふふふふふ(泣き笑い)

銀骨はガン○ムですか?(涙)
あの円盤、射程距離が長すぎでしょー!糸で操ってるならなおのこと、長すぎて絡んじゃいそうだし、その後の爆裂弾っていうか、焼夷弾っていうか、炸裂弾っていうか、あれも弾の数多すぎ!あんな広範囲に火災を起こすのって、どれだけの火薬を装備してるんだ…いくらあの当時のハイテク煉骨製だって、やりすぎだってば。(涙)
雲母の一本釣りシーンも、背中に人を乗せて動きに制限が付いている状態ならともかく、単体で自由に空飛ぶ化け猫を捕まえれるほど器用な動きをあのチェーンができますか?
鋼の糸を張り巡らして「刀を振らせない」っていうのも、不自然すぎ。原作のように全身に糸が絡みついたとか、円盤が重りになって動かし辛くて、短時間動きを止めるってのなら判るけど、あの程度で振れないなんて、鉄砕牙も風の傷も安い武器なったもんだ。風の傷は一応山ごとふっ飛ばすほどの威力があるんだよ、人間がつくった鋼の糸くらい切り飛ばせよ…。しかも肝心の銀骨の頭上高く振りかぶるシーンの犬君のポーズは、
とっても格好悪い!
そりゃ、チェーンを踏み台にして間合いに飛び込むシーンは格好良かったよ…。でもその前後が不自然すぎて…。(--;)。

唐突な冥加の温泉想像ギャグシーンも雰囲気ぶちこわしで笑えないし。
蛇骨は声だけじゃなくて、性格や仕草も女の子っぽいなぁ…。今回は凄みを見せるシーンがなかったので、女臭さだけが鼻に付いてしまった。

またあの坊さん二人組登場も、アニメお得意の「一度ウケたら使い回しネタ」になるんでしょうか…。はあ……。

ただ煉骨さんだけはステキでよろしゅうございました。
あの坊主っぷりが堂に入ってて優しげな話し方もはまってました。(^-^)




【104話 しのびよる毒使い 霧骨】

と、とりあえず……。
兄上、再び奈落の行方を尋ねる、というボケは回避しました。そのかわり、方向を間違ってないかどうかをわざわざ弟に確認するという、方向音痴(?)風味ではありましたが。(涙)
いままでのアニメオリジナルの回に比べたら、兄上の描かれ方、随分マシになったのではないでしょうか。余計な台詞もなかったし、引き際に捨て台詞もなかったし、霧骨さん、原作よりも粘ってたので何回も毒浴びてましたが美貌にお変わりはありませんでしたし。ただ、派手に溶ける小屋と裏腹に微動だにしない兄、というあのシーンはなかったでした。気が付いたら小屋ボロボロというか、でもあの方向で毒浴びたら、中にいる人達も被害が及びそうな気がするんですけど…(^^;;。
なんか兄の凄さがよく分かるシーンだったんですけど、ちょっとアニメになってインパクト欠けちゃいましたね。「邪魔」だから霧骨を片付けたと言っていたのに、、わざわざ横をすり抜けさせて外に逃がしちゃったり、外まで追いかけたりと、なんかその辺、余裕を見せて反撃させた上で止めを刺すという、格下をいたぶってるように見えなくもなかったです。(--;)

じゃこっちゃんは、本日もおばかさんでした。(*^^*)あの胸元パタパタさせて匂いをまき散らしてるシーンを見たら、犬じゃないけど「たたっきる!」と言いたくなるんじゃないでしょうか。可愛らしくて私は大ウケでしたが。(笑)
キノコに埋もれてわやわやしてるところも可愛かったんですが、あの状態で犬君よりも早く霧骨がやられる現場に到着(兄が霧骨をやったと確認してますからね)したんですから、蛇骨さん、犬君よりも足が速いようです。……まともに考えたら変ですけど、今までのアニメの変なシーンを思い浮かべたら、じゃこっちゃんの可愛らしさに免じて目を瞑りたい。(笑)
煉骨さんは……なんて言えば良いんでしょうね。あんまり印象強くなかったです。オリジナルシーンもあったんですけど、普通に敵の二枚目だったというかなんというか……。あの戦闘スタイルはまだお披露目しなくても良かったんじゃないでしょうか。坊さんスタイルで登場して知的な雰囲気を前面に出して欲しかったです。

アニメ七人隊編は七人隊のキャラクターの濃さで面白さが増してる気がします。今までのアニメが薄めすぎた脱脂粉乳なら、七人隊編は特濃牛乳のような密度というか……。
それにしても、今までオリジナルはもちろん原作の回すらも子供向けの作りだったのに、この七人隊編ではかなり対象年齢層が上がってしまったような。なんというか、どの年代をターゲットにしているのかさっぱり判りません。こういう作り方って、結局ファンが居着かなくてかえってマイナスになる気がするんですが。低年齢向けアニメオリジナルの連発で視聴率が雪崩を起こしてしまったので、アニメ初期のようなちょっとドロドロとした雰囲気の内容を詰め込んだ作り方に方向転換したんでしょうか。予告のかごめ達の温泉シーンといい、なんかるーみっくマニア(オタク?)の男性視聴者向け梃子入れのつもりなのかと勘ぐりたくなります…。あの祝言シーンなんて、毒に喘ぐかごめの表情とか、モロ男性向けっぽい。ちょっと気持ち悪かった。(--;)

ところで〜〜霧骨がかごめに目を付けるシーンが、原作の頃からちょっと不満でした。だって個人的には珊瑚の方が美人じゃないかと。なんでプロポーション抜群の珊瑚があんな色っぽいポーズで気を失ってるのに、その気にならないのかすごく不思議でした。(笑)
戦国時代の人間である霧骨から見たら、髪はバサバサ、脚丸見えの服装をしているかごめは、ひょっとして遊女か何かに見えてたんじゃないでしょうか。きちんとしたまともな家庭の女性ではなく、自分達外道に似つかわしい類の女に見えてた可能性大。そんな女にまで拒まれたと思ったら、確かに霧骨さん泣けてくるでしょうな…。

 
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